表参道の歴史で良心とも言える老舗書店「山陽堂書店」とその3階「山陽堂珈琲」。

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山陽堂珈琲 (山陽堂書店3階喫茶)

表参道の交差点に建つ老舗書店「山陽堂書店」。明治中期の1891年創業ということですから120年以上にわたり青山や表参道の地元書店として親しまれてきました。

▲見ての通りの小ぢんまりとしたビル。よくある駅前の個人経営の書店のようですし、実際そうなのですが、書店の中に足を踏み入れると他のこうした書店を一線を画していることが分かります。

1階と中二階が書店エリア。ただし普通の駅前書店ならかなりのエリアを占めるコミック売り場はありません。置かれている雑誌も厳選されていますし、書籍だって自己啓発のビジネス書みたいなものは置かれていません。ハイブロウな本のセレクトショップだと捉えるのが良さそうです。

そして2階はギャラリー。最近だと養老孟司の写真展とか安西水丸の版画展が開催されていて、ちょっと街の書店のギャラリーというレベルを超えています。こうしたところはさすが表参道という感じですね。

さらに3階には「山陽堂珈琲」という喫茶店があって、表参道の伝説の珈琲店「大坊珈琲」インスパイアなコーヒーが飲めたりします。
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山陽堂珈琲

このところ3階の喫茶店は「山陽堂珈琲」と「HiFi Cafe(吉川珈琲)」の2部体制で営業しています。

木金土が本来の山陽堂珈琲、水曜日がHiFi Cafe という編成ですが、不定期で休みが入ったり営業日が変わったりするので、コーヒー目当てに山陽堂に行くときは事前にTwitterの @sanyodobookで営業日と時間を確認してください。

▲2022年夏、HiFi Cafeのメニューで「アイス珈琲ティー」。

京都からHiFi Cafeが出張してくる日しか飲めない貴重なドリンクです。

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▲ビル自体が縦に細長くエレベターもないので階段を使って3階まで上がります。

キッチンとその前のカウンター席、それと窓際のカウンター席の小さなスペース。

片隅には和田誠のイラストが入ったオリジナルマグカップなども販売されています。

▲これは窓際の席から外を見たところ。

真下を青山通りが走り、目の前は表参道の交差点。

平日も週末も関係なく忙しない青山通りを見下ろしながら、美味しいコーヒーをゆっくり飲めるという非常に貴重な場所です。あまり人に教えず大人たちでこっそり共有しあいたいです。

山陽堂書店ギャラリー

2階は前にも書いたようにギャラリースペースになっています。

ギャラリーで展覧会やセミナーが開催されている時は別ですが、空いている時は喫茶エリアとして利用することができます。

▲片隅の椅子とテーブル。

これ以外にもベンチが置かれています。

ギャラリーでの展覧会時はさすがに写真撮影も禁止です。

また喫茶エリアでも他のお客さんが写り込むのはNG。書店エリアは言うまでもなく撮影NGです。

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メニューとHiFi Cafe(吉川珈琲)

メニューは山陽堂珈琲の日とHiFi Cafeの日で変わります。

▲これは山陽堂珈琲のメニュー。

季節のゼリー、それとアルコールもあります。

 

▲こちらはHiFi Cafe(吉川珈琲)のメニュー。

京都からの出張営業なので種類はどうしても少なくなりますね。

この日は「アイス珈琲ティー」でしたが、ホットコーヒーもどうぞ。大坊珈琲インスパイアなコーヒーなのだそうです。

ブルーボトルなどサードウェーブ系コーヒーに大きな影響を与えた「大坊珈琲」が閉店してもうじき10年。インスパイアな喫茶店は「草枕」などいくつかありますが、大坊珈琲のかつての店舗を見下ろしながら飲めるのはここ山陽堂珈琲だけです。

山陽堂書店

ギャラリーがあってカフェもある街の書店「山陽堂書店」はその建物も表参道の街のランドマークです。

▲とにかく有名な谷内六郎の壁画。

今の壁画は二代目の「傘の穴は一番星」という絵です。

この場所を通って通勤していた当時の新潮社社長が、週刊新潮の表紙を描いた谷内六郎の絵をここに飾って広告にしようと考えてオファーしたようです。

▲いつも谷内六郎の壁画というわけではなく、表参道交差点の一等地だけに広告掲載の依頼も多いみたいです。

これは近所のLOEWEの広告ですね。やはり近所のアップルの広告の時もありますし、ここの広告を見るのも楽しみです。

10年以上前だと思いますが、屋上から自動車のミニがぶら下がっていた時は本当にビックリしました。

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山陽堂書店・珈琲の場所とアクセス

そんな山陽堂書店・珈琲の場所は表参道交差点の角です。

駅から徒歩10秒。

▲表参道駅のA3出口を出れば交番の先にすぐ谷内六郎の壁画が見えてきます。

B4から出てこの壁画をじっくり見ながらアプローチするのもいいですね。B4ならエスカレーターで地上に出られますし。

良質な雑誌や書籍の紹介やセレクション、定期的に開催されるギャラリー展示やセミナー。そして3階には喫茶店と知的な文化の発信地でもある山陽堂書店。誰もが知るような派手さはないですが、その思いはきちんと汲み取って利用していきたいものです。

また京都へ行く機会があったらHiFi Cafeにも訪問して大坊珈琲インスパイアなそのコーヒーをこだわりの空間で味わってみたいです。

山陽堂珈琲 基本情報

店名 山陽堂珈琲
住所 港区北青山 3-5-22
最寄駅 表参道駅
営業日 水曜日〜土曜日 (Twitter)
営業時間 13:00 – 19:00、11:00 – 17:00 (土曜日)

山陽堂書店 基本情報

店名 山陽堂書店
住所 港区北青山 3-5-22
最寄駅 表参道駅
定休日 日曜・祝祭日
営業時間 10:00 – 19:30、11:00 – 17:00 (土曜日)

HiFi Cafe (吉川珈琲) 基本情報

店名 HiFi Cafe (吉川珈琲)
住所 京都市中京区新烏丸通り夷川上る藤木町41-2
最寄駅 京都市役所前駅
定休日 不定
営業時間 12:00 – 19:00くらい
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