イザベル ママン
表参道駅にもほど近い南青山の一角に突如として出現した黄色い建物「イエローハウス」。
あれは何だろうと話題になっているその建物はフランスのファッションブランド「イザベル マラン(Isabel Marant)」の日本でのフラッグシップストアです。
遠くからも目立つイエローのごつごつした彫刻のような外観。これは日本の現代美術アーティスト曽根裕(そね・ゆたか)の作品からインスピレーションを得たもので、つまり建築自体がアート作品みたいなものです。
▲ずっと工事していたのですが仮囲いが取れてこの黄色い建物が姿を現したときにはみんなビックリしたと思います。
正式なオープンは2023年7月6日(木)ですが、すでにプレオープンとして営業しているので訪問してみました。
店内にも曽根裕の彫刻作品が並ぶというアートとファッションの融合したような内部でした。
PR
イエローハウス
1994年創立のイザベル マランは少し前まで表参道ヒルズの裏手に店舗がありましたが、イザベルマランジャパンの設立を機に直営旗艦店をオープンすることになり、その店舗がこの「イエローハウス」です。
▲岩から削り出したようなごつごつした表面。それが真っ黄色なのですからインパクトがあります。
黒いブランド名もアクセントが効いています。
▲これは側面です。店舗の入り口は横のファミマの側にあります。
斜向かいはアニエスベーだったりするファッショナブルなエリアのランドマーク的な存在になりそうです。
イザベルマランの店内
ブランド自体はエスニックでもあるエッジの立った作風で知られていますが、この直営旗艦店は曽根裕の前衛的ながらも遊び心のある作品と相まって、モダンでアバンギャルドな空間となっています。
こうした大きな立体作品だけでなくドアの取手や商品棚に置かれたオブジェなど、店内あちこちに作品が置かれていますから、洋服を見ているのか作品を見ているのか分からなくなる瞬間も。
このソファは作品ではなくてイザベルマランのショップには必ず置かれている、シンボルマークみたいなものだそうです。
中央に置かれた台の家にも作品が展示されています。
イザベル マランとコラボしている曽根裕は1965年生まれの彫刻家で画家でもある現代美術のアーティスト。90年代に鮮烈なデビューをして以降、世界各地で活動しているアーティストです。
たぶんイザベルマランとはどこかで接点があり、共通する世界観ということもあってのコラボレーションなのだと思います。
PR
イザベル マランの場所
南青山の5丁目。表参道の交差点からだとスパイラルの先の小路を左に入った先です。
老舗カフェの「レジュ・グルニエ」のちょっと先。斜向かいはアニエスベーです。
▲とにかく目立つ店舗ですが現代美術のアーティストとフランスのブランドとのコラボと聞くと俄然興味が湧きますね。
Isabel Marant 基本情報
店名 | Isabel Marant (イザベル マラン) |
住所 | 港区南青山 5-9-8 |
最寄駅 | 表参道駅 |
定休日 | なし |
営業時間 | 11:00 – 20:00 |
開店日 | 2023年7月6日(木) |