キュートなねずみが国立新美術館のあちこちに出現するプロジェクションマッピング。築地のはら「ねずみっけ」を観に行ってみよう

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NACT View 02

乃木坂の国立新美術館で新しく始まった美術館のパブリックスペースを使った小企画シリーズ「NACT View」。

その第2回が「NACT View 02」として2023年1月12日(木)から5月29日(月)までの会期で展示が始まっています。

▲今回の作品は「ねずみっけ」。

ねずみのキャラクターを使ったアニメーションやプロジェクションマッピングなど制作しているアーティストの築地のはら(つきじ・のはら)に作品で、国立新美術館のあちこちにプロジェクションマッピングで可愛いねずみのキャラクターが出現します。

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「NACT View 02」という企画も「ねずみっけ」という作品も誰でも入場無料で鑑賞することできるのです。国立新美術館の建物内に入って作品を鑑賞するのは無料。予約とか入場券なども必要ありません。

ふらっと国立新美術館に行ってそのまま鑑賞できるのですから、話題になる前の今のうちに訪問して鑑賞しておきたいですね。

また実際のねずみは本記事で使用している写真よりもっと映える色味です。ぜひ実物をご覧になってください。

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ロビーのプロジェクション・マッピング

新美術館でプロジェクション・マッピングが行われているのは2ヶ所。

その1ヶ所は新美術館1Fロビー、カフェスペースの周辺です

▲逆円錐型の「レストランコーン」に投影されたるねずみ。3Fにレストランの「ポール・ボキューズ」がある柱です。

目地のところからちょこっと顔を出して手を振って、それからジャンプして別の柱に乗り移ります。

顔を出す時がアメリカの落書きのキルロイ(Kilroy)みたいでユーモラスです。

▲乗り移った先は案内所の裏のこの柱。

乗り移ってからはズルズルと下へ降りてきます。

▲下まで降りたら案内所のカウンターへ。

ここまでロビーの中を飛び回ってきたという設定なので、ハァハァ肩で息をしています。設定が細かい。

▲実は本当のスタート地点はここ。2Fにカフェ「サロン・ド・テロンド」が乗っている「カフェコーン」の足もとです。

まずモニターの横に登場し、モニターの中に飛び込み、そこからレストランコーンへ飛び移り、そして案内所の裏の柱に飛び移り、案内所のカウンターでひと休みしてからまたスタートへ。これを繰り返しています。

アクロバティックに飛び回っているのですから、それは肩で息をするほど疲れますよね。どんな動きをするのかは↓の動画を参照ください。

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連絡通路のプロジェクション・マッピング

ロビーの他にもう1か所、乃木坂駅との連絡通路でもねずみアニメーションのプロジェクション・マッピングが行われています。

▲乃木坂駅の表参道寄りの改札を出て6番出口が国立新美術館への連絡通路です。

まず最初のエスカレーター脇の階段にねずみが投影されています。

乃木坂駅から新美術館へ向かう人がまず目にする作品ですね。

階段を上がったり下ったりしています。ずっと見ていると疲れるのか時々ゼイゼイと肩で息をする姿を見ることもできます。

▲その階段を上りきって後ろを振り返ると、今度はねずみが手を振っています。

これが新美術館から乃木坂駅へ帰る人にさようならと手を振っているのだとおもいます

階段を上り下りするねずみも可愛いですね。

この連絡通路にはもう1ヶ所でねずみのプロジェクション・マッピングが行われています。

天井をねずみが平泳ぎで泳ぎ回っているのでお見逃しなく

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ARアニメーション

2ヶ所のプロジェクション・マッピングの他に、ARアプリを使って見るARアニメーションも行われています。

▲カフェのテーブルに貼られた「このテーブルで 飲食ができます」のシールにカメラを向けるとねずみが食事をしています。

テーブルはいっぱいあってどのテーブルでも同じようにARアニメーションが見られます。空いているテーブルで試してみてください。

▲地下B1には読書するねずみです。

B1の休憩スペースに本棚があるので、そこにARカメラを向けるとこのように読書するねずみが登場します。

▲2Fと3Fの手すりに貼られた「のりださない」の注意書き。

ここでもARアニメーションが見られます。

新美術館の建物の六本木側の端にある階段の踊り場ではねずみが楽しそうに踊ってくれます。

ARアニメーションは全部で6種類。どこでどんなARアニメーションが見られるかは、ARアプリをインストールすると一覧を見ることができます。

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ARアプリのインストール

ARアニメーションを見るにはスマホに「ねずみっけAR」というアプリをインストールします。事前にインストールしておくとARアニメーションの場所の一覧も分かるしスムーズに鑑賞することができると思います。

ARアプリはiPhone用ねずみっけAR または Android用ねずみっけAR。使っているスマホによってどちらかをインストールしてください。

鑑賞時の注意点

「ねずみっけ」のプロジェクション・マッピングは写真も動画も撮影可能です。

ただフラッシュ、一脚/三脚、自撮り棒は使用できません。

また連絡通路の作品を階段やエスカレータ上から撮影する場合はくれぐれも足もとに注意してくださいね。

六本木アートナイト特別バージョン

5月27日、28日は「六本木アートナイト2023」。その先行展示として5月10日から、ねずみっけが特別バージョンになっています。

▲ねずみと戯れる三羽の小鳥が追加されています。

これは館内ロビーで上映されているものだけで、乃木坂駅との連絡通路のねずみはこれまで通りです。

▲ARアプリもバージョンアップされスポットも追加されました。新美術館の六本木側入り口の傘立てのところです。

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プロジェクション・マッピングとかARとか流行りの技術をうまく取り入れた作品です。そしてとにかく美術館の中を飛び回るねずみが可愛い!

ARアニメーションに登場する時もすっとぼけていたりしてその姿がキュートです。5月の末まで展示されているけど、これからどんどん混んでくるので早めに観に行っておきましょう。

実際に動いている様子はこの動画で▼

とにかく入場無料、見たい時に気軽に見られるので、この可愛いねずみを観に新美術館に足を運んでみてください。

ねずみっけ 基本情報

名称 NACT View 02 築地のはら ねずみっけ
会場 国立新美術館
会期 2023年1月12日(木) 〜 5月29日(月)
火曜日休館
時間 10:00 − 18:00 (展覧会開催中の金土は20:00まで)
入館料 不要
予約 不要
撮影 写真、動画とも撮影可

国立新美術館 基本情報

名称 国立新美術館
住所 港区六本木 7-22-2
最寄駅 乃木坂駅、六本木駅
休館日 火曜日
時間 10:00 − 18:00 (展覧会開催中の金土は20:00まで)
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