ほとんど六本木ヒルズの向かい、六本木通り沿いのコーヒースタンド「Roppongi Coffee」。2023年の暮にオープンした六本木には珍しいテイクアウトとスタンディングだけのコーヒースタンドです。
突如現れたRoppongi Coffeeですが、実は代官山のキャッスルストリートや中目黒に店舗を構えるスペシャルティコーヒーの「カフェファソン」がプロデュースしたもの。
▲2,3年前に建ったJSSビルの1階がRoppongi Coffee。
昔はここは「全日本海員組合本部会館ビル」、通称「海員ビル」の駐車場だった場所です。全国の船員と海事関連産業で働く人が加入する労働組合の拠点でもあった海員ビルは日本の代表的なモダニズム建築として改修、存続するされる現在も改修工事が続いています(もうじき完成)。そしてJSSビルは海員ビルの改修工事の一環として新築されたビルのようです。
なおJSSビルというのは略称で正式には「全日本海員福祉センタービル」です。
Roppongi Coffeeはあくまでもビルのテナントなので海員組合関係者以外でも誰でも利用することができます。
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Roppongi Coffeeの店内
Roppongi Coffeeの店内を見てみましょう。
キッチンカウンターはありますが椅子席はありません。
基本的にスタンディングかテイクアウトになります。
▲ピロティ部分はRoppongi Coffeeのテラス席。
ただしテーブルはあるけど椅子はありません。
場所を考えるとゆっくり座ってコーヒーを飲んだりするより、スタンディングでさっと済ませるとか、オフィスまでテイクアウトしてといった利用が多くなるのでしょう。
またピロティの脇は六本木通りから海員ビルへのアクセス通路になっているようです。
イートインの場合は外でスタンディングで飲むことになりますが、店内のカウンターを利用することもできるようです。
Roppongi Coffeeのコーヒーとメニュー
ドリンクは主に自家焙煎のコーヒー。
それと軽食としてサンドイッチが用意されています。
▲Roppongi Coffeeと六本木の「6」がデザインされたオシャレなロゴ入りカップ。
これはアメリカーノのアイスですが、ドリップコーヒーなら自家焙煎豆5種類から選べます。
▲メニューには載っていませんがマドレーヌやフィナンシェ、クッキーにマドレーヌといったお菓子もあります。
またコーヒー豆やオーガニックスープも。
ドリップコーヒーが583円、アメリカーノが550円、サンドウィッチが660円(どれもイートインの場合で税込み)という価格帯。
六本木通り沿いのスペシャルティコーヒーですからこんなものでしょうね。
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Roppongi Coffeeの場所とアクセス
六本木の交差点から六本木通りを100mほど西麻布方面へ歩いたところ。
六本木駅からならヒルズ側の改札を出て2番出口から地上に上がれば眼の前です。
▲六本木ヒルズからならポンパドールなどがある交差点の横断歩道を反対側に渡ったところがRoppongi Coffeeです。
2024年の暮にはこの裏に「六本木セントラルタワー」が完成しますし、「海員ビル」も改修が終わり綺麗になっています。ガラッと様相が変わりそうな7丁目界隈のおしゃれカフェ第一号なのがRoppongi Coffeeになりそうです。
また週末も営業していますから週末になると大混雑になる六本木ヒルズ内のカフェではなくRoppongi Coffeeを利用するのもおすすめです。
Roppongi Coffee 基本情報
店名 | Roppongi Coffee |
住所 | 港区六本木 7-15-12 |
最寄駅 | 六本木駅 |
定休日 | なし |
営業時間 | 10:00 – 17:00 |