六本木のけやき坂からリンコスの前を通り麻布十番商店街に入るところのマンションの窓に描かれた謎のイラストと「ギャラリー壁」の文字。
六本木ヒルズと麻布十番商店街の途中なので見かけた人も多いと思います。わたしも通りかかるたびにこれは何なのだろうと不思議に思っていました。
それにしても、ちばてつや風にも見えるこの少年はパンツの中にどんな秘密を発見したのでしょうか?
いつもいつも気になって仕方がありません。
そしてこんな場所にギャラリー? このビルは饂飩の黒澤さんを除けば普通の住居用マンションなのでは?
いつもいつも不思議に思えて仕方がありません。
週末にはこのようにマンションの前に地方からの産直野菜の直売所が屋台を広げ、ギャラリーの名前すら見えなくなってしまいます。ということは、あまりギャラリーとしての商売をする気がないのかなとも。
思い切って表の入口から中に入ってみると、単なるマンションの長細いロビーでした。
ギャラリーといっても、その細長いロビーの壁を使って作品を展示しているので「ギャラリー壁」なのですね。
数人の作家の陶芸や素描が飾られていました。
ここに並んでいるのはお地蔵さんでしょうか。
千野誠治さんという作家の「手ひねり地蔵」という作品のようです。
壁にかかっているのは、その陶芸作品のラフスケッチでしょうか。
どうもこのギャラリー自体、この作家さんの個人的なギャラリーのようですね。
これでだいぶすっきりしました。でも窓に描かれたパンツの中を気にする少年のイラスト、これはまだまだ謎として残っています。
中銀六本木マンション
港区六本木6-11-16