現代アートがメインなキラー通りのワタリウム美術館。

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キラー通りのワタリウム美術館

話題の小室眞子さん夫婦が渡米前に一時的に滞在していた表参道まいせん通りの「オークウッドレジデンス青山」から100mほどしか離れていない、キラー通り(外苑西通り)沿いの超スタイリッシュな建物に入る現代アートをメインとした美術館「ワタリウム美術館

1990年にオープンして以来、日本の現代アート界を牽引してきたギャラリー、美術館です。

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ワタリウム美術館の建物

▲直線的でシンメトリックな本体建物と半円状の部分が組み合わさった独特な形状をしていてキラー通りでもひときわ目立つ建物です。

センスの良い建築が多いキラー通りで1990年から、30年以上もずっと目立っているのですからその先進ぶりが分かります。

設計を手掛けたのはスイスの建築家マリオ・ボッタ。日本で彼の建築が見られるのはここワタリウム美術館だけです。

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そもそもワタリウム美術館って?

もともとウォーホルやナム・ジュン・パイクなど現代アートを扱っていた 「ギャルリー・ワタリ」と、そのファミリーが経営していたアートショップ「ON SUNDAYS」が一緒になって今の場所に「ワタリウム美術館」を建てたのが1990年。

▲ギャラリーがあったのはワタリウム美術館のキラー通りを挟んで向かい側。

数年前までキース・ヘリングやバリー・マッギーの壁画が描かれていたあの建物です。

今は更地になって Chim↑Pomの「非常口」だけが残されています。

▲もともとが現代アートのギャラリーですしその流れは今も続いていて、開催される展覧会は基本的に現代アーテイストたちとその周辺のもの。

このようにボルタンスキーの作品が展示されているすぐ隣で坂本龍一+アピチャッポン・ウィーラセタクンのインスピレーションが行われていたりします。

東京で現代アートを鑑賞するには避けて通れない美術館の一つです。

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ワタリウム美術館の外観

建物も特徴的だし開催される展覧会もユニークなものが多いので、海外の人にも人気な美術館です。

▲最初にも紹介したようにシンメトリックな建物。

それと「水の波紋展 2021」で取り付けられたホアン・ヨンピンの「竹箒(たけほうき)」。

▲美術館へ出入りする人たちの禍(わざわい)を掃き出してくれるのだそうです

▲建物のエントランス付近です。

建物の1階と地下がミュージアムショップ「ON SUNDAYS」。それと1階と地下の間の中地下スペースが「ON SUNDAYS CAFE」というミュージアムカフェになっています。

地下にはON SUNDAYSの「LightSeed Gallery(ライトシード・ギャラリー)」とギャラリースペースもあり企画展などを行っています。

ただON SUNDAYSのスペースは、展示されているコレクション作品が写ってはいけないというルールがあるので、実質写真撮影が不可能です。

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ON SUNDAYSとカフェ

ルールを守って撮影した写真がいくつかあるので、それを使って紹介しますね。

▲ON SUNDAYSの地下フロアです。

階段を登ったところの踊り場(中地下)のところがON SUNDAYS CAFE。ワタリウム美術館とは関係なく誰でも利用可能です。

▲地下から1階を見上げたところ。

このネズミ君は撮影可能です。

地下にはウォーホルやヨーゼフ・ボイスなど現代アート作品が並んでいるのでそれらを見るのも楽しいですね

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ワタリウム美術館の館内

美術館が建つ敷地が三角形なので建物も三角形。

そのため内部も面白いことになっています。

▲これは三角形の狭い方のスペース。

でもこちら側にエレベーターがあるので、鑑賞者は逆に狭いところから広い展示スペースが開けるように感じて得も言えぬ効果を上げています。

▲このように普通の美術館のような広さを感じることができます。

▲建物の構造物を利用して展示スペースを区切っていますね。

とにかく普通の美術館のような空間構成もできるし、逆に変形であることを利用した展示もしているしで、いつも楽しい展覧会です。

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▲これは立体的に空間を使った展覧会。

▲2階の一部スペースは3階までの吹き抜けになっているので、3階から2階を見下ろすことができるんですね、

▲あるいは隅のデッドスペースになりかねない場所を逆に利用してしまったり。

▲外のキラー通りを見下ろすこともできて美術館だけど開放的な雰囲気もあります。

▲「原宿幼稚園前」の交差点を見下ろしたところです。

黄色いポップな建物がその「原宿幼稚園」。

幼稚園の前の道を入っていくとカフェ「CASA(香咲)」がありますね。

キラー通りを写真右手の方に進めば100mほどで小室眞子さんが住む「オークウッドレジデンス青山」の立派な正面出入り口があります。

また写真には写っていませんが、交差点角のファミマのところからまいせん通りに入って表参道方面へ100mほどでTVでさかんに放映されていた「オークウッドレジデンス青山」の駐車場出入り口です。

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ワタリウム美術館への行き方

外苑前駅からなら「南青山三丁目」の交差点からキラー通り(外苑西通り)を千駄ヶ谷方面へ。「原宿幼稚園前」の交差点の先にワタリウム美術館の建物が見えるはずです。徒歩5分ちょっとですかね。

表参道の駅からだとA2出口から出てApple表参道の角を右に曲がってまいせん通りへ。キラー通りの方へ歩いて「原宿幼稚園前」の交差点を左です。駅から徒歩で10分くらいです。

▲美術館は月曜日休館ですがON SUNDAYSは無休で営業しています

展覧会がない時でもON SUNDAYSで最新の現代アート事情を探ったり、そのままカフェでゆっくりしたりできるのがいいですね。

▲もちろんワタリウム美術館はたしかな審美眼のもとで企画展の作家を選んだり、ユニークな視点からの企画展を行ったりで、日本の現代アートのひとつの中心でもあります。入場料も手頃ですし企画展の予定はいつもチェックしておきたいです。

ワタリウム美術館 基本情報

名称 ワタリウム美術館
住所 渋谷区神宮前 3-7-6
最寄駅 外苑前駅、表参道駅
休館日 月曜日
開館時間 11:00 − 19:00

 

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