SNSでも大人気。骨董通りの隠れたミニャルディーズ専門店「Un Grain (アングラン)」

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ミニャルディーズ専門店 Un Grain (アングラン)

骨董通りから一本入った南青山の住宅街に店舗を構える「Un Grain(アングラン)」。ミニャルディーズの専門店としてオープン以来静かに支持を集める隠れた人気店です。

▲さりげない外観のUn Grainの店舗。

実は南青山でもみゆき通り沿いに本店がある高級洋菓子「ヨックモック」のさらに高級なブランドが「Un Grain(アングラン)」なのです。

ヨックモックだって十分高級でお土産にしても喜ばれますし、食べても美味しいのですが、さらにその上を目指そうというブランドですね。

それもあって目の肥えたスイーツファンたちからも人気も得ているのでしょう。

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ミニャルディーズとは?

Un Grain(アングラン)はヨックモックのミニャルディーズ専門店。

ところで ”ミニャルディーズって何?” ですよね。

ミニャルディーズは ”mignardises” と綴るフランス語で、食事の最後にお茶と一緒に出てくるひとつまみサイズのお菓子のことです。

ケーキなど生菓子からクッキーなど焼き菓子まで、まとめて ”ミニャルディーズ” と呼びます。

食後に食べるものなのでサイズは小ぶり。

▲この写真のケーキも小さいです。普通にケーキ屋さんで売られているショートケーキの4分の1くらいなサイズ感でしょうか。

▲黒いお皿の直径が16cmなので、ケーキ1つの大きさが分かりますね。

▲アングランの近くにある「ヨックモック ミュージアム」のカフェでもアングランのお菓子がいただけます。そのカフェでいただいた時の写真です。

コーヒーカップと比べると大きさが分かるかも。ミルクピッチャーと同じくらいのサイズですね。

これでケーキの価格が平均500円くらいしますから高級と称されるのも当然です。

アングランのミニャルディーズ

アングランのミニャルディーズは大きく生菓子系と焼き菓子系があるのですが、今回は生菓子(ケーキ)をテイクアウトしてきました。

▲店内には大きな商品ケースが2つあって、アトリエ側のケースには生菓子、レジ側のケース(写真右側)には焼き菓子が並んでいます。

▲左からベルガモット(柑橘類)を使った「エリタージュ」520円、ベルガモットとパッションフルーツを加えた「ジャルダン」520円。

この2種類は夏場の持ち歩き時間が30分以内だそうです。それじゃ持って帰れないという人でも大丈夫、アングランでは予約すればイートインも可能なのです。

「ジャルダン」の隣はホワイトチョコレートやフランボワーズを使ったピスタチオのケーキ「ヴェール(Vert)」、右端はチョコレートケーキの「ティト ショコラ」です。

▲左から夏をイメージしたケーキ「エテ」、季節の柑橘類のタルト「タルト アグリューム」、アプリコットの「マカロン アプリコ」そしてピスタチオクリームとチェリーを包んだ「フィロ ピスターシュ」。

この日店頭に並んでいたお菓子はこれだけですが、予約すれば全種類に対応してもらえるようです。

焼き菓子はオンライン通販でも取り寄せできるようですが、ミニャルディーズのケーキは店舗でしか買えないので、大事な人へのお土産、プレゼントに最適だと思います。

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アングランの焼き菓子

焼き菓子も ”ミニャルディーズ” 。アングランは焼き菓子も充実しています。

▲左からメープルシュガー、スパイスときび砂糖、コーヒー味そしてベルガモットのサブレ。

右端はブルターニュ風の焼き菓子「ガレット ブルトンヌ」です。

ケーキ類と違って型崩れの心配や持ち歩き時間の制限もないので遠方へのお土産に良いでしょうね。

▲焼き菓子などケース入りの商品が20個入るギフトBox。

相手の好みに合わせて商品も選べそうですしお中元などにはぴったりかもしれません。

Un Grain(アングラン)にはオンラインショップもありますが、その場合セットの商品は選べないようです。

▲アトリエでパティシエさんがケーキを作っているのを見ながら、ケーキはどれにしようか、焼き菓子も合わせて買おうか、いろいろ悩むのも楽しいですね。

アングランのパッケージ

今回はケーキを4種類4個購入してみました。

▲4個購入した場合、ケーキ2個入る紙の箱2つに分けて入れてもらえます。

実は6個箱と12箱というのがあって、その箱は中身が見えるように作られています。ティーパーティーなど皆んなで観て楽しみたいなら6個または12個になるよう数を調節すると良いかもしれません。

▲型くずれしないよう、このようにしっかり箱の中で固定されていました。

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ミニャルディーズたち

今回購入したミニャルディーズたち、一つづつ紹介します。

▲上の黒いお皿から時計回りに「タルト アグリューム」。

たぶん季節限定の「ノワイヨ」。

真夏をイメージした「エテ」。

ベルガモットとパッションフルーツの「ジャルダン」です。

▲ちょっと角度を付けてみます。

横に小さいだけでなく、高さも小さいことが分かると思います。

サイズが小さいのでカロリーのことはあまり気にしなくて良いのだと思いたいですね。

▲アングランの特徴は、オープンして数年経つのに今なおパティシエが積極的に新作を発表していることでしょう。

この「ノワイヨ」も新作です。甘いクリームの上に乗っているのは赤桃です。

▲これは酸味の効いたベルガモットとパッションフルーツに、ホワイトチョコレートの甘味をバランスさせたという「ジャルダン」。

夏場の持ち歩き時間30分、それ以外でも1時間だそうです。

▲高知産の旬な柑橘類を使ったタルト「タルト アグリューム」。

この日はレモンでした。

▲エキゾチックさとオリエンタルな雰囲気を感じる真夏をイメージしたという「エテ」。

どれも小さくとも丁寧で上質なケーキたち。

大きなケーキを好きなだけ食べるのも良いのですが、こうした上質なスイーツを一口、二口で食べるその儚さを楽しむところがアングランのミニャルディーズを食べる理由でしょう。

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アングランの店舗

そんな上質なスイーツを買う体験、食べる体験、どちらも同じような上質さを感じてもらうために空間づくりにも気が配られている店舗です。

▲南青山のマンションの1階がUn Grain(アングラン)の店舗。店舗内にはアトリエも併設されています

▲エントラスから中を見ても壁があるだけ。

突き当りを右に入ると店内です。

知らないと何の店舗かも分かりません。

▲エントランスの壁にはUn Grainのロゴ。

店舗のオープンが2015年。

▲奥にやっと店内が見えてきました。

入り口にあったUn Grainのロゴ、この壁のデザイン、そして紙袋のパッケージなどは東京オリンピック2020のピクトグラム(人力ピクトグラムが話題になったあれです)をデザインした廣村正彰によるものです。

こうした空間を演出するデザインにもしっかりお金をかけています。もっとも廣村正彰のオフィスはUn Grainの目と鼻の先なので単に近所だから依頼したのかも。

▲パティシエが働くアトリエ、そして商品ケースが2つ。

▲これがイートインスペース。

生菓子系商品ケースの隣です。

事前予約すれば好きなミニャルディーズが2つ(または3つ)とドリンクのセットがいただけます。エリタージュやジャルダンが食べたいけどテイクアウトできない場合もここでイートインできます。

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アングランの場所とアクセス

最寄り駅は表参道駅です。表参道のB3出口から出たら表参道の交差点と反対側に進んで「南青山五丁目」交差点を左へ曲がって骨董通りへ。そのまま真っ直ぐ500mほど歩くいた「南青山六丁目」交差点の一つ先の角を右へ入るとUn Grain(アングラン)です。

表参道の駅から徒歩10分ですね。

▲ミニャルディーズの写真が並ぶ看板が目印です。

また付近には駐車場も多いですし、骨董通りの路上パーキングも使えるのでクルマで訪問しても大丈夫です。

オープンしてずいぶん経ちますが、あまり馴染みのない ”ミニャルディーズ” の専門店ということで、トレンドに敏感な人は知っているけど、そうでない人にはまだまだというUn Grainです。

近くのヨックモックミュージアムでまず食べてみて、気に入ったらアングランであれこれ選んで見るというのも良いかもしれません。みゆき通りのヨックモック本店ではアングランのミニャルディーズは食べられません。

また骨董通りのカフェやミュージアムを合わせて巡って、最後にお土産にアングランのミニャルディーズというのも良いコースかもしれません。

Un Grain (アングラン) 基本情報

店名 Un Grain (アングラン)
住所 港区南青山 6-8-17
最寄駅 表参道駅
定休日 水曜日
営業時間 11:00 − 19:00
予約 イートインは要予約
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