広尾や恵比寿だと「バーガーマニア」や「ホームワークス」といったいわゆるグルメバーガーの名店が思い浮かびますが、六本木だと懐かしの ”ザ・ハンバーガー・イン” 以降これといったハンバーガー屋さんが思いつかない時期がありました。
でも最近は「アルデバラン」というスペシャルなお店を筆頭に多くのハンバーガー屋さんがひしめきあっています。
今回は六本木近く、西麻布のグルメバーガー「バーガーレボリューション東京 西麻布」を紹介します。
▲以前は別のハンバーガー屋さん(All Orders)が営業していてアメリカンな雰囲気のそれも良かったのですが、昨年辺りに今の「バーガーレボリューション」が居抜きで入ってオープンしました。
新しくなったのかなぁという程度に思っていたのですが、時々この ”松阪牛 50% OFF” という看板が出ているのが気にはなっていました。
本日半額! というからには食べてみなければと訪問してみました。
バーガーレボリューション東京 西麻布
もともとは麻布十番のビストロ「マルシェ・デ・ジュウバン」で平日のランチタイムだけ営業していた「バーガーレボリューション」というお店です。
▲ちなみにこちらがマルシェ・デ・ジュウバンの現在の様子。火事の影響で ”都合でお休み中” ということです。
(今はもう更地になっています)
なので今は西麻布のバーガーレボリューション、こちらが本店ですね。
▲西麻布の交差点から霞坂(六本木通り)を六本木方面へ数十メートル。時間にして20秒という至近距離です。
「しゃぶ玄」の看板も気になりますが、このビルの1階が「バーガーレボリューション西麻布」です。
▲階段を上って右側がお店。
All Ordersの時からデリバリのお兄さんが始終出入りしているお店でしたがバーガーレボリューションになってからも人気は変わらないですね。
ただ来店するお客さんはあまり多くないようです。
▲平日のランチタイムでもちょっと時間がずれるとこのようにガラガラ。
決して味が良くないとか接客が悪いとか雰囲気が暗いとかそういう理由ではないと思います。
たぶん西麻布という土地柄、ランチタイムのハンバーガーという需要が少ないのではないかと思います。
▲店内は2人テーブル、4人テーブルが混在していて、全体では20席弱くらいでしょうか。
それでも以前のAll Ordersと比べれば広くなった印象です。
バーガーレボリューションのランチ
▲1日限定5食の ”松阪牛ローストビーフバーガー” (メニューにロースビーフとあるのはたぶん誤植です)。
1,500円といいお値段ですが、毎月19日が半額の日なので、その日だけは810円でいただけます。
1,500円をテイクアウトすると消費税を入れて1,620円。その半額なので810円になります。
大事なことなのでもう一度書きますよ、「毎月19日は松阪牛が半額」なのです。
(ちなみに、毎月19日は”松阪牛の日”なんだそうです)
また「毎月6日は黒毛和牛が半額」です。
でもUber Eatsの配達員の人が来たりでスタッフの人はかなり忙しそうです。
▲当然フライドポテト付き。
これは普通のフライドポテトですね。
店名の焼印が押されたパンズ、たっぷりのローストビーフ、そしてしっかり畳まれたレタス。
どれもこだわりの感じられるハンバーガーです。
ランチのハンバーガーとしては多すぎもせず、でもたっぷりなボリュームでしかも美味。
さらに19日だったので810円、つまりバーガーキングでワッパーのセットを頼むのとほぼ同じ価格で松阪牛というお得なランチになりました。
バーガーレボリューションでディナー
ランチでその実力が分かったので次はディナーに行ってみました。
もちろん19日! 半額の日です。
それにしても、今まで1年近くスルーしていたのが悔やまれますね。
営業時間は夜の8時半まで。ラストオーダーが8時なので、西麻布にしては早めのディナーということになります。
▲六本木側から引きで見るとこう。
向こうの方に西麻布の交差点が見えますね。
▲ランチと変わらぬメニュー。
1日5食限定の例のローストビーフバーガーもこの日はまだ残っていました。
こうなるともうしょうがない、出直しですね。
肉の種類は黒毛和牛と松阪牛が選べます(もちろん松阪牛の方が高い)。
この日は松阪牛を使ったハンバーガー。
通常は2,550円ですが半額の日なので税込み1,400円です。
▲やっぱりお客さんは少ないです。
Uber Eatsの配達員さんは入れ替わり来るのですが、お客さんとしてはこの後閉店まで2組だけでした。
それにしても、縦方向に大きいハンバーガーというのはやはり絵になります。
▲こちらはチーズバーが。
もちろん松阪牛を使ったパテの方です。
こんがり焼かれたパンズも美味しい〜
▲これは黒毛和牛が半額になる6日に食べた「テリヤキベーコンエッグバーガー」。パテはもちろん黒毛和牛です。
どれもマルシェ・デ・ジュウバンのシェフがこだわったソースやレシピ、それに食材を活かした、本格的ハンバーガーなんだそうです。
まさに納得の美味しさです。
バーガーレボリューションの店内
▲店内は以前のAll Ordersもこうだったかなぁという感じ。
▲ちなみに「ALL ORDERS」というのはバーガーレボリューションになる前にここで営業していたハンバーガー屋さん。
店名が変わったように紹介されている記事も多く見かけますが、ALL ORDERSが営業を止めた後にバーガーレボリューションが居抜きで入ったそうで、ALL ORDERSとバーガーレボリューションは関係ないんだそうです。
また営業時間をネットにはいろいろ情報が載っていますが、実際は11時半にお店が開きそのまま夜の8時半まで営業です。ランチ後の午後の時間はお客さんが少ないので営業していないと勘違いされているのかもしれません。
バーガーレボリューションの場所
以前は西麻布の交差点近くにあったのですが今は芋洗坂に移転しています。
メニューもちょっと変わったみたいです。毎月19日の松坂牛半額デー、毎月16日の黒毛和牛半額デーもなくなったみたいです。
アメリカ人女性のシェフの姿も見当たりません。
この新しい店舗も近いうちにレポートしますね。
場所的にはこの辺り。
写真では上の方に「ファラフェルブラザース」の看板が見えるので距離感が分かるかと思います。
以下の記述は西麻布交差点近くにあった頃のものです。
六本木通り沿いの西麻布交差点近く。
記事の冒頭で紹介したように、西麻布の交差点から霞坂を六本木方面へ登ればすぐそこです。
夜になると西麻布の交差点にこのような看板が出ていることもあります。
逆に六本木からなら、六本木通りを西麻布の方へ歩いて西麻布の交差点のすぐ先です。
▲西麻布とはいえ交番とは目と鼻の先ですし、夜も早い時間で閉まってしまうので不慣れな人でも安心です。
▲肉が売り切れでないかぎり、こんなポップ入り口が迎えてくれます。
▲冒頭でちらっと触れた「ザ・ハンバーガー・イン」。10年ほど前に閉店してしまった六本木、いや東京のハンバーガーショップの草分けは今はこうなっています。
ロアビルの交差点の向かい側の角地ですがそうです。
21世紀になっても駐留軍時代のハンバーガーショップの雰囲気を残すお店でした。
ザ・ハンバーガー・インとは方向性が違いますが21世紀の新しいグルメバーガーとして「バーガーレボリューション東京 西麻布」、六本木や西麻布で気軽にランチや夜の食事としてハンバーガーが食べられる店として覚えておきたいですね。
あ、毎月19日は半額の日です。
バーガーレボリューション東京 西麻布
港区 西麻布 3-24-23
定休日:なし
営業時間:11:30 – 20:30