新国立競技場と東京オリンピック2020
東京オリンピック2020が2021年8月8日に閉幕した後も、その雰囲気をもう一度確認してみようと多くの人が新国立競技場周辺を訪れています。
原状復帰の工事などもほぼ終わり、周辺が厳戒態勢も解かれ、あちこち封鎖されていた道路もすっかり元通りになりましたから、新国立競技場をあっちからこっちから楽しめるルートを紹介します。
今回紹介するのは大江戸線国立競技場駅からぐるっと新国立競技場を周って外苑駅へ至るルートです。
新国立競技場周辺の交通規制の記事でも紹介しましたが、目的を絞ったシンプルなルートだけを取り上げてみます。
また2021年10月と11月には「フィールド展望」という競技場内まで入って見学できるイベントも開催されているので、機会があればそちらも参加してみてください。そのイベントの様子はこちらの記事をどうぞ。
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大江戸線国立競技場駅
まずスタートは大江戸線の国立競技場駅です。
大江戸線を使うのが難しい人は中央線の千駄ヶ谷駅で下りて、いったん大江戸線国立競技場駅の構内に入ります。
▲国立競技場駅のA2とA3は封鎖されていまうが、A1は利用可能なのでA1出口へ向かいます。
A1から出ると目の前に新国立競技場がこのように目の前にそびえています。
▲オリンピック前後はこのようなセキュリティゲートが建っていました。
▲今はもうフェンスも撤去され新国立競技場の本来の姿を見ることができます。
また日曜祝日で門が開いていれば競技場の外構部だけですが敷地内へ立ち入ることが可能です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。新国立競技場の「フィールド展望」というスタジアムツアーの記事です。
この千駄ヶ谷門から入って左へ回り込むと Hゲート があって、そこには国立競技場のオフィシャルショップが実店舗で営業しています。国立競技場のトートバッグやネックストラップ、Tシャツなどのグッズを販売しています。実店舗限定の商品もあるようなのでお土産にどうぞ。
オフィシャルショップ店舗の営業日と営業時間についてはこちらから確認してください(PDFが開きます)。
▲三井ガーデンホテルの駐車場脇やテラス前からが記念撮影のスポットです。
そのままホテルの前を通って千駄ヶ谷駅にいったん戻りますが、その間外苑橋のところまではずっと左手に新国立競技場を眺めることになります。
新国立競技場は千駄ヶ谷門が実質的な正門ですが、それはちょうどホテルと向き合った位置にあります。
外苑橋を通るかいったんアンダーパスに下りて首都高の下を通って千駄ヶ谷駅に向かいます。
千駄ヶ谷駅から東京体育館
いったん千駄ヶ谷駅に戻ったら「東京体育館」を回って外苑西通り(キラー通り)の ”東京体育館”交差点を目指します。
千駄ヶ谷の駅から東京体育館の正門前を通って ”東京体育館前” の交差点を目指します。
”東京体育館前” のT字路では東京体育館の建物に沿って左に曲がってまっすぐ進みます。
▲突き当りは ”東京体育館” の交差点。真正面にこのように新国立競技場が見えます。
この交差点は交通量も多いので、ちょっと止まって記念撮影というのは難しいと思います。
この交差点は左方向が封鎖されているので右に曲がってキラー通りを進みます。
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東京体育館から仙寿院交差点へ
”仙寿院” の交差点までずっと左手に新国立競技場が見えています。途中の空き地や歩道から記念撮影ですね。
また途中に「ホープ軒」という有名なラーメン屋さんがあるので、お腹が空いたらそこで休憩というのも良いのではないでしょうか。
もう少し先には河出書房新社の「ふみくら」というレストラン&喫茶があるので、そこで休憩でも良いでしょう。
▲仙寿院交差点の角には建築家 藤森照信の茶室「五庵」が期間限定で建っていました。
茶室の中からは新国立競技場を良い感じに眺めることができたのですが今はもうビクタースタジオの駐車場に戻っています。
なお茶室「五庵」は藤森照信氏の出身地である長野県茅野市で再製作され展示されるそうです。
仙寿院交差点からオリンピックミュージアムへ
仙寿院交差点からキラー通り沿いに青山通りの方へ歩いて最初の信号「霞ヶ丘団地」の交差点を左に曲がります。
そのまま真っ直ぐ歩いてマンションの公開空地を通り抜ければオリンピック・ミュージアムです。
オリンピック・ミュージアム
ここの前庭はいま大流行の記念撮影スポットです。
▲オリンピック期間中は1時間とも言われる行列になっています。
▲みんな五輪マークと背景の新国立競技場を入れた構図で記念撮影しているんですね。
当分は素直に並ぶしか記念撮影をする方法はなさそうです。
でもオリンピックミュージアム前には海外のメディアやオリンピック関係者、それに数は少ないとはいえ海外からのお客さんと思われる人も集まっていて、オリンピック気分を味わえます。
またオリンピックミュージアム(要予約)でオリンピックの意義や歴史を再確認してみるのもいいですね。
▲記念撮影が終わったらJOCのビル内のオフィシャルショップへどうぞ。
お土産を買い終わったら左手に神宮球場や秩父宮ラグビー場を見ながらスタジアム通りを歩けば外苑前の駅に到着、ゴールです。
海外の多くの取材チームもこのショットを使っていますね。
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外苑前から
国立競技場駅から外苑前駅まで、普通に歩けば15分ですがぐるっと大回りしたり寄り道したりで1時間コース。でもほぼずっと新国立競技場を間近に、正面や裏門などいろいろな角度で楽しめたと思います。
さらにオリンピックミュージアム前で行列に並べばさらに1時間。でもオリンピックの雰囲気を味わうならあそこで時間を過ごすのも良いチョイスですね。
このまま外苑前で終わりにしてもいいですし、表参道側に歩いて食事やショッピングもできますね。
キラー通りから表参道に抜けるのには「ワタリウム美術館」の先からまいせん通りを使うのが便利です。途中には「パンとエスプレッソと」のような有名店や、小室眞子さん圭さん夫妻が一時滞在している「オークウッドレジデンス青山」もあったりします。
(オークウッドレジデンス青山はキラー通り沿いが本当の出入り口です。TVで放映されていたのはまいせん通り側の駐車場出入り口のところです)
▲また、外苑前からちいばすで六本木ヒルズまで移動し、展望台や屋上のスカイデッキからさっき見た新国立競技場を上から見るのはどうでしょう。外苑前から港区のコミュニティバス「ちいばす」に乗れば20分ほどで六本木ヒルズです。
特徴的な外観の新国立競技場なので展望台からでもすぐ分かりますが、間近で見るとあれほど大きかった建物が意外と小さく見えてしまいます。
国立競技場
新宿区霞ヶ丘町 10-1