麻布の桜その1、その2、その3、その4に続いてご紹介するお花見ポイントは麻布エリアで最もメジャーな六本木の桜です。
六本木ヒルズの桜 毛利庭園
六本木ヒルズの桜と言えばまず思い浮かぶのは毛利庭園の桜でしょう。
毛利庭園はそこが六本木のど真ん中とは思えない緑豊かな公園です。中央の池を囲むように桜があり昼も夜も美しい桜を楽しむことができます。
中央に見える金のハートはジャン・ミシェル・オトニエルの「kin no kokoro」というアート作品です。
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夜の毛利庭園
六本木ヒルズは商業施設なので、夜の演出も忘れていません。夜はライトアップされた水辺の桜が幻想的な美しさを見せてくれます。
アート作品越しの夜桜に華を添えてくれるのは、ライトアップされた東京タワーです。
こんな競演が見られるのも都会ならではですね。
今年2018年は週末が見頃だったということもあり、日曜は午前中からたくさんの人がお花見に訪れていました。
平日よく行く私にとってはあまりの人の多さにちょっと驚いてしまいました。
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六本木ヒルズ さくら坂
六本木ヒルズには実はもう1つ桜スポットがあります。その名もさくら坂。
毛利庭園が人で大賑わいでもこちらは案外人が少なかったりしてお花見スポットの穴場なのです。
旧テレビ朝日通りからけやき坂を下り最初の信号を右に入ると「さくら坂」です。
ここは道の両側に桜が植えてあるので綺麗な桜トンネルになっています。
けやき坂はイルミネーションで有名なので、いつでも人通りは多いのですが、けやき坂と平行に走っているもののさくら坂は人も車も少なくてのんびりお花見散歩ができる坂道です。
毛利庭園は主に観光客が多く、さくら坂は地元の人が多い場所です。
夜のさくら坂
さくら坂も夜になればライトアップされて、昼とは違う顔を見せてくれます。
ライトアップ期間
六本木ヒルズ桜のライトアップは、毛利庭園は17:30〜23:00、さくら坂は17:30〜22:30、4月中旬頃まで行われています。(*ライトアップ期間は桜の開花状況により変動あり)
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東京ミッドタウンの桜
六本木ヒルズのお花見に続いて東京ミッドタウンへ足を伸ばす人も多いでしょう。六本木ヒルズの次はミッドタウンの桜スポットのご紹介です。
ミッドタウンはさくら通りと言われるガレリアと21_21design sightの間の車道沿いにたくさんの桜が咲いています。両脇に桜があるので美しい桜トンネルですが、車道なので徒歩でトンネルをくぐる事はできません。
しかし、この桜トンネルを上から撮影できる場所があり、ここはインスタ映えな写真が撮れるので毎シーズン撮影する人達で大混雑します。
場所はガレリアから21_21へ向かうペデストリアンデッキの上でガーデンアーチと名付けられています。
また、さくら通りに面したレストランは桜の季節は大人気で、大賑わいです。
特にさくら通りに面していて、ちょうど桜と同じレベルにテラス席のあるPizzeria Trattoria Napuleは大人気で順番待ちの大行列ができるほどです。
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向こうに見える高層ビルは「パークコート赤坂檜町ザ タワー」というマンション。
外装を監修したのはあの隈研吾。たしかにらしい外見ですね。
夜のライトアップ
東京ミッドタウンも夜のライトアップをしています。
3/15〜4/15まで17:00〜23:00
※17時~30分ごと(毎時0分・30分)に約1分間のスペシャル演出があります。
港区立檜町公園
ミッドタウンのミッドパークからそのまま続く檜町公園にも桜があります。
こちらは芝生の多い公園なので、地元の外国人の家族が犬と一緒にピクニックなんて光景がよく見られます。
ですからこの公園は桜の季節だけでなく、地元の人の大切な憩いの場所なのです。
地元の人に愛される家族向けのお花見スポットです。
国立新美術館の桜
正確に言うと国立新美術館と政策研究大学院大学の 間の植栽スペースにたくさんの桜の木があります。
敷地としては大学院大学の敷地と言うことになるのでしょうか。桜の季節は美術展ではなく桜をみに来る人も多いようです。かく言う私も今回は展覧会は後回しでした。
国立新美術館側からは桜とともに六本木ヒルズが見えます。
桜の季節は解放しているので政策研究大学院大学側からも桜を見ることができます。
こちらからだと黒川紀章の遺作国立新美術館をバックに桜を見ることができます。美術館の美しい曲線と桜のはなが綺麗にコラボレーションしています。
”政策研究大学院大学” とは聞き慣れない名前ですが、ここは国家を発展させるにはどんな政策(規制とか税制とか)を取れば社会や経済がどう変わるかということを研究する大学院です。例えば明治維新後の日本が取った政策により日本がどう近代化したかといったことを研究しています。今の日本にとっても大切な学問ですが発展途上国から見れば非常に参考になる学問なので、海外からの留学生が非常に多い大学院大学です。
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六本木西公園
六本木桜スポットの1番の穴場は六本木西公園ではないでしょうか。
六本木ヒルズと東京ミッドタウンのちょうど真ん中に位置する区立公園です。
以前は夜になると木々に覆われて暗くて怖い公園でしたが、2年前にリニューアルされてすっかり見通しがよくなりました。
昨年の六本木アートナイトでも会場として使用されたのが記憶に新しいところです。
六本木ヒルズも東京ミッドタウンもお花見観光客で大混雑の週末でも人影なくのんびり桜を堪能できます。リニューアルされたので、ベンチなどもまだまだ新しく、近所でコーヒーでも買ってベンチに座って都会の桜を愛でるのもいいかもしれません。
六本木の桜まとめ
六本木ヒルズは毛利庭園が観光客が多く混みます。
さくら坂は毛利庭園に比べれば人は少なめ。
東京ミッドタウンはさくら通りは観光客が多く混みますが、檜町公園の方がゆっくりできます。週末に行くならどちらも午前中が狙い目。
でも六本木の1番のお花見穴場スポットは区立六本木西公園の桜ですね。地元っぽくここでお花見をしてみませんか。