アイビー通りの老舗喫茶「蔦珈琲店」、同じアイビー通りの「Scrops」とアイビー通り沿いの喫茶店を紹介してきたので、アイビー通りから青山通り隔てて表参道側の「珈琲 三十間(さんじっけん)」を紹介したいと思います。
蔦珈琲やScropあるいは骨董通りの方のMaduなどよりは普通の喫茶店ぽく、表参道なのに敷居が高くないお店です。
▲名前や店構えからここも老舗のように見えますが、実はオープンして数年の新しいお店です。
当時はとにかく空いていて、週末の午前中からゆっくり珈琲がいただける喫茶店でしたが最近はしっかり表参道の人気喫茶店になっています。
やなか珈琲系列の三十間
表参道の駅からはちょっと歩くのですがそれでも人気なのはやはり珈琲が美味しいから。
というのもコーヒー豆の専門店「やなか珈琲」が運営するコーヒー専門のカフェが三十間なのです。
三十間のホームページにはそんなことは書かれていませんが、やなか珈琲の求人ページにはしっかり三十間を運営していると書かれています。
▲青山通りから店内に入るとメニューやコーヒー豆がディスプレイされています。
▲お店は2階なので階段を上ります。
階段上にはベンチが用意されています。
そう、今では行列ができるほどの人気店なのです。
もっとも週末であっても11時の開店直後なら並ぶこともなくすんなり入れます。
表参道という場所柄、混み始めるのはお昼過ぎからですね。
三十間の店内
▲週末の午後だと店内はほぼ満席。
入り口にはすでに行列ができている状態ですね。
ただ天井も高くスペースもゆったり取られているので混んでいてもそれほど圧迫感はありません。
▲店内の仕切り棚にもコーヒー豆がぎっしり並んでいます。
▲これは別部屋になっている喫煙室です。椅子が4,5個並べられた大きな喫煙室です。
実は三十間さんの店内、入居しているビルの構造上ここは本来バルコニーなのですがいつの間にか喫茶室になっていました。
本当は客席を作りたかったんだけど、中途半端に狭いしスタッフの目も届かないしで喫煙室にしたのではないでしょうか。
三十間のメニュー
基本的にはコーヒーとティー。
あとはスィーツ類という喫茶店メニューです。
▲コーヒーとティーのメニューです。
この日の ”本日の珈琲” はグァテマラのサンホアンラグーナ。
コーヒーはポットで出てきます。”2杯分” とありますがカップが小さいので容量的にはスタバのショートより少し多いかなという程度です。
▲こちらはスィーツのメニュー。
この日はチョコブラウニーとシフォンケーキのチョコバナナトッピングにしてみました。
▲これは ”本日の水出しアイス珈琲” のメニュー。
▲この夏限定のメニュー。
タピオカなので来年の夏まではないと思います。。
三十間のコーヒー
▲ポットに入って出てくる ”本日の珈琲”。
カップは肉厚で小さめのものです。
▲ハンドドリップされたまさにスペシャリティコーヒー。
カップもソーサーも店名入りです。
▲チョコブラウニー。ホイップクリームが罪悪感を醸し出しています。
▲こちらは水出しアイスコーヒーとシフォンケーキのチョコバナナトッピング。
これだけでお腹いっぱいになってしまいますね。。
▲コーヒーには使われている豆と特徴が書かれたカードが付いてきます。
これを見ながらのコーヒー談義も楽しそうですね。
本日の水出しアイス珈琲に使われているサント・アントニオ。
産地からこだわっています。
三十間の場所
青山通り沿いなので気をつけて歩けばすぐ見つかる場所です。
骨董通りから青山通りに突き当たったら青学と反対側に渡り青山オーバルの手間のビルになります。
▲1階がドクターマーチンなのでそれも目印です。
ドクターマーチンの入り口を通り過ぎると、
表参道の交差点からも青山オーバルを目指して歩けばOK。表参道の交差点から徒歩5分でしょうか。
逆に渋谷側から青山通りを表参道方面に歩いた場合は、青山オーバルの2軒先のビルになります。
▲お店にはこうやって階段を上っていきます。
ただ階段を上らないと入店待ちの行列があるかどうか分からないんですよね。
▲階段をスキップしてエレベーターで上ることもできるのですが、その場合でも階段側の行列に並ぶことになるようです。
表参道でコーヒーを飲んでちょっとひと休みという使い方にはあまり向いていませんが、週末のまだ人の少ない午前中に表参道でひと休みという時にはお薦めです。
珈琲 三十間 青山店
渋谷区 神宮前 5-51-6
定休日:なし
営業時間:11:00 – 22:00