広尾でペルシャ料理「アラジン(Aladdin)
2020年末まで六本木で営業していたペルシャ料理のレストラン「アラジン(Aladdin)」が広尾に移転して営業を再開しています。
創業20年以上、六本木で本格的なペルシャ料理を食べられるということでファンも多く、このブログでも紹介しています。
あのペルシャ料理がもう食べられないと落胆していた人もこれでひと安心です。
▲広尾の商店街の裏手、少し前までタテル・ヨシノのビストロ「ラ・トルチュ」があった場所。閉店した後にどうなるのかなぁと思っていたらなんと「アラジン(Aladdin)」でした。
実はこの近くには料理の鉄人にも出た「アラジン」というフレンチもあるんですよね。住所としてはペルシャ料理の「アラジン」は広尾、フレンチの「アラジン」は渋谷川を渡った恵比寿なので問題はないみたいですけど、Google Mapなどで場所を探す時は気をつけてください。
あと確実なのは食べログで予約しておくことです。
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アラジン(Aladdin)でランチ
アラジンで人気だったのがビュッフェスタイルのランチでした。
でもパンデミック後の感染症対策でビュッフェが廃止されプレートで提供になり、移転した広尾は店舗が狭いのでビュッフェは復活しませんでした。引き続きプレートでの提供になっています。
「ゼレシュクポロ(Zereshk Plolo)」と「シチュー」をオーダーです。
それぞれライスかナン、スープとコーヒーまたは紅茶付きです。
また絶品のフムスもサイドオーダーで。
鶏肉とバーベリー入りライスです。ソースとライスに隠れて見えませんが、煮込んだ鶏もも肉です。
サフランライスにバーベリー(ゼレシュク)が効いています。
イエロービーンズがたっぷりのトマトシチューですがフライドポテトが乗っているのがポイントです。
シチューはこの ”ゲイメ シチュー” かほうれん草とラム肉の ”ゴルメ シチュー” のいずれかを選べます。
器もサイズもつぶつぶ感が残ったフムスにオリーブオイル。あのアラジンのフムスがまた食べられます!
▲フムスを1皿オーダーして2人でシェアすれば、ランチプレートと合わせてちょうどお腹いっぱいになるボリュームです。
▲これはランチのスープ。じゃがいもと野菜のスープです。これは季節ごとに変わるんじゃないかなぁ。
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アラジンのテラス
広尾の店舗は移転前から比べると半分以下の面積になってしまいましたが、その代わり気持ちの良いテラスで食事ができるようになりました。
▲建物の白い壁とテラス席。広尾のレストランのテラスでリーズナブルな値段で食事ができます。いいですねぇ。
テーブルは4人用が2つ、2人用が1つ。大雨の時は利用できないみたいです。▲これはランチのドリンク。ホットコーヒーとアイスコーヒーです。
ランチの後にこうやってテラスでお喋りして時間を過ごすのは本当に楽しいものです。
向かって左にテラス、右側が店内へアクセスする出入口です。
「ラ・トルチュ」の頃はパープルの外壁が目印でしたが今は白く塗り直されています。
アラジンの店内
店内はほとんど「ラ・トルチュ」のままです。
テーブル、椅子、壁紙などはそのまま。居抜きで入ったことが分かります。
壁に並ぶワイングラスなども「ラ・トルチュ」のままのようです。
ただ壁にかかる絵画などはさすがに交換されていて、ペルシャ風絵画になったり漫画風になったりしています。
訪問したのは週末のランチタイムなのに空席が目立っていました、まだ広尾への移転再開の周知が進んでいないんでしょうね。でも六本木時代を知るお客さんがぽつりぽつりとやってくる状態でした。
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アラジンの店舗
六本木の頃は目立つ場所に目立つ姿でお店がありましたね。
広尾では地味な感じで展開しています。
▲広尾の裏通りからさらに一歩奥まった場所の一軒家。外壁がパープルから白に変わっているのでさらに目立たなくなっています。
裏通りで見つけづらい場所ですが、行こうと思えば迷うことなく行けてしまう場所です。
アラジン(Aladdin)の場所
広尾の商店街を広尾橋交差点から奥の方へ歩いてパチンコ屋の角を左に曲がります。
道案内としてはこれだけですね。
▲パチンコ屋の隣のマンションの壁にはこのような看板があります。夜は光っているのでなおさら良く分かります。
ここを左へ入れば「アラジン(Aladdin)」です。
▲道の向かいにあった一軒家のイタリアンレストラン「イル・ブッテロ」は閉店しました。街の噂ではうん十億円だかでデベロッパーが購入し商業施設になるそうです。
広尾の商店街の裏側の落ち着いた雰囲気の一角、その割に見つけやすいというほぼ理想的な場所に落ち着いた「アラジン(Aladdin)」。次の25年もここで美味しいペルシャ料理を提供し続けてほしいですね。
スタッフは全員民族的には外国の方のようですが日本語で会話して大丈夫です。
難点は裏のパチンコ屋の騒音ですね。テラス席でちょっと会話が途切れるとパチンコ屋の派手なBGMが耳に入ってしまいます。パチンコ屋は年中無休で夜も22時までだからこの騒音から逃れることができないのが本当に残念です。「ラ・トルチュ」の頃はどうしていたんでしょうね。
あと明治通りの反対側に同名のフレンチ「アラジン」があって、一般的な知名度はそちらの方が高いです。 ”広尾のアラジン” というとフレンチと間違えられることもあるので、待ち合わせやタクシーで向かう場合は注意が必要です。
またディナータイムは意外と混むこともあるので食べログで予約しておくのが確実です。
ともかく六本木時代のアラジンでペルシャ料理が好きになった人、アラジンでまた料理を食べたい人は一駅隣りの広尾まで足を延ばせば再会できるというのが何よりです。
イランレストラン アラジン
渋谷区広尾5-14-14
定休日 : 火曜日
営業時間 : 11:30 – 15:00(ランチ)、17:00 – 22:00(ディナー)。
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アラジン(Aladdin)のメニュー
最後にメニューの紹介です。
▲これはメインディッシュ。ランチタイムでもメイン単体のオーダーが可能です。
▲ペルシャ料理に馴染みがない人でも写真があれば安心です。
この日は食べなかったのですが ”ココナッツアイスクリーム” はデザートにぴったり。▲これは前菜とサイドオーダー。
ランチメニューでもサイドオーダーを一品追加するとお腹の満足度がアップしますよ。
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ランチメニュー
以前と大きく変わったランチメニュー。
ビュッフェではなくプレートでの提供になりました。
▲ランチは4種類。どれもライス/ナン、スープそれとコーヒー/紅茶(アイスもOK)が選べます。
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広尾駅から徒歩3分。電車で来る人にとっては六本木も広尾も変わらなずどちらも駅から近いのがいいですね。
広尾はシリア/アラブ料理のゼノビア、キューバ料理のLa Vida、メキシカンのラ・ホイヤにここアラジン。インド料理なども含まればもっと多くのエスニック料理が狭いエリアにひしめき合い、味の面でも多様化する世界を象徴するような街になってきました。
広尾では新顔ですが六本木時代を含めれば四半世紀以上も本格的なペルシャ料理を私たちに食べさせてくれてきた老舗のアラジン。ペルシャ料理を食べに広尾に行く機会が増えそうです。
レストラン アラジン (Aladdin) 基本情報
店名 | レストラン アラジン (Aladdin) Uber Eats で注文できます |
住所 | 渋谷区広尾 5-14-14 |
最寄駅 | 広尾駅 |
定休日 | 火曜日 |
営業時間 | 11:30 − 15:00 (ランチ)、17:00 – 22:00 (ディナー) |
予約 | 食べログで予約 |
禁煙・喫煙 | 室内禁煙 |