2022年ももうじき最初の3ヶ月が終わります。COVID-19のパンデミックになって3回目の桜の季節です。
長く続くんだろうなぁとは思っていましたがさすがに3回目の春ともなると、これで最後になって欲しいと思います。
麻布ガイドでは毎年麻布・青山エリアの桜の開花状況をレポートしていますが、今年2022年も同様にレポートします。
各エリアの桜スポットについては過去の記事も参考にしてください。
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六本木ヒルズとミッドタウン
このエリアは六本木ヒルズ周辺だと毛利庭園やさくら坂、ミッドタウン周辺ではミッドタウン・ガーデンや檜町公園、そして国立新美術館と桜のスポットだらけです。
六本木らしくライトアップされた夜の桜も見応えがあるし、交通の便も良いし、誰にもおすすめの桜スポットです。
六本木ヒルズ
少し時間が遅くなると平日でも桜目当てのお客さんでいっぱいになります。
▲ジャン=ミシェル・オトニエルの「kin no Kokoro」から見る毛利庭園。桜、桜、桜という景色です。
▲朝の毛利庭園の様子です。
▲同じ六本木ヒルズの「さくら坂」の方も満開です。
▲「ブリコラージュ」のテラスからも満開の桜が堪能できますよ。
▲さくら坂の満開の桜並木を通り抜けるロールス・ロイス。六本木ヒルズらしい光景ですね。
▲もっともロールス・ロイスだけなくフェラーリが走り抜けていったり。
▲ランボルギーニが走っていたり。ほんの10分ほど写真を撮っているだけで超高級車や高級スポーツカーに何台も出会えます。
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東京ミッドタウン
▲こんな時期のミッドタウンガーデンの散歩は気持ちいいんですよね。
▲ミッドタウンは夜になるとライトアップされるのですが、ガーデンアーチ上での花見、写真や動画の撮影は曜日と時間によって規制されるので注意が必要です。
平日の昼間は大丈夫なのですが週末は終日規制が入ります。
▲平日でもミッドタウンが開店する11時までは通行禁止なのが残念です。11時前はガーデンを散策して、11時を過ぎたらもう一度、今度はブリッジの上から眺めるようにしたいです。
新美術館と政策研究大学院大学
ここは新美術館からではなくて、政策研究大学院大学の敷地から新美術館を背景に見るのが良いと思います。
▲東京オリンピックの聖火トーチをデザインしたデザイナーの吉岡徳仁による「ガラスの茶室 光庵」。
▲この展示は2022年の5月30日までです。満開の桜や六本木ヒルズをバックにガラスの茶室を見られるのは今年が最後なので、頑張って満開の時期に訪問したいですね。
▲また西門では「ダミアン・ハースト 桜」展の看板と本物の桜の共演が見られます。本物の桜を観てからダミアン・ハーストの桜を観るか、逆の順番にしようか悩みどころです。
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アークヒルズ
赤坂のアークヒルズ周辺もスペイン坂、霊南坂そして桜坂といった桜スポットが並んでいます。
ここは六本木一丁目駅や溜池山王駅が最寄りなオフィス街の真っ只中です。桜目当てのお客さんもやや少なく、週末は六本木ほど混むこともありません。
▲六本木通りからスペイン大使館へ登る「スペイン坂」の桜。満開です。
▲ここは本当の「桜坂」。満開とまではいきませんが、ほぼ満開です。
この坂を上って右へ向かうのが新桜坂。ずっと桜並木が続きます。
▲途中の「アークガーデン」の桜もほぼ満開。
▲サントリーホールの上から霊南坂教会へ続く桜並木もほぼ満開です。
この感じだと4月1日の週末も大丈夫そうですね。
▲SPROUT Cafeやスペイン大使館裏を通って泉ガーデンへ抜ける 「泉通り」の桜並木。ここも人気のスポットですね。
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西麻布と南青山
青山墓地には開花が早い桜があります。また近くの権八の桜も開花が早いですね。
▲権八の前はこんなに咲いています。ということは、都心の桜は数日後、つまり28日過ぎから見頃になるはずです。
青山霊園
▲青山霊園はお墓なので、いわゆるお花見をすることはできません。でも延々と続く桜のトンネルはこの時期最高のお散歩コースです。
中央通りの桜並木も見頃です。
▲中央通りは西麻布側から青山通り側までずっと桜並木。そして満開です。
ただ青山霊園はその名の通り墓地なので、散歩しながら桜を眺めるだけにとどめておきましょう。
青山霊園にはその真中を桜が十文字に走っているのが分かります。壮観ですね。
芝公園
東京タワーや増上寺一帯の芝公園も桜の名スポットです。
都立芝公園、増上寺、芝公園4号地、集会広場、赤羽橋。さすがに広い公園だけあって近隣には桜の名スポットだらけです。
パンデミック以前はあちこちでお花見の宴が繰り広げられていました。
芝公園
例年だと宴会で大変なことになっている芝公園ですが、さすがに2022年に花見宴会はないですね。
桜は咲いていますが広場の中は立入禁止。周りを巡って桜を鑑賞です。
ここは駅も近くて花見宴会のスポットでしたが今は宴会禁止です。
増上寺
▲増上寺と東京プリンスホテルの間の道路は、日比谷通り側からだと向こうに東京タワー、左手に増上寺と桜というフォトジェニックなストリートです。
天気が良いと本当に気持ちいいんですよね。
来年には麻布台のタワーもその姿を見せてくれそうですね。
▲増上寺の中を通って東京タワーへ向かうと桜をたっぷり鑑賞することができます。
この写真は増上寺本堂の裏。墓地へ続くブリッジ付近の桜たちです。
▲東京タワーへと続く桜並木。ここは知らない人も多いスポットでしょう。
またここの桜は長く咲いているて、この桜が散り始めると桜の季節が終わりだなぁと感じる場所です。
東京タワー
東京タワーの芝公園側も桜が多いのですが、東麻布側にも隠れた見どころスポットがあります。
最近はインスタなどで知られるようになったのか、以前より混むようになりましたがそれでもまだ人は少ないです。
オランダ大使館
オランダ大使館前の ”オランダ坂” も実は見どころの一つです。
▲オランダ大使館前の ”てまり坂緑地” には何本もの桜の樹が咲いています。
▲オランダ大使館前の歩道にはチューリップが植えられています。
今は「モンテ オレンジ(Monte Orange)」という八重咲きのチューリップが咲いています。
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広尾と有栖川宮記念公園
南麻布(広尾)の有栖川宮記念公園とその周辺にも桜スポットが点在しています。
有栖川公園の桜がやはり一番なのですが、他にも見逃せないスポットがあるので、広尾・南麻布方面へ来た際にはチェックしておきたいですね。
▲恵比寿橋から天現寺橋にかけての明治通りは26日頃から開花が進んでほぼ満開。
やっぱり少しだけ標高が低いから咲くのも早いのかも。
こういうところだと人も少なくて落ち着いてゆっくり花を鑑賞できますね。
▲日赤医療センター(日赤病院)周辺は日赤通り沿いの桜並木や日赤構内とも満開です。
▲対象的なのが有栖川公園の「笛を吹く少年像」の芝生周辺。ここは宴会禁止なのに変なシートを広げて宴会している人たちいるんですよ。
せっかくの桜ですけど遠くから眺めるだけにしておきます。
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白金台
忘れてはいけないのが白金台の桜スポット。
東京都庭園美術館
▲東京都庭園美術館は外せません。
▲洋風庭園は桜も多く地面は芝生だし、座って休めるテーブルも用意されています。
隣の「国立科学博物館附属 自然教育園」にも桜はありますが数はそれほど多くはありません。でも桜だけでなく春の緑を楽しむには良い場所です。
港区立郷土歴史館
ここはソメイヨシノの大木が有名です。
▲ただ、実は、このソメイヨシノは郷土歴史館の桜ではなくてお隣の東大医科学研究所の桜なんですよね。
瑞聖寺
日本を代表する建築家 隈研吾が設計した瑞聖寺の桜も。
▲境内の桜の数は多くありませんが、水盤に映り込むところが何ともいえず趣を感じます。
▲ここも桜と名建築を合わせて楽しめる知られざるスポットです。
八芳園
さらに隣は結婚式場としても有名な八芳園。ここの庭園も自由に入場できます。
▲ただ庭園の桜は河津桜が多くて他の場所の開花と時期が合いません。
ただ無料で入れる庭園の桜はたいしたことありませんが、スラッシュカフェから庭園を眺めると桜がいっぱい見えるんですよね。
白金台での桜見物の最後は八芳園のスラッシュカフェでどうぞ。