行動制限もマスクも関係ない2023年のゴールデンウィーク。海外へもほぼ自由に行き来できるようになりました。でもGW期間は日本発着の便はどれも割高で予約もいっぱい。パンデミック中に働き方が大きく変わった今、あえてGWに海外へ行く必要もないですしね。
でも気分だけでも海外。そこで東京都心で海外の料理を味わえるところを特集してみました。
フレンチ、イタリアン、中華、ハンバーガー(アメリカ)、タイやインドといったメジャーどころではなく、ちょっとエスニックな異国情緒を感じられる料理です。
方面別にまとめてみましたが、その国出身のシェフが腕を振るうところもあれば、日本人が調理しているところもあります。
なお、各店の定休日、営業時間は取材時のものです。その後変更になっている場合もあります。
北アフリカ・中近東・西アジア
いわゆるEMEA(Europe/Middle East/Africa)からEuropeを抜いた国々です。
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Aladdin : ペルシャ料理
かつて六本木ヒルズの向かいにあった「Aladdin(アラディン)」ですが今は広尾に移転しています。
20年以上にわたって六本木で本格的なペルシャ料理を提供している老舗です。六本木時代はビュッフェスタイルのランチが人気でしたが広尾の店舗は以前より狭いので、今は普通にプレートでの提供になっています。
煮込んだ鶏もも肉とバーベリー入りライスで、サフランライスにバーベリー(ゼレシュク)が効いています。
右上が「シチュー」。この日はラム肉と豆のトマトシチューでした。イエロービーンズがたっぷりのトマトシチューですがフライドポテトが乗っているのがポイントです。
それとフムス(ひよこ豆のペースト)。ずっと変わらないアラジンのフムスです。
またディナータイムは意外と混むこともあるので食べログで予約しておくのが確実です。
スタッフは民族的には全員が外国の方のようですが日本語で会話して大丈夫です。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 広尾 5-14-14 広尾駅 火曜日 11:30 – 15:00(ランチ)、17:00 – 22:00 (ディナー) |
Aladdin(アラディン)の詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
ビブロス : レバノン料理
レバノン人のシェフが腕を振るう本物のレバノン料理が金杉橋(浜松町)の「ビブロス」。
2021年5月にオープンしてイートインの営業を始めたのが2022年2月という新しいレストランですが、その本格ぶりもあって遠くから食べに来るお客さんも多いようです。また中近東・アラブ系らしいお客さんを多く見かけることからも本場の味に近いのだと思います。
▲「ムジャッダラ(Mujaddara)」。中東、東地中海地方でよく見かける料理ですね。
オニオンとラム肉のソースの中にレンズ豆を炊き込んだライスを盛り付けた豪快な料理です。適度に甘辛いソースがめちゃくちゃ美味しいです。
またレバノンは東地中海だからヨーロッパとも馴染みが深く、中東エリアでアラブの影響も濃い暑い国。ということで甘い甘いスイーツも楽しめます。
これは何? と質問しまくる豊富なメニューでとにかくレバノンを堪能できます。
昔はカルロス・ゴーン夫人の経営する代官山のレバノンレストランが一部で有名でしたが、それ以来久しぶりに登場した本格レバノン料理の「ビブロス」です。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 芝 1-7-1 大門駅、浜松町駅 月曜日 11:00 – 22:30 |
ビブロスの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
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ゼノビア と ゼノビアカフェ : シリア料理
数年前、ちょうどシリア内戦にロシアが介入して事態が悪化した頃に広尾の商店街にオープンしたのがシリア料理の「ゼノビア」です。
その後麻布十番に系列の「ゼノビアカフェ」もオープンさせるなど順調に人気を上げています。
日本人に分かりやすいよう ”アラビア料理” と名乗っていますが、シリア人シェフが調理するシリア料理をメインにしたレストランです。
▲シリア料理といっても基本的には中近東諸国でよく見かける料理のバリエーションです。
写真は1日10食限定の「アラビアンランチプレート」。
左から”マッザ” というペースト料理がフムスを筆頭に3種類とオリーブのサラダ(これ美味しいです!)、ファラフェル、コッバ(ひき肉とナッツのコロッケ。黒いの)、サンブーサ(チーズが入った春巻き。三角形の)とシャワルマ(チキンサンド。手前の)。
こういうのが好きな人にはたまらないでしょうね。何皿でもお代りしたくなるほどです。
ナンはパンパンに膨れたアラビア風のものが出てきます。
中東料理のまさに保守本流なシリア料理が味わえるゼノビアです。ディナーには予約がおすすめ。ホットペッパーグルメで予約できます。
▲麻布十番の「ゼノビアカフェ」では本格的なアラビアコーヒーや水タバコ(シーシャ)を楽しめます。
また広尾のゼノビアのようなシリア料理もあるのでお好みでどうぞ。
店名 住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
ゼノビア 渋谷区 広尾 5-2-25 広尾駅 なし 11:30 – 14:30、17:00 – 23:00 |
店名 住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
ゼノビアカフェ 港区 麻布十番 2-1-11 麻布十番駅 なし 11:30 – 28:00 |
ゼノビアとゼノビアカフェの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
マルメロ : モロッコ料理
南青山のモロッカンダイニングが「マルメロ」。
日本人がやっているのですが中身は本物のモロッコ料理です。
しかも料理だけでなく外観も内装もモロッコ/北アフリカ風です。
▲写真の上がファラフェルサンドプレート、下がタジンのモロッカンプレートです。
タジンとは野菜と肉がたっぷり煮込まれたスパイシーな鍋料理。ターメリックライスや”ブリワット” というひき肉が入った春巻きみたいな料理と一緒にいただきます。
モロッコ料理というと今ひとつ馴染みが薄いですが、モロッコにはCS&Nの歌にもなったマラケシュとかバロウズやケルアックなどビートニクスたちがが愛したタンジールがありますね。そしてモロッコの音楽を愛したブライアン・ジョーンズなどを思い起こしながらのモロッコ料理、いいですね。
18時からのディナーは予約制になっていて、ホットペッパーグルメで予約可能です。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 南青山 2-10-11 青山一丁目駅、外苑前駅 日曜、月曜 ランチ 11:30 – 14:00 (土曜は12:00から)、 18:00 – (モロッコBar 木金土のみ) |
マルメロの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
イスラエル
イスラエルは地理的には中近東ですけどサッカーはUEFA欧州サッカー連盟所属ですし、一緒にすると嫌がる国もありそうなので別項目にしました。
Ta-im : イスラエル料理
東京を代表するイスラエル料理が「Ta-im(タイーム)」です。
オーナーでシェフがイスラエルから来たダンさん。魚藍坂下の老舗イスラエル料理店「デビッド・デリ」から独立した方だそうです。
奥さんとそれ以外のスタッフは日本人です。
▲ピタ、フムス、サラダ、ポテトそれにファラフェルにスープが付いた「ファラフェルプレート」。
ファラフェルの美味しさはTa-imかピタ・ザ・グレートがピカイチです。どちらも広尾のナショナル麻布や東麻布の日進デリカテッセンで購入できます。
本物っぽさはその客層と混み具合をみれば明らかで、狭い店内ですがいつも多くの外国のお客さんで混み合っています。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 恵比寿 1-29-16 広尾駅、恵比寿駅 水曜日 11:30 – 15:00 (月〜土)、17:30 – 21:00 |
Ta-imの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
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David’s Deli : ユダヤ料理
三田の魚らん坂にあるこの手のレストランとしては老舗なのが「David’s Deli(デヴィッド・デリ)」」です。
ここはイスラエル料理というより広い意味での ”ユダヤ料理” です。戦後アメリカに移住した東欧系ユダヤ人がニューヨークで開いたレストランという雰囲気ですね。
ですからゴリゴリの東地中海/イスラエルという料理じゃなくてもっと西洋的な上品な料理になっています。
▲写真上側の3品が「チキンシュニッツェル」。チキンカツレツですね。
下の3皿はファラフェルランチ。ファラフェルをメインにフムスとピタが付きます。
またイスラエル直送のスイーツなどもあってイートインやテイクアウトすることできます。
ユダヤ/イスラエル料理が好きな人には本場感を味わえる貴重なレストランですが、日本の普通のレストランのような雰囲気もあって初めての人にも敷居が高くないので良いと思います。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 三田 5-13-13 白金高輪駅 なし 11:00 – 22:00 |
David’s Deliの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
ファラフェル・ブラザース : イスラエル料理
Ta-imやDavid’s Deliと違って「ファラフェル・ブラザース」は日本人のイスラエル料理。
別に日本人向けに味を変えているわけではなく、本格的なファラフェルがいただけます。
ちゃんとピタ・ザ・グレートやTa-imのファラフェルをベンチマークにしている(とこっそり言っていました)ようです。
▲六本木の最初の店舗からすぐ隣に「ファラフェルブラザーズ・六本木コーナー」として移転しています。以前より広く店内でゆっくり食べることができるようになっています。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 六本木 5-1-10 六本木駅 なし 8:30 – 21:00 (月〜木)、8:30 – 22:30 (金土)、9:30 – 21:00 (日) |
ファラフェル・ブラザースの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
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北・中南米
ブラジル料理は抜いてあります。
カフェ・ラヴィーダ : キューバ料理
アメリカによる経済制裁が続くキューバというと野球、サルサそしてチェ・ゲバラなどはすぐ思い浮かびますが、なかなか ”キューバ料理” のイメージは湧きません。なんかカリブ料理のバリエーションかなぁと思っても具体的に思い浮かぶ人は少ないんじゃないでしょうか。
でもキューバ料理は実は日本人の口に合うのです。そんなキューバ料理を味わえるのが広尾の「Cafe la Vida(カフェ・ラヴィーダ)」。
夜はキューバ音楽のライブを行うライブハウスでもあるのですが昼間はカフェとしてキューバ料理のメニューがいただけます。
黒豆の炊き込みご飯とキューバ風ローストポークです。これはパプリカと玉ねぎが乗ったローストポークで、箸で切れてしまうくらい柔らかくてすごく美味しいのです
赤飯のように見えるこの炊き込みご飯も美味しい。赤飯のようにもち米ではなくタイ米のような長いお米です。
炊き込みご飯といってもパエリアみたいな感じででもありガーリックの効いたピラフのような味です。
なお写真には写っていませんがキューバ風肉と野菜のスープという激ウマなスープも付いてきます。
シェフも兼ねる店長はキューバ出身の方なので味はキューバ現地とほぼ同じ。コロナがなくてもなかなか訪問できないキューバの味を雰囲気を楽しめる貴重なレストランです。
広尾の商店街沿いで、お店のある地下へ続く階段にはコンパイ・セグンドらブエナビスタ・ソシアル・クラブのメンバーの似顔絵が出迎えてくれて否が応にもテンションが上ります。
夜のライブタイムにキューバ音楽とキューバ料理を一緒に楽しむのも良さそうです。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 広尾 5-2-26 広尾駅 月曜日 11:30 – 14:30、17:30 – 23:00 |
Cafe la Vidaの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
ラ・ホイヤ : メキシコ料理
広尾で30年以上にわたって本場のメキシコ料理を提供し続けている老舗メキシカンが「ラ・ホイヤ(La Jolla) 」。
一時は移転だなんだかんだで休業していましたが結局以前と同じ場所で営業を再開しています。
▲ランチメニューのエンチラーダ。
コーントルティーヤとライスとフリホーレス。正義の三銃士です。
よくあるメキシコ料理を日本人向けにアレンジしたものではなく、カリフォルニア風Cal-Texなメキシコ料理から、メキシコ人街の食堂で食べるような本物のメキシコ料理までヴァリエーション豊富なメキシコ料理です。
もまた店内の内装は完全にメキシコ風ですし、メキシコの伝統文化とも言える壁画もあります。
実はメキシコはメキシコ・ルネサンス(メキシコ壁画運動)発祥の地。壁画をパブリックアートとして制作する伝統があるんですね。
岡本太郎なんかモロに影響を受けてそれが渋谷駅の壁画などに繋がったり、さらに後世のグラフィティアートへも繋がったりしているのです。そんなことも考えならブリトーやエンチラーダにかぶりつきたいです。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 広尾 5-16-3 広尾駅 火曜日 11:30 – 15:30、17:00 − 22:00 (金土は11:30から21:00まで通し営業) |
ラ・ホイヤ(La Jolla)の詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
フリホーレス : テックスメックス
麻布十番に本店をおくブリトーの専門店「フリホーレス(frijoles) 」。
ブリトーはメキシコ料理にもありますけどアメリカでTex-Mex(テックスメックス)な料理となって日本に紹介されたような気がします。
▲フリホーレスのブリトーはグルメブリトー。アメリカ人がファーストフード的にランチすることもできるボリューム満点のものです。
麻布十番の本店の他に、ピラミデビルに六本木店が、代官山にも店舗があるので気軽にテックスメックス流竜ブリトーを味わえます。
ブリトーをカスタムしてオーダーするので最初は注文の仕方に迷いますが、今はサイネージを使って分かりやすく注文できるようになっています。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 麻布十番 2-3-5 麻布十番駅 なし 11:00 – 21:00 |
フリホーレス(frijoles)の詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
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ヨーロッパ
ヨーロッパにも日本では馴染みが薄いマイナーな料理があります。
タベルナ・ミリュウ : ギリシャ料理
東麻布の今は有名なギリシャ料理店「タベルナ・ミリュウ(Taverna Milieu)」。
ギリシャの日本大使館で公邸料理人を務めたことでギリシャ料理に親しんだオーナーシェフがフレンチレストランから衣替えしてギリシャ料理店としたお店です。
東麻布のギリシャ料理というマイナーな場所のマイナー料理ですが味も雰囲気も本格的です。
▲これは名物の「古代ギリシャチーズケーキ」。
プディングからチーズケーキへの進化途上という趣ですが、でも甘くて濃厚で美味しいケーキです。食事の後のデザートには絶対これ。
またミリュウは孤独のグルメにも登場したことがあるのでそれで知っている人も多いでしょう。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 東麻布 2-23-12 麻布十番駅、赤羽橋駅 日曜、祝日 11:15 – 15:00 (ランチ)、17:30 – 21:00 (ディナー) |
ミリュウの詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
ミンスクの台所 : ベラルーシ料理(閉店)
麻布台から麻布台へ引っ越して今は飯倉の交差点近くで営業しているベラルーシ料理の「ミンスクの台所」。すぐ目の前には駐日ロシア大使館があったりします。
ベラルーシは日本ではかつて”白ロシア”と呼ばれ旧ソ連崩壊後はベラルーシ共和国となった国ですね。今はロシアの戦争に協力しています。
「ミンスクの台所」は日本で唯一というベラルーシ料理を提供するレストランだったのですが、諸々の事情もあって閉店しました。本当に残念です。
▲これは「キエフ風チキンカツレツ」。今は「キーウ風チキンカツレツ」と書くべきかもしれませんが。
これ実はウクライナ料理です。もっと言うとボルシチもウクライナ料理ですね。
ミンスクの台所はベラルーシ料理だけでなくウクライナ料理やロシア料理もあるのです。
今こうした旧ソ連諸国の料理を食べられるのはここ「ミンスクの台所」くらいだったですが、2022年5月で閉店しました。
住所 最寄駅 定休日 |
港区 麻布台 1-9-14 神谷町駅、六本木一丁目駅 閉店しました |
ミンスクの台所の詳しい情報はこちらの記事をどうぞ。
イッタラカフェ : フィンランド料理(カフェは閉店)
表参道のiittala/イッタラ表参道ストア&カフェはフィンランドのイッタラ社のストアですが、ここには世界で初めてとなるイッタラのカフェが併設されていました。
イッタラはフィンランドのガラス工房からスタートした今や世界的なスカンジナビアデザインの会社で、そのカフェですから店内の家具や食器はもちろんスカンジナビアデザイン。そして料理も本場フィンランドの味を堪能することができます。
▲これはフィンランドを代表するメニュー。
右の黄色いお皿がフィンランド東部カレリア地方の伝統のパイ「カレリアパイ」です。
その下が「ラスキアイスプッラ」。生クリームとジャムが入っています。
左は「シナモンロール」です。
カレリアパイはエッグバターとライスプティングがライ麦の生地に乗っている珍しいパイです。
スウェーデン料理はIKEAのおかげで日本でもお馴染みになっていますが、まだフィンランド料理は珍しいですね。
店内の内装は国立競技場などの設計で有名な隈研吾氏。
イッタラのストアと合わせ、表参道で遠いフィンランドに浸ってみたいですね。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 神宮前 5-46-7 表参道駅 なし 11:00 – 20:00 |
イッタラカフェの詳細についてはこちらの記事もどうぞ。
サンジャン・ピエドポー : バスク料理
一般的にはあまり馴染みのないスペイン/フランスのバスク地方ですが、ビルバオ・グッゲンハイム美術館の開館以降はバスク料理を筆頭にこの地方の文化への関心が日本でも高まっています。
本来なら西麻布のENEKO(エネコ)あたりをまずは紹介したいところですがちょっと予算的に合わないのでまずは渋谷のバスク料理「サンジャン・ピエドポー」。
シェフは日本人ですが実際にバスクで修行をした方のようです。
▲これはランチの「鮮魚のパエリア」。
ライスと魚介。海と山の幸がどちらも美味しいのがバスク料理の醍醐味ですね。
今のバスク地方で最大の名所はビルバオでしょうか。またビルバオ・グッゲンハイムを訪れる機会があったらバスク料理を食べまくりたいですね。
今は東京でビルバオに思いを馳せながらバスク料理を食べます。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 東 1-27-5 渋谷駅 日曜日 11:45 – 14:00 (ランチ)、18:00 – 24:00 (ディナー) |
サンジャン・ピエドポーの詳細についてはこちらの記事もどうぞ。
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多国籍料理
国でカテゴライズできない料理をまとめてみました。
World Breakfast Allday
“朝ごはんを通して世界を知る” を目指したキラー通りのカフェレストラン「World Breakfast Allday」。
世界の土地の人が毎日食べる朝食は、その素材や調理法など土地の文化を色濃く反映したもの。その朝食を知れば世界も知ることができるというコンセプトで2013年にオープンしたカフェレストランです。
”Breakfast” という店名で ”世界の朝ごはん専門店” と紹介されるので、午前中しか営業していないのかと誤解されることもあるようです。でも実際は夜まで営業していて、朝ごはんのオーダーも時間に関係なくOKです。
▲World Breakfast Alldayでは定番の朝ごはんが何種類(たいてい3種類)か用意されていて、そこに月替り(実際は2ヶ月毎)で特集が組まれるパターンです。写真は2022年初頭の月替りメニュー「ポーランドの朝食」。
ポーランドの朝食というとスパイシーなものかイディッシュ料理をイメージしますが、予想とはまったく違ってスッキリしたヘルシーな朝食でした。
リンゴが入ったパンケーキ、すりおろしたジャガイモも焼いたパンケーキがメインで、白チーズにスクランブルエッグにソーセージ。しかもチーズやスクランブルエッグには野菜が入っていてとってもヘルシー。これは意外でした。
最近のWorld Breakfast Alldayは平日は午前中が行列、週末は終日行列というようにいつも混んでいます。並ばず確実に食べたいなら食べログで予約することをおすすめします。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
渋谷区 神宮前 3-1-23 外苑前駅 不定 7:30 – 20:00 |
World Breakfast Alldayの詳細についてはこちらの記事もどうぞ。
また、姉妹店として世界のパンが食べられる「PADARIA(パダリア)」が恵比寿にオープンしています。
CICADA : 環地中海料理
南青山の古い建物をリノベした、趣のある雰囲気の環地中海料理のレストランが「CICADA(シカダ)」。同系列のcrisscrossやbreadworksと一緒のリゾート風な空間は週末ともなると大混雑になります。
このCICADAはもともとは南麻布(広尾)の地中海通り沿いにあって、その環地中海料理目当てな近隣の外国人でいつも満席な人気店でした。
▲これは「カダイフで巻いたクルミとアーモンドの ”バクラバ”、ヴァニラ・ジェラート」。
トルコのお菓子バクラバをこれもトルコのお菓子カダイフで巻いたものです。そしてお菓子がトルコなのでドリンクは地中海の反対側モロッコ風のミントティーを合わせてみました。
これはカフェタイムのスイーツメニューですが、もう十分に環地中海ですね。
ランチやディナーも東地中海から北アフリカそして南欧とまさに地中海を取り巻く地域のメニューが勢揃いしています。
ただいつも混み合う人気店ですから食べログで予約しておくのが確実です。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 南青山 5-7-28 表参道 無休 11:30 – 23:00 (土日祝は11:00から) |
CICADA(シカダ)の詳細についてはこちらの記事もどうぞ。
海外に簡単には行けない今、ゴールデンウィークなど休日に料理で各国巡りをするのも楽しいと思います。