ユニクロ済生会中央病院店
港区内に3店しかないユニクロのうち「済生会中央病院店」は日本でも唯一の病院の中にあるユニクロ店舗です。
済生会(済生会)の地域に開かれた病院を目指すという方向性もあってユニクロが出店したようです。
▲港区区内のユニクロはここと六本木のミッドタウン。もう1店は品川駅の改札内。住所的には港区高輪ですが改札内にあるので誰でも気軽に理由できるものではないです。
ユニクロ済生会中央病院店ができるまでは、急にユニクロでいいのでちょっとシャツを買いたいと思ってもミッドタウンに行くか、少し足を延ばして銀座や原宿へ行くしかなかったんですね。ちなみにユニクロのロワーブランドであるGUにいたっては港区内には1店舗もありません。
恩賜財団済生会
この済生会中央病院を運営するのは明治天皇と民間の寄付金を基に創設された慈善団体で正式名称「社会福祉法人 恩賜財団済生会」。日本中で多くの病院や福祉施設を運営しています。
そして済生会中央病院はその基幹病院で100年以上の歴史があります。
初代院長は北里柴三郎。北里大学の設立者でもあり、2024年から発行される新しい千円紙幣にその肖像画が使われることでも話題です。
そんな歴史も由緒もあり、そして地域の基幹病院として頼りにされているような病院内にユニクロがあるのです。
入院中はユニクロのお世話になることは多くないと思いますが、それでもちょっとした下着や退院時の着替えを調達するには便利ですね。
また周辺の住民や勤務先が近所にある人にとっても商品の受け取りやORDER&PICKの利用が可能ですから、かなり便利になったのではないでしょうか。
PRユニクロの店舗
病院内という限られたスペースなので店舗自体は非常にコンパクトです。
窓口は1つだけ。
▲店舗スペースはこれだけ。ちょっと広いワンルームマンションくらいです。
あれもこれも揃っている訳ではありません。ともかく何でもいいからトレーナーが欲しいなどという時には十分でしょう。
色やプリントなど指定がある場合はオンラインかアプリで注文して、この店舗で受け取るという利用方法になると思います。
▲あまりユニクロは利用しないのでよく分からないのですが、いちおうラインナップ的には十分な品数が揃っているのはないでしょうか。
なんと、モデルになっている看護チーム、救急チームは済生会中央病院の実際のスタッフさんです。
ユニクロの利用方法
本当は病院の半パブリックスペースを使って年中無休の営業を目指したようですが、まだパンデミックも収束していない状況で病院の休診日に外部から人を入れるのはマズいのでしょう。
当面は病院の休診日と診察時間外はユニクロを利用することはできません。
▲本当は今は封鎖されているこの出入り口から病院内に入るはずです。そうすれば本当に病院に用がある人と、ユニクロやコンビニだけに用がある人の動線を別にすることができるのですが。
今は病棟の出入り口から入ってユニクロやコンビニやドトールへ向かう動線になっています。
▲病棟の出入り口から入ったらぐるっと右に回ればユニクロです。
▲ここにはユニクロの他に、コンビニ「セブンイレブン」とコーヒーチェーンの「ドトール」も入っています。
もちろんどちらも外部の人でも利用可能です。
コンビニなどはずいぶん前から入っています。今どきはコンビニもカフェチェーンも普通に病院のファシリティとして存在していますが、さすがにユニクロは珍しいです。
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済生会中央病院の場所とアクセス
その済生会中央病院の最寄り駅では大江戸線の赤羽橋駅。赤羽橋口の出口から出て眼の前の「赤羽橋」の交差点を右に曲がり、橋を渡った「赤羽橋南」交差点の信号を渡って右へ50mで済生会中央病院です。
赤羽橋駅から徒歩1分です。
▲でも一番便利なのは都営バスで、都06/都98/橋86/反94のいずれかに乗り「赤羽橋駅前」バス停で降りれば目の前(か道の反対側)です。
入院患者さんにも便利ですが、近隣の人にも受け取り店舗としてその利用価値は高いと思います。隔週ですが土曜日の午前中も営業していますから。
またこの辺りで服を汚してしまったりして急に衣料品が必要になった場合に、済生会中央病院に行けばユニクロがあるということを覚えておくと役に立つかもしれません。
そして日本唯一の病院内ユニクロ。病院と地域の繋がりをこういう形で実現したのはアイディアですね。
ユニクロ済生会中央病院店 基本情報
店名 | ユニクロ済生会中央病院店 |
住所 | 港区三田1丁目4-17東京都済生会中央病院 1階 |
最寄駅 | 赤羽橋駅 |
定休日 時間 |
当面は病院の休診日と同じ 平日:8:30〜17:00 第1・3・5土曜 : 8:30〜13:00 第2・4土曜日、日曜・祝日、年末年始(12月30日~1月4日)は休診) |