ポケモンと考える アート・環境教育展展
東京ミッドタウン(六本木)のデザインハブ内にある多摩美術大学のサテライト「TUB」で、ポケモンを題材にしてアート教育の育む感性や創造性、それと環境教育を学ぼうという「ポケモンと考える アート・環境教育展」が開催されています。
多摩美でプロダクトデザインを学ぶ学生たちが身の回りの素材を材料に制作したポケモンを「POKÉMON UPCYCLE SCULPTURE」として展示する他、小学生と保護者がペアになって。「君だけのモンスターボールをつくる」というワークショップも開催されます。
(ワークショップは既に定員に達して受付を終了しています)
▲東京ミッドタウンは21_21 DESIGN SIGHTがあり ”デザイン” の拠点を目指した施設づくりをしています。”アート” をキーワードにした六本木ヒルズに対して、デザインの東京ミッドタウンですね。
そのデザインを通じて未来を考えようというコンセプトのもとに「東京ミッドタウン・デザインハブ」という拠点があり、多摩美術大学もTUBという大学発のオープンイノベーション拠点をデザインハブ内で運営しているのです。
今回のポケモンもそのTUBの企画の一つとして開催されています。
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POKÉMON UPCYCLE SCULPTURE
展示されているのはプロダクトデザイン専攻のStudio3の学生たちが制作したポケモン。
▲展示されているポケモンたちは自転車のタイヤやパソコン用のケーブルなど廃材を材料にしたポケモンが20数体。
また日々の生活で生じるゴミ問題をQ&A形式で示す展示も併せて行われています。
パソコンをインターネットに繋ぐLANケーブルや、TVとアンテナを繋ぐケーブルなどを使って制作されています。足はマウスを使っています。
▲ホゲータは通学用のヘルメットと工事用のコーンを使っているようです。
このようにポケモンなんだけど材料が廃材というユニークな展示です。
なおこの展覧会はポケモンらしい社会貢献活動を行う「ポケモン・ウィズ・ユー財団」の協力を得ているのでライセンス的に問題のないポケモンです。
デザインハブやTUBではこうした一般向けの企画展も行われるので、東京ミッドタウンを訪問したら時々はチェックしておきたいですね。
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デザインハブ(TUB)へのアクセス
東京ミッドタウンに行かれたことがあっても、TUBとデザインハブなんて知らないという方も多いと思います。
商業施設が並ぶガレリアとは異なる場所にあるので、デザインハブとTUBへのアクセス方法も紹介します。
▲デザインハブの場所は東京ミッドタウンの「ミッドタウン・タワー」の5F。
六本木駅からだと直結する地階、ユニクロの先にミッドタウン・タワーの入口があります。地上からでもキャノピースクエアの奥に入口があります。
ミッドタウン・タワーに勤める人だけでなく一般の人も出入り自由です。
▲ミッドタウン・タワーに入ったら左へ曲がって突き当りへ。そこにエレベーターがあるので5Fは上がります。
▲あるいは、ガレリアの3Fまでエスカレーターで上がり、ミッドタウン・タワーとの連絡通路を入った奥にあるエレベーターで5Fへ。
▲5Fのエレベーターを下りると目の前がデザインハブの入口です。
TUBはデザインハブ内にあるのでそのまま入れば大丈夫。
2023年3月31日まではデザインハブでも「公民館のしあさってはデザインのしあさって?」という展覧会が開催されていますが、その展示エリアの窓際の部屋がTUBです▲
ちょうど東京ミッドタウンの桜の時期とも重なりますし、桜見物がてら学生たち制作した自由な発想のポケモンたちを見学するのもどうでしょう。
ポケモンと考える アート・環境教育展 展 基本情報
タイトル | ポケモンと考える アート・環境教育展 |
会場 | 多摩美術大学 TUB |
会期 | 2023年3月26日(日) 〜 4月8日(土) |
休館日 | 4月2日 |
開館時間 | 11:00〜18:00 |
入館料 | 無料 |
予約 | 不要 (ワークショップは要予約) |
多摩美術大学TUB 基本情報
住所 | 東京ミッドタウン 5F デザインハブ内 港区赤坂 9-7-1 |
最寄駅 | 六本木駅直結、乃木坂駅から徒歩8分 |