六本木と西麻布のラーメン店
久しぶりに入鹿TOKYO六本木という期待のニューカマーが現れた六本木のラーメン界隈です。
六本木で遊んで最後にラーメンを食べて帰る、西麻布に流れて最後にラーメンを食べて帰る。そんな時にぴったりなラーメン屋を10軒紹介します。
西麻布
まずは西麻布エリア。
とんねるずのヒット曲や某歌舞伎俳優の事件などですっかり夜の街、危ない街というイメージが付いてしまいました。
西麻布は最寄り駅もないし大きな商業的ランドマークもないので、普通の人が通りかかったり遊びに行く機会が少なくて、それで変なイメージばかりが先行しているんですよね。
そんな西麻布から5軒紹介します。
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かおたんラーメン
西麻布の「かおたんラーメン」と言えば、交差点のホブソンズと並んで多くの人が懐かしいと感じるラーメン店です。
西麻布のラーメンの代表格のように言われることが多いのですが、実は住所は南青山です。
青山霊園への登り口に4本の煙突を突き出したバラック小屋のような店舗。創業当時からこんな感じで今も変わっていません。
澄んだ醤油味のスープに揚げ玉ねぎの甘みが美味しいラーメンです
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 南青山 2-34-30 六本木駅、乃木坂駅 日曜日 11:30 – 29:00 (翌朝5時。金土曜日は翌朝6時まで) |
赤のれん
かおたんラーメンと並ぶ西麻布の老舗「赤のれん」。
本場と同じ豚骨ラーメンが食べられる、ここも西麻布のラーメンの代表格です。
よく博多の赤のれんの支店と間違えられていますが、ここの創業者が博多赤のれんで修行して暖簾分けされたお店です。
昼は近隣の人たちで、そして夜になるとあちこちから芸能人が集まるようなラーメン店です。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 西麻布 3-21-24 六本木駅、乃木坂駅 日曜日 11:00 – 29:00 (翌朝5時) |
楽観 西麻布
かおたんや赤のれんとよりは新しく、淡麗系といラーメン界でも比較的新しいジャンルのラーメンが西麻布の裏路地にある「楽観 西麻布」です。
醤油、塩、味噌と揃っていますが、どれもいわゆる淡麗系です。スープは1種類で味付けで醤油と塩と味噌に変えています。
西麻布の裏の地元民しか通らない路地にあるので、誰かを連れていけばポイントアップ確実なラーメン店です。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 西麻布 1-8-12 六本木駅、乃木坂駅 なし 11:00 – 19:00 (金土は22:00まで) |
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しゅういち
カレーつけ麺専門店「西麻布 しゅういち」。
なんと、夜20時開店、翌朝6時閉店という超深夜営業。”夜も営業している” というより ”夜しか営業していない” といういかにも西麻布なラーメン屋です。
いちおう ”カレーつけ麺” 専門店と銘打っていますが、つけ麺でないラーメンもあります。
カレーらぁ麺、カレー油そば、黒ごまカレー担々麺、辛味噌カレーラーメン。要するになんでもカレーを使っているのですが、夜になって身体がさらにエネルギーを欲している時にカレーラーメンは食欲も進むしぴったりなのです。
場所は西麻布の交差点からさらに南青山寄り。通称”海老蔵ビル” の一つ西麻布寄りです。
しゅういちの存在を知っていて食べに来る人ばかりです。夜の早い時間は仕事帰りのローカルたち、遅くなれば西麻布で遊んでこれから帰る人たち、そして明け方は始発で帰る前に朝ごはんを食べる人たち。西麻布の人間交差点みたいなラーメン屋ですね。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 西麻布 2-25-22 六本木駅、乃木坂駅 日曜日 20:00 – 30:00 (翌朝6時) |
麻布ラーメン
赤のれんやかおたんに比べれば新顔ですが、ブランドとしては長い歴史を持つ「麻布ラーメン」。
西麻布の交差点近くの外苑西通り沿いに「麻布ラーメン 西麻布店」があります。
お酒を飲む人たちが西麻布で〆る時の第一候補かもしれないですね。「赤のれん」より広いし「かおたん」より近いから。
時には深夜でも歩道に人がはみ出すほど混むこともあったのですが、さすがに今はそんなこともありません。でもすぐにまたそういう状態に戻りそうですね。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 西麻布 4-1-5 六本木駅、広尾駅 日曜日 11:00 – 29:30 (翌朝5時30分) |
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六本木
つぎに六本木エリア。
西麻布のラーメン店は美味しくないとお客さんが来ないのですが、六本木は敷居を低くしないとお客さんが入ってこないのでチェーン店が多い印象です。幸楽苑は閉店してしまいましたが。
そんな六本木からも5軒紹介します。
天鳳
六本木ではもう老舗のラーメン屋が「天鳳」。
六本木で〆のラーメンとなったらまずは第一候補に上がるのではないでしょうか。
外苑東通りのミッドタウンの向かいに置かれた ”天鳳” と書かれたドラム缶。札幌ラーメン横丁の本店ではドラム缶でスープを作るほと繁盛したのだそうです。
昔、何も知らずに札幌ラーメン横丁を歩いて「天鳳」の本店を見つけた時は感激しました。てっきり六本木の店は洒落でラーメン横丁出身と言っているだけで、本当に札幌に天鳳があるとは思いませんものね。
昼間は近隣のビジネスパーソンでいつもいっぱい。夜も〆のラーメンを求めるお客さんでいっぱいだったのですが、深夜に食べるにはちょっと身体に悪そうな気がします。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 六本木 7-8-5 六本木駅 日曜日 11:00 – 21:45 (土曜日は20:45まで) |
香妃園
ラーメン店ではないけど六本木での〆に使えるのが老舗の中華料理店「香妃園(こうえへん)」。ここの名物、鶏煮込みそばこそが六本木の代表格と言う方も多いです。
また天鳳と違い今も翌朝まで営業しているのもいいですね。
昔は六本木駅のすぐ近くだったのですが今は移転リニューアルして瀬里奈のビルの裏に移っています。
それでもこの鶏煮込みそばを食べに通う人も多いでしょう。
鶏の出汁が効いたトロトロスープは身体にも優しそうで罪悪感なく深夜に食べられるのがうれしいです。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 六本木 3-8-15 六本木駅 日曜日 11:45 – 28:00 (翌朝4時) |
Minatoya 3 (NEXTDOOR)
ドイツの自動車メーカー メルセデス・ベンツのブランド発信拠点「Mercedes Me(メルセデス・ミー)」。世界でも六本木と大阪にしかない店舗です。
そんな世界のスーパーブランドの店舗でラーメンが食べられます。
Mercedes Meの隣のNEXTDOORという建物にはラーメン屋が入っています。
いま入っているのは、かつて虎ノ門で大行列を作っていた人気店「港屋」。虎ノ門の店舗は閉めてしまいましたが、メルセデス・ベンツ・ジャパンの社長のたっての願いで、ここNEXTDOORに期間限定で復活しています。
定期的に入っているラーメン店を変えていくそうなので、港屋のラーメンをまた食べたい人は早めに。次に何が入るかも楽しみですね。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 六本木 7-3-10 六本木駅、乃木坂駅 不定 11:30 – 15:30, 17:30 – 21:30 |
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AFURI 六本木交差点店
こだわりの淡麗系ラーメンでファンも多いAFURI(あふり)。本店は恵比寿ですが、六本木や麻布十番など港区を主戦場とするラーメン屋です。麻布ラーメンのライバルということになるのでしょうか。
そんなAFURIは六本木エリアに2店舗あります。
一つは六本木の交差点にも近い俳優座横の「六本木交差点店」。もう一つは六本木ヒルズのメトロハットの地下にある「六本木ヒルズ店」です。六本木ヒルズは23時までの営業ですが、六本木交差点店は休前日には翌朝5時まで営業しています。
何となく身体に良さそうな感じのラーメンなので、深夜でも食事代わりに食べられたり女性客にも人気があるのが特徴ですね。
同じ淡麗系、しかもAFURI出身者が始めた「入鹿TOKYO六本木」が100mしか離れていない場所にオープンし、これから仲良くやっていくのか野次馬的興味津々なところです。
AFURI 六本木交差点店
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 六本木 4-9-4 六本木駅 無休 11:00 – 23:00 (金土祝前日は翌5:00まで) |
蒼龍唐玉堂 六本木
ラーメンでもここは担々麺専門店です。六本木エリアには龍土町に1軒、それと出雲大社東京分祠の近くに1軒あります。
際(きわ)グループのよくあるカジュアル中華なのですが、出雲大社東京分祠に近い六本木7丁目の蒼龍唐玉堂には見逃せない名物があります。
なんでも日本滞在中にボッチでやることもないキアヌ君はここに夕食を食べに来ていたのだそうです。キアヌ・リーブスらしいエピソードですね。
もちろん六本木ですからハリウッドスターのサインがゲストブックにずらずら並ぶようなレストランやクラブはいくつもあるでしょうが、他のお客さんの目に触れるような場所に落書きがあるのはここくらいではないでしょうか。
住所 最寄駅 定休日 営業時間 |
港区 六本木 7-17-16 六本木駅 無休 11:30 − 22:30 (日〜水)、 11:30 – 28:00 (木金土) |
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その他のラーメン店
あと夜の六本木でラーメンを食べられるのは、
一風堂 六本木店
麺屋武蔵
竹虎
くらいでしょうか。
一蘭は閉店しました。
何回か店名が変わった東京ミッドタウン西交差点近くの「六本木まる彦らーめん」は乃木坂に移転しました。
隠れた人気ラーメン店「五行」はいったん一風堂に変わりましたがそれも閉店し、今はふるけんグループの「ふるめんUSA」という深夜営業の中華料理店になりました。