今年の桜はどうなのかなぁと思っていたら一気に開花が進み、麻布界隈の桜も一部ではすでに満開です。
ただ3月30〜31日の週末は桜はほぼ満開のはずですけど空模様がちょっと怪しいかもしれません。
寒くなるだけなら開花が長続きするのでそれは歓迎なのですが。
昨年は数回にわたり麻布エリアの穴場お花見スポットを紹介しましたが今年はまとめてもう一度紹介します。
上野公園じゃあるまいし無粋なブルーシートを広げて騒々しいお花見場所ではなくて、静かにゆっくり桜を愛でることができる場所が中心です。
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六本木ヒルズ
静かにゆっくりと言いながら最初は六本木ヒルズです。
まずは毛利庭園。この写真は平日の朝の早い時間ですが、すでにこれだけ観光客が出てきています。
これが週末になれば池の周りは人だらけになります。
週末でなければ満開の桜と六本木ヒルズ森タワーのコントラストを独り占めして楽しんだり、
毛利庭園の人混みを避けたいなら、けやき坂を渡った側の「さくら坂」に行ってみましょう。
「ブリコラージュ」の信号のところからが「さくら坂」です。
このような桜並木が続いているのですが毛利庭園側の混雑とはうって変わった静けさです。
道路の両側が桜なので桜トンネルになっています。
交通量は少ないのですが時々ランボルギーニが空を飛んだりしているのでそれだけは気をつけたいです
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政策研究大学院大学
六本木ヒルズの次はミッドタウンといきたいのですがミッドタウンは混雑が著しいのでパスして国立新美術館へ足を伸ばしてみましょう。
ここは黒川紀章+桜という、アートとサイエンスと自然が楽しめる光景なのです。
以前と比較するとカメラを抱えた人が増えた程度であまり観光客もいなくて楽しめるスポットです。
青山霊園
国立新美術館から星条旗通りを歩いて「かおたん」前から。あるいは乃木坂の方からも青山霊園はすぐです。
さすがにこの季節の週末になると人出は多くなりますが一本通りを入るだけで静かな空間が広がっていたりします。
墓地の中なのでお花見は禁止。ぶらぶら散歩するのにぴったりな場所です。
そのまま外苑前まで抜けるてもいいですし、西麻布側へ戻ってもOK。
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西麻布の桜
西麻布側へ戻ると西麻布の交差点で権八の桜を。
個人的には東京の桜の開花のめどを知るにはこの桜の開花状況を見るのが一番だと思っています。
一番先に満開になるので青山霊園が満開だと権八は散り始めていますが。
西麻布まで来たらもう少しだけ広尾側に足を延ばしてみましょう。
とっておきのスポットがあるのです。
人が少なく桜の密集度が高く、おまけに交通の便もよし!
西麻布の「笄公園(こうがいこうえん)」です。
人が少ないとはいえ、ここで遊ぶ地元の子供達や親御さんが集っていることはあります。でもブルーシート広げるような野暮な人はいません。
ここまで来たら「サワムラ」や「3206」に「キャプテン・クック」といった個性的なお店で休憩するのもいいですね。
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広尾の桜
西麻布まで来てしまったので広尾の桜も。
オススメは日赤医療センターの庭。
女学館の桜を眺めたり、
ガーデンヒルズの桜を眺めたりしながらぶらぶら日赤まで行ってみましょう。
日赤の中庭には誰でも使えるテーブルも用意されているので座ってゆっくり過ごすこともできます。
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有栖川公園の桜
広尾側に行かず南麻布側に抜けてみましょう。
有栖川公園の桜と芝生広場は人が多いので素通りして、中央図書館の先の「愛育クリニック」へ。
昔から有名な桜ですね。
この道を先に進んでいけば旧テレ朝通りで六本木ヒルズに通じます。
中央図書館の「有栖川食堂」で眺望を楽しみながらひと休み。
ここ自体は人通りが少ないのですが両脇が野球のグラウンドとテニスコートなので静かというわけにはいきません。
ここまで来たら元麻布を抜けて麻布十番まで行ってみましょう。
日産のカルロス・ゴーン元会長が住んでいた元麻布ヒルズ周辺も桜が見事です。
ただゆっくり休める場所がありません。
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麻布十番の桜
麻布十番だったら善福寺。
雑式通りから少し入っただけですが地元の人しか来ないスポットです。
桜も楽しいですし善福寺には越路吹雪や福沢諭吉のお墓があったり、最初のアメリカ公使館が置かれた場所だったりで史跡巡りとしても楽しめます。
元麻布ヒルズから暗闇坂を下りて六本木5丁目方面に向かって国際文化会館の庭というのもいいですよ。
この季節であっても「ザ・ガーデン」はあまり混みません。
ここでもう一度ゆっくり体力を回復したら「芝公園」まで足を伸ばすこともできます。
途中の「狸穴公園」や「飯倉公園」などの桜も見ながら芝公園へ、東麻布の隠れ名店をチェックしながら散歩するのも楽しいと思います。