話題のライトアートが愉しめる虎ノ門ヒルズの《TORANOMON LIGHT ART》は1月8日まで

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虎ノ門ヒルズのTORANOMON LIGHT ART

虎ノ門ヒルズ一帯で《TORANOMON LIGHT ART》というイベントが開催されています。

オランダの「Light Art Collection」とのパートナーシップで虎ノ門ヒルズの街の中に光のアート作品「ライトアート」を展示し街歩きをしてもらおうというものです。

2023年は10月に「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が開業し、これで「虎ノ門ヒルズ」としてはやっと全面開業したことになります。「虎ノ門ヒルズ 森タワー」が開業したのが2014年ですから10年近くかかったことになりまます。

その全面開業に併せてこのような大々的なイベントを開催するのだと思います。たぶん六本木ヒルズなどと同じように今後もホリデーシーズンの恒例イベントとなっていくのでしょう。

展示されているライトアート作品は7点。どれも光を効果的に使った分かりやすい作品で、Lightがダブルミーニングになっているのです。

その7点、場所ごとに作品を紹介します

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虎ノ門ヒルズ ステーションタワー

まずステーションタワーB2Fの「ステーションアトリウム」に展示されている作品。

Five Stars
OMA NY/Shohei Shigematsu, Five Stars

▲ステーションタワーの建築をデザインした重松象平(しげまつ・しょうへい)による特別インスタレーション《Five Stars》です。

星が5つ浮遊しているように見えますが、ミラーの壁面に反射して本当はいくつなのか分からなくなるところが面白いですね。

My Light is Your Light
Alaa Minawi, My Light is Your Light

▲ステーションタワー2Fからグラスロックや森タワーへ向かうT-デッキ上の作品はオランダ在住でパレスチナ系レバノン人アーティストAlaa Minawiの《My Light is Your Light》。

永遠にも思える過酷な日々を歩き続ける一家とやっと見出したかもしれない希望。そんな作品です。

虎ノ門ヒルズ 森タワー

ステーションタワーからT-デッキで桜田通りを渡ると「虎ノ門ヒルズ 森タワー」。

その全面の芝生エリア周辺にもライトアート作品が展示されています。

Nest
Vikas Patil & Santosh Gujar, Nest

▲タイムトンネルのような不思議な球体のこれはインドの建築家/照明デザイナーチーム Vikas Patil & Santosh Gujar による《Nest》。

▲Nestというタイトル動物の巣、つまり家をイメージしたもののようです。

どんどん色が変化するその様子も楽しめます

Firefly Field
Studio Toer, Firefly Field

▲芝生の広場(オーバル広場)にはジャウメ・プレンサの《ルーツ》というパブリックアート作品があってお馴染みですが、ここの広場ではオランダのアーティスト・デザインチームのStudio Toer による《Firefly Field》が光っています。

光を放つ小さなLEDが不規則に揺れ動く不思議な光景です。

▲実際に揺れ動く様子です。

大屋根の下のテーブルからぼんやり眺めているだけでも楽しめます。

On the Wings of Freedom
Aether & Hemera, On the Wings of Freedom

▲森タワー脇のステップガーデンにはイタリアのアートデザインスタジオ Aether & Hemera による《On the Wings of Freedom》。

ものすごくカッコいいタイトルですね。

▲光り輝く蝶が群れをなして飛び交う様子を表しているそうです。

この作品の光と色が変化するタイプですから動画でどうぞ。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー

ビジネスタワー雨の西桜公園にも作品が展示されています。

これは動きがないと全然分からないので動画で。

▲台湾の建築・デザインコレクティブであるUxU Studio による《Tornado》。

地上のすべてを破壊し尽くすTornadoをモチーフにしたもの。

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新虎通り

新虎通り沿いにもアートライト作品が展示されています。

マッカーサー通りとも言うお年寄りもいましたが今は「新虎通り」という名称に統一されているみたいです。

▲虎ノ門ヒルズから愛宕下通りを渡り、新虎通りに入ってすぐのところに展示されている《Absorbed by Light》。イギリス人アーティスト、Gali May Lucas による作品です。

同じベンチ座る距離感が不思議な3人がお互いシカとしながらスマホの画面に集中しているという現代的なテーマな作品ですね。

ベンチの隙間に座ることができます。4人目の部外者となって座ってスマホを弄ってみましょう。

スタンプラリー

ここまで7点のライトアート作品を紹介しましたが、全7点を回ってデジタルスタンプを集めると虎ノ門ヒルズ内で使える500円のクーポン券が貰えるというイベントも実施されています。

先着6,000名までの限定なのでお早めに。

各作品の説明板にはQRコードが表示されていて、それを読み取ることでスタンプがゲットできます。

7点全部集めたらオーバル広場にいる係員に見せれば500円分のクーポン券と引き換えてもらえます

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パブリックアートも一緒に見てみよう

ライトアート作品は2023年11月13日から2024年1月8日まで展示されているのですが、同じエリアにはいくつもパブリックアート作品が展示されています。

ライトアート作品と併せて見ておきたいですね

▲これはT-デッキ上のN.S.ハルシャの《Matter》。

ライトアート作品《My Light Is Your Light》とほぼ隣り合っています。

お猿さんが指差しているのはステーションタワーのビル・・・ではなくて多分これです▼

▲ステーションタワーのビルの巨大な庇(ひさし)の下面にうごめく光。
(早回ししています)。

アメリカのアーティスト、レオ・ビラリール(Leo Villareal)のLEDアート《Firmament (Mori) 》です。夜にならないと見えないので、同じように夜間に見るライトアート作品と併せて訪問するのにピッタリです。

▲そして7Fのスカイロビーの《Pinky》。

アメリカのミニマリスト、ラリー・ベルによる作品でSNS映えします。特に夜の方が人も少ないですし天井のライトが良い感じになります

虎ノ門ヒルズのパブリックアートや最近開業したステーションタワーについてはこちらの記事が詳しいです。

虎ノ門ヒルズへのアクセス

虎ノ門ヒルズの最寄駅はそのものズバリ、地下鉄日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅です。

改札を出て右へ行けばステーションタワー、左へ行けば森タワーやビジネスタワーという分かり易さです。

銀座線の虎ノ門駅も虎ノ門ヒルズ駅との乗り換え駅なのですが徒歩で5分、400mほど離れています。

最初の開催となる2023年は7点だけのTORANOMON LIGHT ARTですがすでに話題になっている作品もあったりして、クリスマスを含むホリデー期間には意外な穴場として人気になるかもしれません。

2024年以降も虎ノ門ヒルズの冬の風物として定着してもらいたいですね。

また六本木ヒルズとは地下鉄を使えば数分、どちらも駅直結なので六本木と虎ノ門のイルミネーションをハシゴすることも簡単です。

地下鉄ですぐに移動できる六本木ヒルズのイルミネーションはこちらの記事が詳しいです。

TORANOMON LIGHT ART 2023

名称 TORANOMON LIGHT ART
期間 2023年11月13日(月) 〜 2024年1月8日(月)
会場 虎ノ門ヒルズ、新虎通り
最寄駅 虎ノ門ヒルズ駅
料金 無料
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