Ta-im (タイーム、おいしい)
ファラフェルなどイスラエル料理が好きなのでこれまでも「ピタ・ザ・グレート」や「ファラフェル・ブラザーズ」を紹介してきました。
テル・アヴィブの裏町のピタ屋さんと言っても通じそうなピタ・ザ・グレート、本場感を残しながら日本人の口にも合うようトライし続けるファラフェル・ブラザーズ。
どちらもお気に入りなのですがもう一軒、イスラエル料理を出してくれる広尾の「Ta-im(タイーム)」を紹介します。
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Ta-imの店内
▲小さい店内です。
キッチン前のカウンター席が5席、窓際のカウンター席が3席、レジ前に小さなテーブルで2席。
合わせて10人しか店内に入れません。
奥に見えるスキンヘッドの方がオーナーでイスラエルから来たダンさん。魚藍坂下の老舗イスラエル料理店「デビッド・デリ」から独立した方だそうです。
奥さんとそれ以外のスタッフは日本人です。
▲ドアは2箇所あってどちらからも出入りはできますが、この写真では左手側のドアがメインドアとして機能しているようです。
▲店内の壁にはお客さんの落書きや有名人のサインなども。
ヘブライ語が書かれたユダヤ教関係のアクセサリー、イスラエルのお土産品なども飾られています。
日本人のお客さんも多いですが、でも外国人のお客さんが圧倒的に多いです。
特にユダヤ系の人が多いわけでもなさそうですが。
▲壁に掛けられたイスラエルの地図。
南北に小さい国ですが聖書以前の昔から歴史の舞台になってきた土地でもあり、エルサレム、ベツレヘム、死海などよく知られる地名が出てきますね。
▲窓際に並べられた緑のビール瓶。
イスラエルのビール Maccabee(マカビー)です。
英語表記なので輸出用ですね。味は本国版と変わらない・・(と思います)
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ファラフェルプレートのランチ
今回はランチタイムに「ファラフェルプレート」をオーダーしてみました。
▲1/4サイズのピタが2枚、フムス、サラダ、ポテトそしてファラフェルが4個。さらにスープも付きます。
やっぱりファラフェルに関してはTA-Imかピタ・ザ・グレートが圧倒的ですね。
▲これ見ておっと思った人はすぐにでもTA-imに向かった方がいいです。
今のところ東京のレストランで食べるファラフェルとしてはベストじゃないでしょうか。
それとお口直しのチョコレート。東地中海なチョコレートなので甘〜いチョコレートです。
タイ〜ム スペシャル
もう一品、スープとハーフサイズのファラフェルピタの「タイ〜ム スペシャル」も。
▲ハーフサイズのピタにイスラエル風サラダとファラフェル。
そしてタヒニソースをたっぷり。
▲ピタに挟まったファラフェルのそのまた中身はこんな感じ。
ピタとファラフェル
それ以外のアラカルトや季節限定メニューも紹介します。
▲こちらはフルサイズのファラフェルピタ。
ピタ・ザ・グレートと比べるとお上品に見えます。
ただあちらは女性にとっては量的にトゥーマッチですが、Ta-imのピタなら女性にもジャストなサイズだと思います。
また手を汚さずに食べられるのもよいですね。
▲こちらはフライドポテト。
実はメニューは基本メニューで、ファラフェルにフムスをトッピングしたり好みに応じて細かくカスタマイズすることができます。
最初はまずは味を確かめて、2回目から好みを伝えてカスタマイズしたいですね。
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過去のタイ〜ム スペシャル
以前は限定メニューだった「タイ〜ム スペシャル」。人気が高いので通常メニューになりました。また季節限定のスペシャルもあったりします。
▲これは一時期あったタイ〜ムスペシャルのプレート版。
焼きナスとゆで玉子、それとスパイシーなフムス。このフムスが絶品なのです。
ピタは1/4サイズが2枚、つまりハーフサイズになるのでこう見えても女性にぴったりのサイズ感です。
▲これは時たま出てくるイスラエル風ミネストローネ。特にガーリックが効いていて美味しかったです。
Ta-imのランチメニュー
ランチメニューを紹介します。
▲フルサイズのピタにするか、ハーフサイズにしてプレートにするか。
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Ta-imのメニュー
通常のメニューも。
▲タイ〜ム スペシャル。季節によって中身が変わるみたいです。
このメニューをベースにいろいろトッピングしたりして好みの味に仕上げるのもいいですよ。
▲お店の外にも看板が出ています。
魚のイラストが可愛いこの看板で食べたいピタを考えてもいいし、ランチ時の行列している時は先にメニューをもらって並びながら考えてもOKです。
▲これは席に用意されているピタのソース。
左側の赤いのは日本人的感覚では激辛ソース。
右の緑色のは酸っぱいソースです。
ワインメニュー
Ta-imでは珍しいゴラン高原産のワインもいただけます。
▲イスラエルとシリア国境にあるゴラン高原はイスラエルが占領していてイスラエル人開拓者による入植が行われています。で、入植して何を栽培しているかというとぶどう。そしてワイン。
昔はワインの栽培農家がハイファの街へ買い物に行くときは自衛用に鉄砲を持ってくみたいな時代もあったのですが今も変わらないのかな。
▲あとイスラエルのビールや麦芽飲料のネシェル(鷲)など珍しいものもあります。
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Ta-imへの行き方
住所的には恵比寿ですが広尾側から来るお客さんも多いようです。
特に外国人のお客さんを見ているとほとんどが広尾側からですね。
広尾からだと明治通りの広尾一丁目の交差点を曲がり渋谷川(= 古川)を渡った先の右手にこのようなこじんまりしたお店が見えてくるはずです。
▲店名は 「Ta-im」と書いて タイームと読みます。ヘブライ語で ”美味しい” といった意味です。
営業時間、ちょっと細かいですが要するにランチタイムとディナータイムがあり、日曜祝日はディナーだけということが分かればOKですね。
イスラエル/ユダヤ系料理店でありがちな金曜日は午後からお休みということもなく普通に金曜日も営業しています。
その代わり水曜日が定休日です。ユダヤの休日が水曜日に多いからというのが理由みたいです。
▲これは恵比寿側のドア。
広尾側は歩道が狭いので入店待ちの行列はこちらで並ぶことになります。
▲恵比寿と広尾の間のエアポケットのような空間にあるタイーム。
ヘルシーでベジな食事としてのファラフェルやフムスとはちょっとイメージが違い、本格的な地中海フードとしてのイスラエル料理がいただけます。
ピタとファラフェルしかないけどどこにも負けないピタ・ザ・グレート、幅広いメニューでテルアビブの上品なレストラン風な魚籃坂下の「デビッド・デリ」。
その真ん中に位置するのがタイームかなという感じです。
土曜日のランチ、少し早めに行くのが良さそうです。
▲また、タイームのフムスは近くの「ナショナル麻布スーパーマーケット」でも取り扱っています。
プレーンなものやスパイシーフムスなど全4種類。
まずはナショナル麻布でフムスを試してみてはいかがですか。
タイーム(Ta-im) 基本情報
店名 | タイーム (Ta-im) Uber Eats で注文できます |
住所 | 渋谷区恵比寿 1-29-16 |
最寄駅 | 広尾駅、恵比寿駅 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 11:30 – 15:00 (月〜土)、17:30 – 21:00 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |