芝増上寺の七夕まつりと和紙キャンドルの天の川
芝の増上寺は正月の初詣と箱根駅伝の応援スポット、節分の豆まきなど毎月何かしらイベントをやっているお寺です。
7月といえば七夕。とうぜん増上寺でも「増上寺七夕まつり」が行われます。例年7月6日と7日。今年2023年も7月6日(木)と7日(金)に開催です。
▲七夕まつりにあわせ、数年前から和紙キャンドルで天の川を表現するインスタレーション「和紙キャンドルナイト」が行われています。これが東京タワーや増上寺本殿をバックに天の川を模したキャンドルが並ぶSNS時代ならではのイベントなのです。
2023年は天気も良さそうですし、背景に麻布台ヒルズの森JPタワーも加わり、また新しい景色を見せてくれそうです。
PR
和紙キャンドルナイトの天の川
この「和紙キャンドルナイト」が始まってから七夕の日に増上寺を訪れる人がぐっと増えたそうです。
実際それだけ見ごたえのあるインスタレーションですから。
2023年のキャンドルナイトの様子は実際に訪問してから追記しますが、まずはこれまでのキャンドルナイトの様子を振り返ってみます。
▲これは2021年の「和紙キャンドルナイト」の様子。
本堂の階段をうね下る、和紙キャンドルで表現された天の川。
▲これは本堂側から見下ろしたところ。
(規制エリアなので通常は観ることができません)
PR
天の川の鑑賞ポイント
以前はキャンドルのところまで近づけたのですが、感染症対策で遠くから眺めるようなスタイルになり規制線が張られています。
▲正面の一番近いところから。
ここからでも天の川のように畝る和紙キャンドルと階段の上の本堂を見ることができます。
▲規制線のかなり遠くから見ると、このように人と腕とスマホのスクリーンだらけ!
要するに天の川と本堂と東京タワーをフレーム内に収めようとするとこうなるんですね。
東京タワーの足元に見えるクレーンは当時建設中だった森JPタワーです。
▲こんな感じに。
キャンドルナイトでキャンドルに灯が入るのは18時ですが、日没の19時前後の訪問がおすすめです。
太陽が沈んだ後のマジックアワーの空に浮かぶ東京タワーと前景となる本堂。それだけでも十分絵になりますし、そこにキャンドルの天の川が入れば最高です。
▲参道から本堂に向かって右側の方へ進むと、本堂の階段脇に出られます。
(イベント時の境内は一方通行になるので実際には係員の誘導に従ってください)
今はここが和紙キャンドルを最も近くに見られるスポットです。
なお社務所側へは近づくことができないようになっています。
▲笹と七夕の短冊が飾られていたり、本堂には大きな飾りが下がっていて七夕感を醸し出していました。
▲境内のあちこち、動線に沿って足元を照らすキャンドルが置かれています。
これも一つ一つの模様が異なる手作り感あふれるものです。
PR
増上寺へのアプローチ
増上寺へ地下鉄の「大門駅」や「赤羽橋」、「芝公園駅」または「御成門駅」から行く人が多いのだと思いますが、私たちは徒歩なのでいつも東麻布、東京タワー側からアプローチです。要するに赤羽橋駅利用と同じです。
赤羽橋駅からだと寄り道スポットも多くて楽しいですよ。
▲まずは赤羽橋の駅と増上寺の間くらいに位置するザ・プリンス パークタワー東京の庭園「プリンス芝公園」から。
日中も広々とした芝生が緑で気持ち良い場所です。遮るものがないので東京タワーの絶景ロケーションですね。
もちろん夜もライトアップした東京タワーを見上げることができて最高のデートスポットです。
▲プリンスのパークタワー東京です。
東京タワーのリフレクションがいいですね。
PR
増上寺と東京タワー
せっかく増上寺まで来たなら帰りはまた夜の東京タワーを眺めながら。
増上寺の境内から東京プリンスホテル側へ出て東京タワーが見える方へ歩けば数分で到着です。
▲東京タワー足元は観光キッチュとしか言いようのない場所になってしまったので、タワーの上だけ眺めて素通りし「とうふ屋うかい」の先のスポットから鑑賞しましょう。
この写真みたいに。東京タワーが全部見える隠れた撮影スポットです。本当に隠れていますから。
そしてここまで来れば赤羽橋の駅まで徒歩5分くらい。人の数は大門や芝公園の駅より少なく、全然空いているはずです。
増上寺 七夕まつり 基本情報
名称 | 増上寺 七夕まつり |
会場 | 浄土宗大本山 増上寺 |
開催日 | 2023年7月7日 |
時間 | 七夕祈願会は18:00から(要予約) 和紙キャンドルナイトは 18:00から21:00まで (予約不要) |
浄土宗大本山 増上寺 基本情報
名称 | 浄土宗大本山 増上寺 |
住所 | 港区芝公園 4-7-35 |
最寄駅 | 芝公園駅、御成門駅、大門駅、赤羽橋駅 |
定休日 | 水曜日 |
営業時間 | 11:00 − 20:00 |
予約 | 不明 |