フライ定食ならお任せ。誰もが満足西麻布の老舗定食「三河屋」(閉店)

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西麻布 三河屋

西麻布でお腹いっぱいランチをと思ったらまずは「西麻布 三河屋」。美味しい、ボリュームたっぷり、なかなか行けないということでランチタイムにはいつも行列ができる人気の定食屋さんです。

三河屋は2024年3月で閉店しました。家族一同、そして従業員も元気だそうです。

もっとリーズナブルな値段でお腹いっぱいのランチを食べようと思ったら「七番」という選択肢もあり、そこなら600円でお腹いっぱいですからね。

でも毎日同じお店だと栄養のバランス的にも良くないので、「西麻布 三河屋」と「七番」をうまく使い分けて通って栄養のバランスを取りたいものです。

ちなみに三河屋さんは冬休みや夏休みには長いお休みを取ります。日本のスタンダードだとずいぶん長く感じますが、思い切り長い休みを取っているのか、暑さ寒さで仕事にならないのか分かりませんが例年こんなものです。

三河屋さんはもともとは精肉店。昭和初期1930年の創業だそうですが、30年くらい前からは定食屋に業態変更して肉屋がやる定食屋として西麻布界隈のビジネスパーソンの支持を集めています。

そして定休日は水曜日と週末。逆に言うと、月火木金しか営業していません。

また営業時間は11:30から14:20までの2時間半。品切れ終了なのでだいたい14時前には閉店しています。七番より訪問難易度は高めです。

そんな「西麻布 三河屋」で久しぶりにランチをしてみました。

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三河屋のミックスフライ定食

今回のオーダーは名物の「ミックスフライ定食」。1,200円です。

▲お盆にご飯、お新香、お茶とミックスフライが乗って出てきます。

ミックスフライはメンチカツ、鶏むね肉、ハムカツそれとおまけはポテトコロッケでした。

あとご飯はお代り無料です。

▲左端のがとってもジューシーなメンチカツ。

上に2本乗っているのが鶏むね肉。その下の丸いのがポテトコロッケです。

全部揚げ物(フライ)ですからね。カロリーもたっぷりです。

▲鶏むね肉はタンパク質もたっぷりなのでむしろヘルシーかもしれませんね。

筋トレしている人にも受けそうなフライですね。

▲メンチカツですね。ジューシーなうえにボリュームもあります。

三河屋は美味しいんだけどあのボリュームが・・・という人が時おりいますが、こういう脂ぎったところにやられているのかもしれませんね。

でも三河屋に並ぶお客さんが10人いれば2人は女性ですから特にボリュームが過大ということもないと思います。

今回はミックスフライ定食でしたが、メンチ、チキン、ハムカツそれとコロッケ。どれも単独で定食を張れる美味しいフライです。

▲テーブルに置かれているのは「さるかに合戦」ふりかけ。

定食屋で何に使うのか?

▲もちろんご飯にかけます!

三河屋以外で見かけたことがないと思うのですが、でも20年以上前からずっと三河屋のテーブルにはこのふりかけが置かれ続けています。

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三河屋のキッチン

お昼に2時間半フライを揚げ続ける三河屋さんのキッチンを覗いてみましょう。

▲といっても暑い時は窓を開放していて中は丸見えです。

オーダーによってパン粉をまぶして油で揚げて揚げて揚げ続けています。

揚げ物担当は先代(定食屋に業態変更した人)の娘さんらしいです。

▲キッチンが2人、ホールが1人というスタッフ。全員女性です。七番は姉妹ですけどこちらはどういう関係なのでしょうね。

三河屋の店内

店内はカウンター5席と4人がけテーブルが3卓です。

▲一番奥の4人テーブル

▲キッチン前のカウンター。ここは5席ありますが、このように間隔は狭いです

お盆一つ分が自分の領地と考えるのが良いと思います。

▲白いワイシャツの人がいるところには4人用テーブルが1卓。この写真の時は斜向かいに相席していたようです。

また店内には待ち合い用の椅子も用意されています。

外には行列ができるし、中はこのように狭いし相席もあるし、正直ゆっくりランチを楽しむというより戦場でガツガツ食事をするような雰囲気です。でもそれとこのボリュームや味付けと相まって 「三河屋らしいボリュームたっぷりなフライ定食」として記憶に刻まれるのでしょう。

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三河屋のメニュー

そんな三河屋のメニューはシンプルです。

▲8種類の昼定食。これで全部です。
(メニューは取材時のものです)

メニュー表もあるのですが、それは行列に並んでいる時に渡されるだけで、テーブルには置かれていません。行列に並んでいるうちに注文を聞かれるので、テーブルに置く意味がないんですね。

最近は最低1,200円から。以前と比べるとずいぶん値上げしました。昔は1,000円しなくて西麻布にしては安いという感覚でしたものね。

▲これは店頭にあるメニュー? みたいなもの。

コロッケ、メンチ、とんかつ、海老フライ。そして定休日が一部見えなくなっていますが、定休日は水曜日、土、日、祭日です。

営業時間は11:30から14:00まで。ただし、ご飯が切れたら終了です。

大事なことが書いてありますね

行列のできる定食屋

これ以上値上がりする前に三河屋で昼定食を食べておこう!

まずは行列の様子です。

▲これは11時40分頃の三河屋店頭です。

開店時の一巡目のお客さんは既に入店していて、店内に1人、店外に1人が待っている状態でした。

ここで並べば10分もかからず入店できるはずです。

11時半の開店から11時45分くらいが一番空いているかもしれませんね。

▲三河屋でお昼を食べて外に出た、12時15分の行列です。

回転が早いお店ですが、でもこれだと最後尾の人は30分くらい待つことになるかも。

じゃぁお昼どきをずらせば良いかというと・・・

▲三河屋の扉は閉まり、路上にはなにか看板が出ていますね。

▲「本日は終了いたしました」。要するにご飯が終わっちゃったんですね。

時間をずらし過ぎるとこういうことになります。やはり12時前に訪問するのがベストみたいですね

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西麻布 三河屋の場所とアクセス

西麻布の外苑西通り沿い。西麻布の交差点から乃木坂方面へ数十m。

最近できた「シャトレーゼ」の隣です。

▲六本木駅からだと、六本木通りを西麻布へ向かい、西麻布の交差点を右折してシャトレーゼの先。徒歩7,8分というところでしょうか。

乃木坂の駅からだと青山霊園の下、青山公園の脇を通って外苑西通りに出て西麻布の交差点方面へ。乃木坂の駅から徒歩5分ですね。

ランチ時間ならほとんどの場合は行列が出来ているのですぐ分かります。

西麻布でのパワーランチ(パワーが付くランチ)としては七番と並ぶ両横綱という感じですが、お値段も歴史もこっちの方が上です。出自が肉屋という定食屋だけに肉についてはこだわりがあるようで、そのためファンの人も多いです。

西麻布でお腹いっぱいなランチをしたい時、ランチ時に西麻布にできる行列が気になっている人、「西麻布 三河屋」で昼定食を試してみてはどうでしょうか。

行列が短ければ並んでもいいし、運悪くご飯切れで終了していても、そんな時間なら「七番」へ行けばすぐに入れるはずだからお昼にあぶれることもありません

西麻布 三河屋 基本情報

店名 西麻布 三河屋
住所 港区西麻布 1-13-15
最寄駅 乃木坂駅、六本木駅
定休日 水曜日、土日祭日
営業時間 11:30 – 14:30
予約 不可
タバコ 禁煙

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