このところ見る人の恐怖、不安、疑念を煽ると共に、実際に詐欺行為に巻き込もうとするWeb広告が目立つようになっています。
特に2023年8月下旬以降は福島がどうしたという煽り文句で広告をクリックさせ詐欺サイトへ誘導し、個人情報や金銭を不法に入手する広告が目立っています。
怪しい広告例
具体的には次のような広告です。
▲クリックしたリンク先はニュースサイトであるかのように見せかけていますが実際には詐欺サイトに繋がります。
▲あるいはこのような広告です。クリックさせ金銭的利益を得るだけでなくFUD(Fear, Uncertainty and Doubt)を撒き散らし社会を分断させることも目的としているようです。
怪しい広告への対処
このような怪しい広告を見かけてもクリックせず無視するようお願いします。
万が一クリックしてしまったらそのままブラウザを閉じるようにしてください。マイクロソフト社が公開している対処方法についての説明ページも役に立つと思います。
麻布ガイドの広告について
麻布ガイドのサイトでは広告を掲載することでWebサーバー代などサイト運営費用の一部を賄っています。
広告は読者の方にとって有益な情報であることも多いのですが、見る人に不快と捉えられる広告が表示される場合があります。
そのようなことを極力減らすため、定期的に掲載される広告の審査を行い、次に挙げられる広告を排除するよう努めています。
・児童ポルノあるいはそれを想起させる広告
・疑似科学や代替医療に関する広告
・醜悪なビジュアルの広告
・陰謀論を配布するサイトへ誘導する広告
・人のコンプレックスを過度に刺激する広告
実は麻布ガイドでは今回問題になっている広告が配信されていることに少し前から気づき、そのような広告が配信されないよう対応(=ブロック)をし続けてきました。
ところが9月に入って以降、人力では対応できないほどの多種大量の詐欺広告が配信されるようになり、多くの読者が詐欺広告を目にするようになっています。
現在はGoogle社の対応も進み詐欺広告を目にすることは減っていると思います。
ただ万が一再びこうした怪しい広告が表示された場合でも
・クリックしない、興味本位でもダメ。
・誤ってクリックしたらブラウザを閉じる
という対処をお願いします。
ご不便をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いします。