定食レストランぶらじる
浜松町駅の名所、3,4番線ホームの小便小僧は今年2022年が建立70周年ですが、その小便小僧より歴史が古いのは「秋田屋」か「ぶらじる」。
秋田屋はいろいろなメディアでも取り上げられる大御所ですが、それより知名度的にはちょっと劣る感じの「定食レストラン ぶらじる」で人気の昼定食「ぶらじる定食」を食べてみました。
▲看板には「TEISHOKU RESTAURANT(定食レストラン)ぶらじる」、コックの帽子には「定食屋レストラン」、ビルの案内板には「レストランぶらじる」。どれが正式名称か分からないので「定食レストランぶらじる」ということにします。
この「ぶらじる」、その店名からするとブラジル料理か南米料理と思われそうですが、実際はフライ物の定食が中心の洋食屋、いや定食屋。長年にわたって浜松町界隈のビジネスパーソンたちにランチや夜の食事を提供し、彼らからは絶大な支持を得ているのです。
ちなみにすぐお隣の東麻布にはかつて「珈琲園ぶらじる」という、TV番組の舞台にもなったちょっと有名な喫茶店があったのですが、そのぶらじるとこのぶらじるは特に関係はないみたいです。
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ぶらじる定食
今回の訪問でオーダーしたのは人気メニューの「ぶらじる定食」。他のお客さんのオーダーを聞いていると、3人に1人はこれを注文するほどの人気でした。
しつこいようですが日本の洋食屋さんの定食で、ブラジル料理とは関係ありません。
大きなお皿に乗っているのがヒレかつ、エビフライ、からあげ、あじフライの揚げ物。
オフィスワークがメインの人はもちろん、身体を動かす仕事をしている人でも十分なパワーを補給できる定食です。
▲使わせはキャベツの千切りとナポリタン風味付けのスパゲティ。洋食の定番ですね。
エビフライは中身もしっかり入った嘘偽りのないエビフライです。からあげだけがサイズ的にちょっと控えめです。
この手の店にありがちな暴力的なボリュームのフライじゃなくて、常識的なところが好ましいです。
他の揚げ物定食屋さん
ぶらじるの店舗
たぶん昭和の時代に自社ビルを建てているので店内はあまり老舗感覚はありません。
ただビルに大きく「BRAZIL」という名が描かれているので自社ビルであることは間違いないと思います。
軍艦ビル(芝パークビル)にダイエーが入っていたり浜松町に活気があった昭和の時代は、ぶらじるのランチタイムは相当混んだんじゃないでしょうか。
それ以外のテーブルは基本的に2人用。それが5,6卓用意されています。
▲階段の先は2階。
2階を利用したことも利用しているのを見たこともないのですが、オフィス街ということもあって企業の忘年会や歓送迎会など団体利用が主なんじゃないでしょうか。
自動ドアに ”ぶらじる” と書かれているので喫茶店と間違えそうですが、食品サンプルが並んでいるので洋食屋ということが分かります。
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ぶらじるの昼メニュー
ランチタイムの訪問時の昼メニューです。
ただ夜のメニューもあまり変わりがなかったように記憶しています。
味自慢のぶらじるの自慢のメニューが「ぶらじる定食」。最近ちょっとだけ値上げしました。
特盛とかヒレ盛とかガッツリ食べたい時にこのメニューを見たら思わず注文してしまいそうです。
▲店頭の食品サンプルは実物と見た目もサイズもほぼ同じ。サンプルで見たまんまの定食が出てくると思って間違いありません。からあげだけサイズが小さいところまで同じで芸が細かいです。
あ、このぶらじる定食では味噌汁に豆腐とネギが入っていますが、実際には入っていませんでした。
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ぶらじるの場所とアクセス
浜松町の第一京浜(国道15号)沿い。大門の交差点から金杉橋方面へ徒歩1分。ファミマの数軒先になります。
大門の駅からも近い第一京浜沿いという好立地は老舗ならではですね。
▲ランチタイムは男性ビジネスパーソンのお一人様あるいはグループでいつも混んでいますし、夜も仕事帰りに夕飯を摂る人でそれなり混んでいます。ただ喫茶タイムがないのでコーヒーだけというのはちょっと無理ですね。
浜松町でガッツリ食べたい時、そうでなくても普通にランチしたい時の定番として利用したいものです。
定食レストランぶらじる 基本情報
名称 | 定食レストランぶらじる |
住所 | 港区浜松町 2-1-16 |
最寄駅 | 都営地下鉄大門駅、JR浜松町駅 |
定休日 | 土日祝 |
時間 | 11:00 – 14:00 (ランチ)、17:00 – 22:00 (ディナー) |