麻布台ヒルズのスカイロビーとスカイルーム
2023年11月24日(金)に開業した「麻布台ヒルズ」。その森JPタワーは今のところ日本一の超高層ビルということで連日見学客で賑わっています。
高さが330m、しかも麻布台の高台に建つ森JPタワーなのでもしかしたら六本木ヒルズより眺望が期待できるかも。展望台はあるのだろうかと関心を持たれている方も多いかと思います。
はい、展望台というか「スカイロビー」という展望スペースがあります。しかも六本木ヒルズと違って誰でも無料で登れます。ただ64階建ての森JPタワーの33階という位置にあるので、六本木ヒルズの屋内展望台「東京シティビュー」の250mには及ばずたぶん160mくらいの高さです。
でも東京タワーを目の前に望む迫力、東京のベイエリアを間近に見ることができて六本木ヒルズの東京シティビューとはまたちょっと違った眺望が楽しめます。
▲開業後さっそく33階のスカイロビーと34階のスカイルームにあるカフェ「Hills House Sky Room Cafe & Bar」を見学してみました。
ただしこのスカイロビーは開業から2024年4月17日(水)までの期間限定で無料一般公開されましたが、それ以降はテナント入居者やカフェやダイニング利用者、Hills Clubメンバーのみが利用可となり、眺望だけ楽しむという利用はできません。
2024年4月18日以降のスカイロビーやカフェの利用方法についてはこちらの記事で紹介しています。
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Hills House Sky Room Cafe&Bar
今回はモーニング目的でスカイルームのカフェ「Hills House Sky Room Cafe&Bar」を利用し、併せてスカイロビーからの眺望を堪能してみました。
このカフェの営業は9:00から21:00まで。当初は10時からでしたが、今は1時間早い9時からになっています。
Sky Room Cafeのカフェタイム
今回はオープン直後の利用でした。
この時点ではほとんどお客さんがいませんでしたが30分ほどで満席近くまで混み合っていました。
▲軽食も合わせてオーダーしたのでこんなプレートに乗って出てきます。
場所を考えるとリーズナブルな価格です。
▲これはコーヒー600円とチョコクロワッサンドーナツ350円。
Sky Room Cafeの店内
カフェ自体はスカイロビー見学のついで、オフィスへ向かう前の休憩という位置付けのようでメニューはそこまで凝ったものではないのですが、店舗の雰囲気はさすが麻布台ヒルズという感じ。
▲33階のスカイロビーから大階段でスカイルームに上がるとこのようなSky Room Cafeの店舗が広がります。
写真で右が壁際のベンチ席、真ん中に大テーブルが2つあって左端がオーダーカウンターです
まずオーダーカウンターでドリンクなどをオーダーするシステムです。
なお、決済は完全キャッシュレス。現金は使えないので注意してください。また33階、34階にATMはありません。
開放的な空間で気持ち良いですね。
▲店内中央の大テーブルとその向こう側にオーダーカウンターとキッチンです。
4人用の大きめのテーブルと2人用の小さめテーブルが交互に並んでいます。
落ち着いて食事をしたりするような雰囲気ではなくて、あくまで休憩用スペースだと思ってください。
Sky Room Cafeのメニュー
ドリンクがメインですがちょっとした軽食も用意されています。
▲クロワッサン、カスタードデニッシュ、パン・オ・レザンとチョコクロワッサンドーナツ。
これも今後は種類が増えていくのだと思います。
左の列がソフトドリンク、右がアルコールメニューです。
夜の暗くなってからも営業していますから、ベイエリアの夜景を見ながらお酒を飲めます。
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Sky Room Cafeからの眺望
今はSky Room Cafeの席から眺望を愉しむことはできませんが、このカフェがあるスカイルーム(Sky Room)からは森JPタワーの東側の眺望を愉しめます。
▲写真で右がカフェの客席スペース。
左側は今のところ空きスペースになっています。
窓の外には東京タワーが見えています。
東京タワーのメインデッキ(150m)が下に見えるので、おそらく森JPタワーの34階はそれより若干高い位置、たぶん160mくらいのところにあるのだと思います。
64階建てで330mの森JPタワーの34階ですからちょうど半分。160mでだいたい合っていると思います。
なるほど、今までさんざん見てきたガーデンプラザも上から見るとこうなっているんですね。
他にも飯倉の交差点が見えたりして見慣れた場所を東京タワーとは反対側の上空から見下ろすことができてなかなか新鮮な眺めです。
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麻布台ヒルズ スカイロビー
Sky Room Cafeは森JPタワーの34階ですが、33階には展望スペースとなるスカイロビー(Sky Lobby)があり、カフェの利用者だけが入れます。
▲外苑東通り側の南から南東にかけての一角がスカイロビーになります。
六本木ヒルズの東京シティビューと屋上スカイデッキはほぼ360度が眺望できますが、麻布台ヒルズのスカイロビーは南から南東にかけてだけ。北側は見えません。
▲南西側を見ると六本木ヒルズ、それと天気が良ければ富士山が挑めます。
見えるのはここまでが精一杯。青山墓地や国立競技場などは見えません。
▲南側は東麻布や麻布十番、南麻布、麻布永坂といった馴染み深いエリアが広がっています。
狸穴のロシア大使館などは真上から見えてしまいます。
▲東京タワーを真正面から見たところ。
夜になって東京タワーがライトアップすればすごい夜景になると思います。
フロア構成
33階はスカイロビーとそこからの眺望に圧倒されますが一般の人が利用できるのは1/4くらい。
残りはヒルズクラブのメンバーやダイニングの利用客用です。
▲33階でエレベーターを降り、エレベーターから出て右がヒルズハウスというクラブメンバー用のスペース。仕切られていて一般客は入場できません。
この大階段は34階のスカイルームとSky Room Cafeから下への一方通行です。
ここからも結構眺望を愉しめます。
33階はスカイロビーと大階段、34階はSky Room(スカイルーム)だけが一般客が無料で利用できるエリアです。
見どころと注意事項
スカイロビーとSky Room Cafeの見どころと注意点です。
見どころ
スカイロビーからは六本木ヒルズ、富士山、麻布エリア一帯、東京タワー、レインボーブリッジなどベイエリアが眺望できます。
特に目前に建つ東京タワーは圧巻ですし、晴れた日には横浜のランドマークタワーまで見通せます。
また33階と34階を結ぶ大階段は映えポイントですし休憩スポットとして利用できます。
注意事項
・一般に開放されているのが南東側の一角なので北東から西側にかけては見えません。虎ノ門ヒルズ、スカイツリー、東京ミッドタウン、国立競技場、青山墓地などは見えません。
・窓ガラスの前のステップに登ったり足をかけるのは禁止です。
・窓ガラスはかなり反射するので外の景色を撮影するなら黒系の服を着ていくなど工夫が必要です。
・34階スカイルームのSky Room Cafeは完全キャッシュレスです。現金は使えません。その代わりほとんどの電子マネー、QR決済、クレジットカードが使えます。
・トイレは33階と34階にあります。34階の女子トイレからも外の景色が眺望できます。なおロッカーなどの用意はありません。
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麻布台ヒルズ スカイロビーへの場所とアクセス
麻布台ヒルズスカイロビーのある麻布台ヒルズは神谷町駅直結です。六本木寄りの5番出口の改札を出て真っ直ぐ行けば麻布台ヒルズです。
ただ森JPタワーは神谷町駅から数分歩きます。
▲スカイロビーへは地下1階(B1F)からのS1シャトルエレベーターで直行します。
S1エレベーターは途中の階では止まらないので、まず森JPタワーのB1フロアへ。
上にオラファー・エリアソンの作品がぶら下がるオフィスロビーの脇にS1エレベーターへの入り口があります。
エレベーター手前でカフェ利用のルール(チャージ500円、ワンドリンク制)を説明され、同意した人だけが先に進んでエレベーターに乗ることができます。
とにかく話題の麻布台ヒルズの展望台なので平日でも朝からかなり見物客がいます。たぶん週末はもっと混んでいるのだと思います。
眺望の点では正直六本木ヒルズの東京シティビューほどではありませんが、東京タワーのメインデッキ(大展望台)より高い場所からの東京の景色を堪能してみてください。
またSky Room Cafeも話題のカフェですし、スカイロビーより空いていますから東京タワーを独り占めした写真も気兼ねなく撮影できます。スカイロビーと併せて楽しんでみてください。
麻布台ヒルズやその周辺についてはこちらの記事もどうぞ。
Sky Room Cafe&Bar 基本情報
名称 | Hills House Sky Room Cafe&Bar |
場所 | 麻布台ヒルズ 森JPタワー34F スカイルーム |
営業時間 | 8:00 − 23:00 (当面は10:00オープン) |
麻布台ヒルズ スカイロビー 基本情報
名称 | 麻布台ヒルズ スカイロビー |
住所 | 港区虎ノ門 5-8-1 麻布台ヒルズ 森JPタワー 33F |
最寄駅 | 神谷町駅、六本木一丁目駅 |
開場時間 | 8:00 − 23:00 (当面は10:00オープン) |
利用者 | テナント入居やHills Clubメンバー、カフェ・バー利用者 |