スペインを代表する現代アート作家、マヌエル・フランケロの個展「モノの言語」展がスペイン大使館で開催中。

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マヌエル・フランケロ「モノの言語」

スペインを代表する現代アート作家、マヌエル・フランケロの個展「モノの言語」展が六本木の駐日スペイン大使館で開催されています。

スペイン大使館とスペインと縁が深い長崎県美術館の共催で会期は2023年4月18日まで。残り会期も僅かですが、桜見物などでアークヒルズや桜坂などを訪問するなら絶対一緒に観ておきたい展覧会です。

会場は駐日スペイン大使館の展示室ですが、事前の予約も不要、観覧料も無料。特に身分を証明するものも不要。フラッと訪れてそのまま見学することができます。

▲マヌエル・フランケロ。

1953年にアンダルシア州で生まれ現在はマドリードを拠点に活動する作家です。

絵画から作家活動を始め、デジタル写真などを経て今は銅版画も制作しています。今回の「モノの言語」展にはポラロイド写真をもとに銅版画の版をおこし、それを和紙にプリントするという手法で制作された作品14点が展示されています。

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銅版画作品

展示されている作品はわずか14点。2002年から始まった版画シリーズ「モノの言語(The Language of Things)」の作品たちです。

▲対象となるモノを定期的にポラロイドで撮影し、それを銅版画にしています。

同じ対象を撮ってもその日の空気感や周囲の様子が微妙に異なるので、同じように見える作品が対になって展示されていても、よーく見るとまったく異なる作品になっています。

銅版画なので繊細で細密な表現がされていて、そこも鑑賞ポイントの一つです。

▲たっぷり広い展示室内に空間をとって展示されているマヌエル・フランケロの作品。

外光を取り入れているので、光の当たり方もその日の天気や時間によって変化します。たぶんそれも狙っての展示です。

▲写真のようで写真でない、銅版画だけど元は写真という作品。14点しかありませんが、1時間くらいかけてじっくり観ていたい展覧会です。

なお大使館の館内は撮影禁止ですが、展示室内は撮影可能です。

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スペイン大使館の展示室

会場はスペイン大使館地下の展示室。

ここは頻繁に展覧会やコマーシャルな展示会が開催されている場所ですが、今回はマヌエル・フランケロ展のためにスペシャルな空間になっています。

▲トップライトからの自然光が差し込む展示室。

いつもの展覧会と異なり静謐な雰囲気。これがまた彼の作品によくマッチしています。

▲訪問されたことがある人は分かると思いますが、あの広い展示室に展示されているのは本当にこれだけ。でも作品の情報量が多いのでこれで十分なのでしょう。

▲展示室全体はもっと広いのですが、その半分だけを使っています。

▲作品も素晴らしいけど展示空間も作品を際立たせるための最高の場所と機能している展覧会です。

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駐日スペイン大使館の場所とアクセス

さて、会場となるスペイン大使館の最寄り駅は南北線の六本木一丁目駅。

▲3番出口を出てスペイン坂を登り、変則五差路をまっすぐ進んで広い道に出たら左へ10mです。

向かいはスウェーデン大使館です。

▲スペイン坂を登るのは大変なので、六本木一丁目の駅で改札を出たら泉ガーデンのエスカレータを昇り続け泉屋博古館分館の先を左へ曲がって行くこともできます。

写真のようなスペイン大使館の正門があるはずです。

あるいは日比谷線の神谷町駅から城山ガーデンを抜けてスウェーデン大使館の横を抜けると正面がスペイン大使館です。

スペイン大使館への入館方法

あっけないほど簡単です。

正門の横に大使館の入り口があり、そこで「展覧会を鑑賞しに来た」と告げればOKです。スタッフは日本人なのでアメリカ大使館みたいに英語で会話する必要はありませんし、スマホなどを預ける必要もありません。ただ荷物のチェックと金属探知機によるボディチェックだけは必要です。

▲展覧会中の開館時間は10時から17時まで。土日は休館です。また今回は4月6, 7日も大使館の都合かお休みです。それと気をつけたいのが金曜日。金曜日だけは開館が16時まで。つまり1時間早く閉まってしまいます。

入館にあたっての事前予約などは不要なので、都合の良い時にフラッと訪問して鑑賞できます。

なお大使館の館内は撮影禁止なのでそこだけはくれぐれも注意してください。

日本ではあまり知名度も高くない作家ですし私たちも優先度低めで鑑賞のスケジューリングをしていたのですが、作品とその展示空間は思っていた以上のものでした。

4月上旬はアークヒルズ一帯の桜もまだ残っている季節ですから、アークヒルズや桜坂の桜見物と合わせてスペイン大使館で美術鑑賞などいかがでしょう。

マヌエル・フランケロ ― モノの言語展 基本情報

名称 マヌエル・フランケロ ― モノの言語
会場 駐日スペイン大使館 展示室
会期 2023年3月17日(金) 〜 4月18日(火)
休館日 土曜、日曜、4月6, 7日
開館時間 10:00 〜 17:00 (金曜日は16:00まで)
観覧料 無料
予約方法 予約不要

駐日スペイン大使館 基本情報

施設名 駐日スペイン大使館
住所 港区六本木 1-3-29
最寄駅 六本木一丁目駅、神谷町駅
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