KAWSとDCコミックと女性アーティスト – 夏の六本木ヒルズ

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2021年夏の森美術館と展覧会

パンデミックが長引きインバウンド客が激減している六本木ヒルズ。2021年の夏休みはオリンピックと合わせて日本中からお客さんが来るハズだったのですが。

でも4月にリニューアルオープンした森美術館、展望台の東京シティビュー、それと森アーツセンターギャラリーでは、それぞれ分野の異なる展覧会を開催しています。

▲村上隆の「お花の親子」も2021年9月26日まで展示期間が延長になっていますし、映画館も再開しています。

そして展覧会が3つですから、夏休みの手頃なツアー先にぴったりですね

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各会場への行き方

東京シティビュー森美術館森アーツセンターギャラリーも六本木ヒルズ森タワーの52Fです。

事前予約して指定日時に森タワー3階のチケットセンターで入館券に引き換えます。
チケットセンターへは大屋根広場近く、六本木ヒルズインフォメーションセンターの正面にある階段とエレベーターを使います。いつも係員の人が立っていますし、週末は階段まで行列が出来ているのですぐに分かります。

森アーツセンターギャラリー以外は窓口で当日分も販売していますから急に見たくなった場合でも大丈夫です。ただ人気のある展覧会が3つ同時に開催されているので、事前予約ができるならその方が安心です。

DC展 スーパーヒーローの誕生

六本木ヒルズ森タワーの展望台「東京シティビュー」ではアメコミを代表する「DCコミック」の総合展「DC展 スーパーヒーローの誕生」を開催しています。

▲DCのキャラクターで最も有名なのがスーパーマンでしょう。

▲もう一つがバットマン。そのダークな世界観がクリエイターを惹きつけるのか、ティム・バートンやクリストファー・ノーランといった当代一の映画監督たちがリアリスティックな映画を撮っています。

この展覧会でも映画版の方が大きく取り上げられています。

▲会場に入って真正面に置かれているのが実物大のバットモービル。

▲実物大だけに細部に至るまで本物らしさを追求しています。

▲映画「ダークナイト」に登場する ”バットパッド”。バイクですね。

ゴッサムシティの夜景と合わせて記念撮影スポットになりそうです。

▲ティム・バートン版のバットマンに登場するジョーカー。ジャック・ニコルソンが演じた悪役です。

▲これもティム・バートン版での悪役ペンギン。ダニー・デヴィートが演じていました。

▲女性キャラクターもいます。これはワンダーウーマン。

▲ヒーローとしていいのか微妙なキャットウーマン。このスーツは映画でミシェル・ファイファーが着ていたそのものだそうです。

▲スーサイド・スクワッドのハーレイ・クインもいましたよ。

▲このような世界に没入すると危険なので、会場へは銃等の持ち込み禁止、武器等持込禁止、長尺物持込禁止になっています。

会期 : 2021年6月25日(金) – 9月5日(日)
会場 : 東京シティビュー (六本木ヒルズ 森タワー展望台)
開館時間 : 10:00 – 20:00 (最終入館 19:00)
料金(オンライン予約) : 一般2,100円、高校大学1,500円 (土日祝は200円増し)

日時指定の事前予約制です。

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KAWS TOKYO FIRST

ニュージャージー出身でブルックリンを拠点にしているアーティストKAWS(カウズ)の日本国内初の大型展覧会です。

ただ会場内は未取材です。その代わり、開幕前から稼働していたARアプリについて紹介します。

▲ARアプリで現実の風景の中にこのようにキャラのCOMPANIONが現れます。

COMPANIONが現れるのは六本木ヒルズ内の3ヶ所。その場所とARアプリの利用方法を解説します。

▲1か所目はここ。けやき坂の上にかかるブリッジの中央付近です。

▲丸いシールの上に立ってARアプリを操作します。立つ位置はあまり厳密でなくても構いません。

▲このような感じでARアプリ内からは見えます。この様子は画像や動画で保存することができますよ。

▲スマホを持って移動すればいろいろな角度から見ることもできます。

このブリッジは東京タワーを見られるスポットとして有名ですね。

▲逆にCOMPANIONの後ろ姿を見ることも。

▲もう1か所、ここはけやき坂イーストコート。

けやき坂のジョルジオ・アルマーニの裏側、駐輪場や喫煙所がある付近です。

▲このスポットに現れるのは宇宙服姿のCOMPANION。

ここからは森タワーやレジデンス棟をバックにすることができます。

▲周囲を回っていろんな角度から見ることができます。

▲金属風のテクスチャーには周囲の風景が写り込んだかのように張り付けられています。でもさすがにリアルタイムではありません。

▲もう1ヶ所は会場内の「Five Suspects」の台座辺りにあるようです。

KAWS FIRST TOKYO

会期 : 2021年7月16日(金) – 10月11日(月)  – 8月5日(木)は休館
会場 : 森アーツセンターギャラリー
開館時間 : 10:00 – 20:00 (最終入館 19:00)
料金 : 一般2,500円、高校大学2,000円 (土日祝は300円増し)

日時指定の事前予約制です。

ARアプリ Acute Artの利用方法

iPhoneの場合で説明します。

▲ストアで Acute Artを検索して見つけます。iPhoneでこの記事を読んでいる人はこのリンクからどうぞ。

▲アプリを開くとAR体験の一覧が表示されるので「KAWS TOKYO FIRST」とタップします。

▲COMPANIONを見られるのは3ヶ所。ARスポットに移動して該当するAR体験をタップします。するとカメラモードになるので周囲の見回しているとCOMPANIONが画面内に現れるはずです。



アナザーエナジー展@森美術館

2021年4月22日から2022年1月16日まで開催されているのが「アナザーエナジー展
(何度目かの会期延長です)

副題に ”挑戦しつづける力 – 世界の女性アーティスト16人” とあるように、今現役で活動している世界14カ国の女性アーティスト16人を集めた展覧会です。

選んだ基準は ”50年以上活動している” ですから、ほとんどみんな60年代から活動しているアーティストたち。まさに 挑戦しつづけたアーティストたちです。

詳細については以前の記事をどうぞ。

▲この展覧会のキービジュアルに採用されているスイスのアーティスト「ミリアム・カーン」の作品。

▲これは宮本和子。

この作品の複雑さ、繊細さ、素晴らしさは写真では伝わりにくいのでぜひ会場に足を運んでみてください。

▲これは三島喜美代。テレビで特集されたり今話題のアーティストで

16人の女性アーティスト、しかも長期間活動し続けてきたアーティストいうことでバリエーションもあり飽きることのない展覧会です。

若い人にぜひ観てもらいたいということか、子どもと学生は500円の均一料金になっています。

ちなみに写真撮影はNG表示がある一部の作品(映像作品)を除けば基本的にOKです

Another Energy展:挑戦しつづける力 – 世界の女性アーティスト16人

会期 : 2021年4月22日(木) – 2022年1月16日(日)
会場 : 森美術館
開館時間 : 10:00 – 20:00 (最終入館 19:00)
料金 (オンライン予約) : 一般1,800円(土日祝は2,000円)、高校大学子ども 500円

日時指定の事前予約制です。

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