白金バスクを長野で楽しめる絶景カフェ「ロンディネッラ カフェ」は最高!御開帳で賑わう善光寺などと合わせて行きたい。

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ロンディネッラ カフェ ( Rondinella Caffe)

白金高輪の「GAZTA (ガスタ)」やバスク菓子の「メゾン・ダーニ」などで白金高輪のバスク化を進めるグループが、長野のりんご園が広がる山中に「Rondinalla(ロンディネッラ)」という絶景カフェをオープンしているので訪問してみました。

GAZTAもすぐ隣の「メドン・ダーニ」もバスクバルの「HIKIXOU(ヒキショウ)」もイタリアンカフェの「ドロゲリア・サンクリッカ」も運営は同じ会社で、さらに白金の「焼肉ジャンボ」や五反田のステーキ屋「ミート矢澤」なども含めて同じ系列なのですが、その中でも最新の店舗ということになるみたいです。

▲崖の上に建つ店舗。

下には新幹線、高速道路、千曲川などが見えて、遠くには蓼科山も見えるというロケーションです。

この景色を見ながら、GAZTAのケーキやメゾン・ダーニのお菓子など白金と同じものを食べられるのですね

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ロンディネッラのテラス

長野だし標高も高いので寒い時期は厳しいでしょうが暖かい時期は眺望も最高なテラス席ですね。

▲その中でも特等席はテラス奥側のソファ席。

時間帯によっては取り合いになるくらいの人気席だそうですが、夕方にはお客さんが少なくなって比較的確保しやすいようです。

下に見えるのは千曲市(ちくまし)。この街は長野市や上田市ほど大きな街ではないので、夜景はちょっと微妙かもしれないですね。

また以前紹介した北アルプスを眼前にした白馬の「シティベーカリー」とは別の種類の、人里っぽさを感じる”絶景”です。

▲ソファ席の他には2人用のテーブル席も。

ここなら完全に二人の世界に浸れますね。

▲この2つしかないテーブルからの眺めはこんな感じになるはずです。

▲テラスには4人用テーブルも用意されていました。

山の上で人も少ないしランチタイムも過ぎた時間に訪問したのでお客さんは少ないです。訪問時はそれでもお客さんがいたのですが気づくと誰もいなくなっていました。

たぶん、休日の朝からランチタイムくらいがピークで、それ以外の曜日や時間まら混雑はあまり気にしなくていいんじゃないでしょうか。

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ロンディネッラでおやつカフェ

今回はドリンクとケーキ、それとミニホットドッグをオーダー。

ホットドッグを追加したのはもちろんヤザワミート系列なのでお肉も美味しいだろうと読んでのことです。

▲黒いプレートに乗っているのはコーヒーと「ロンディネッラ」限定のバスクチーズケーキ。

白いプレートに乗っているのはルイボスティーとピスタチオのクリームケーキ。

▲ロンディネッラ店舗限定の「中井侍銘茶のバスクチーズケーキ」。GAZTAの普通のバスクチーズケーキもありますがやはり限定という言葉にはみんな弱いですもんね。

長野県の地元で採れた抹茶を使ったバスクチーズケーキだそうです。

またコーヒーカップは地元の陶芸作家の手によるものだそうで、材料から容れ物まで地元産ということになります。

ちなみにバスクチーズケーキは白金のお店と同じ価格です。プレーンなものが760円、チョコレートバスクチーズケーキが880円です。この抹茶のバスクチーズケーキは860円。

白金での値段とこんな山の中とが同じ値段で大丈夫なのかと一瞬心配してしまいました。でもオンライン販売がメインで実質全国均一価格みたいなものですから、そういうものだとスンナリ受け入れられているのでしょうね。

あとカフェでバスクチーズケーキを1個食べるのはかなり満腹になりますね。うっかり1人1個のケーキをオーダーしてしまいましたが、これは2人で1個をシェアして食べても十分満足できると思います。

▲こちらのピスタチオのクリームケーキ「アドラーブルピスターシュ」の方は比較的軽めなので、1人1個でも大丈夫。

ルイボスティーのアイスも美味しいです。

そして絶景。クルマを運転する人は大変だったかもしれませんが、わざわざ訪問した甲斐があるというものです。

▲バスクのケーキと新緑の信濃路です。

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信州太郎ポークのミニドッグ

ヤザワミートだと思って「ポークのミニドッグ」もオーダーしてみました。

▲これも地元のポークを使ったソーセージです。地元産のポークをヤザワミートがソーセージに仕立てているのでしょう

▲パンもソーセージも美味しく、”ミニドッグ という以上にボリュームがあります。

カフェというより軽めのランチにいいかもしれないです。

ロンディネッラのメニュー

ロンディネッラのメニューを紹介します。

▲これはドリンクメニュー。

コーヒーはたぶん「ドロゲリア・サンクリッカ」のもの。ただ見える範囲にあのエスプレッソマシンはなかったので、マシンだけは違うものだと思います。

メニューなども改善中ということでしたから、もしかしたら今後Elektra(エレクトラ)社のエスプレッソマシーンが導入されるかもしれないですね。

▲これはフードメニュー。

11時から14:30までパスタにサラダが付くので、これが実質的なランチになっているのでしょうね。

それ以外は地物野菜とかジビエとか信州太郎それに信州サーモン(海のない長野でサーモン!?)など地元食材をフィーチャーしたメニューが並んでいます。

▲商品ケースにはバスクチーズケーキが並んでいます。

「バスクチーズケーキ」、「チョコレートバスクチーズケーキ」、「ホワイトチョコレートバスクチーズケーキ」の3種類は白金と同じですね。

白金の ”季節限定”バスクチーズケーキの代わりがロンディネッラ限定の「抹茶のバスクチーズケーキ」なのでしょう。

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白金が長野にやってきた

ロンディネッラではグループ各店のメニューなどをうまく取り入れています。

▲出入り口のドアの取っ手。

これはドロゲリア・サンクリッカでも多用されていたのと同じテラゾーですね。

▲ロンディネッラの壁に並ぶイタリアからの輸入食材はドロゲリアと同じ。

ディスプレイの仕方までそっくりな気がします。

ガスタ(GAZTA)のトートバックも。当然同じものです。

それ以外にもCASA DE GAZTA(カーサ・デ・ガスタ)やメゾン・ダーニからのものも。

▲要するに、バスク化が進む白金高輪一帯の店舗がまとめて長野にやって来たということですね。

白金だとバラバラの店舗の商品を、ここロンディネッラならまとめて買えてしまう訳です。

地元の人だけのカフェにしておくにはもったいなくて、長野に行く機会があれば訪問してみる価値がある場所です。

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ロンディネッラの店舗

崖上に建つ黒いシックな建物がロンディネッラ。

▲敷地に入るとこのような案内板が立っています。左がカフェの「ロンディネッラ」。

右は宿泊施設になる予定の建物だそうです。

▲店舗の前には3台分の駐車場があってそこからブリッジを渡って建物へ。

また道路を挟んだ向かいには12台分の駐車場もあります。
(でも長野も車社会なのでお客さんが12人でクルマも12台ということは十分有りえます)

あと、店舗前も広い駐車場も、連絡通路も、全部グラベルなんですよね。これから改善されると思いますが足元には注意です。

景色は絶景ですけど、東京並みの細部まで行き届いた空間づくりはされているわけではありません。そこは期待しないようにしたいです。

▲駐車場横の空き地には木製のテーブルとベンチが置かれています。

ここもロンディネッラの敷地だそうで、同じ絶景を見ることができます。

お店でテイクアウトしてここで食べることもできるそうです。要するに消費税を2%安くあげてお得ですということなんですね。

地面の土がむき出しの地面ですからピクニック気分ですね。

▲実際ここでケーキを食べているお客さんもいました。

ロンディネッラへのアクセス

最寄駅から徒歩1時間以上、バスもないみたいなので、実質クルマでしかアクセスできません。

カーナビやGoogle Mapなどの案内に従ってアクセスしてください。住所は「長野市篠ノ井有旅(うたび) 6408-1」。

長野市街からクルマで1時間弱ですが、曲がりくねった細い山道を15分くらい走る必要があります。

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中谷芙二子の「霧の彫刻」

今回長野を訪問したのは長野県立美術館の常設展示「霧の彫刻」を再び鑑賞するためでした

▲昨年2021年にオープンした長野県立美術館は2022年の建築学会賞を受賞した話題の美術館です。

建築も話題ですが、メディア・アート作家の中谷芙二子の「霧の彫刻」が初めて美術館に常設されたということでも話題です。

▲普通に水辺があって滝が流れている美術館の中庭。

▲ここが1日4回、人工的な霧に包まれます。

でもその霧はその日その時刻の天気、温度、湿度、風向きになどによって毎回異なる姿を見せるのです。

以前は品川のシーズンテラスでも中谷芙二子の霧の彫刻が体験できたんですけど今はどうなのでしょうね。

▲霧の彫刻が姿を現す様子です

時刻は毎日10:00, 12:30, 14:00, 15:30 の4回ですが美術館の都合で変更になることもあるようです。また極寒の長野なので冬季は休止です。休止期間や開催時間については長野県立美術館のホームページで確認してください。

またこの「霧の彫刻」はパブリックな場所なので美術館の入館料は不要で誰でも鑑賞することができます。

実は2021年のオープン時にも訪問していて、その時は1時間ごとに1回つまり1日8回の開催で、中庭が全部霧に包まれるくらい大規模なものでした。

今は回数も半分に減り、霧の量も少なくなっているようです。開館当初の様子と中谷芙二子についてはこちらの記事をどうぞ。

谷口吉生の東山魁夷館

長野県立美術館には谷口吉生が設計を手掛けた「東山魁夷館」が併設されています。

その名の通り、日本画家の東山魁夷が長野県に寄贈した作品を収蔵・展示する美術館です。

▲東山魁夷なので好き嫌いは分かれると思います。でもこの中庭は谷口吉生らしさ全開の素晴らしいもので誰もが感嘆するものです。金沢の鈴木大拙館にも似た凛とした雰囲気も良くて長野の隠れた名所だと思っています。

なお中庭に入るのは無料で誰でも入れますが建物側から庭を眺めるには入館料が必要です。東山魁夷館についての詳しい情報はこちらの記事もどうぞ。

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善光寺と御開帳

長野市といえば善光寺。実は長野県立美術館は善光寺と隣接しています。

そして今その善光寺では七年に一回の「御開帳」が8年ぶりに開催されています。七年に1回なのに8年ぶりというのは本来は昨年2021年開催予定だったのが疫病(COVID-19)で延期になったから。待ちわびた全国の善男善女が善光寺へ参拝に訪れているようです。

▲善光寺の本尊は ”秘仏” とされていて誰も見ることができないので 「前立本尊(まえだちほんぞん)」という代理を立て、その前立本尊も普段は倉庫に眠っていて7年に1回だけ本堂に安置されます。それが「御開帳」と言われるもの。

本堂に安置された前立本尊の指と本堂前に立つ回向柱(えこうばしら)とは紐で結ばれているので、この回向柱に触ると前立本尊に触るのと同じ御利益があるのだそうです。

えぇもちろん回向柱に触ってきました。だって誰も並んでないんですもの。

前立本尊を見ることができる「外陣参拝」は本堂を回るように朝から行列が出来ていましたけど朝の回向柱はガラガラでした。お昼過ぎにもう一度見に行ったら回向柱にも長い行列が出来ていたので、御開帳中の善光寺に行くなら朝が良いのではないでしょうか。

9時前に善光寺に行って参拝して、長野県立美術館へ移動して10時の中谷芙二子を見て、展覧会を見ているうちに12時半になるのでもう一度中谷芙二子を見るというスケジュールなんかいいですね。

霧の彫刻も朝と昼間では印象が変わりますし、1回目は上から見て2回目は下からというように鑑賞ポイントを変えて楽しむこともできます。

また善光寺近辺や長野の温泉などに泊まって参拝と長野県立美術館をゆっくり楽しむのも良いでしょう。



親孝行で善光寺へ行ったり、話題の長野県立美術館と中谷芙二子を見に行ったり、長野のそれも北部の「長野市」の方を訪れる機会があったら、白金のバスク菓子をそのまま味わえる絶景カフェ「ロンディネッラ」も合わせて訪問してみたいですね

ロンディネッラ ( Rondinella Caffe) 基本情報

店名 ロンディネッラ
住所 長野県長野市篠ノ井有旅(うたび) 6408-1
定休日 月曜日、火曜日
営業時間 9:00 – 19:00 (平日)
8:00 – 19:00 (土日祝)
11:00 – 14:30がランチ
禁煙・喫煙 禁煙

長野県立美術館 基本情報

施設名 長野県立美術館
住所 長野県長野市箱清水 1-4-4
休館日 水曜日
開館時間 9:00 – 17:00 (平日)
入館料 一般 700円、大学生 500円、高校生または18歳未満 無料

霧の彫刻 基本情報

作品名 霧の彫刻 #47610
-Dynamic Earth Series Ⅰ-
作者 中谷芙二子
場所 長野県立美術館 水辺テラス
開催 1日4回 (冬季は休止)
開催時間 10:00、12:30、14:00、15:30
開催情報 休止期間案内、開催時間の変更はホームページで随時アナウンス

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