広尾でシリア料理
3年前、広尾の散歩通り商店街の外れに突如開店したアラビアレストラン「ゼノビア」。
判りやすいよう ”アラビア”料理を名乗ってますが、シリア人シェフが調理していて、アラブの中でもシリア料理をメインにしたメニューです。これは店名の ”ゼノビア” がシリアの古代都市の女王の名前からとっていることからも明らかです。
このあたりは少し前に紹介した「アラジン」と同じですね。
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ゼノビアの場所とアクセス
広尾橋から広尾散歩通りを真っすぐ行った右側。聖心女子大の入り口方面へ曲がるちょっと手前のビルの地階になります。
少し前に紹介したキューバ料理の「ラ・ヴィーダ」より広尾橋側です。
ビルの入口には大きなディスプレイが出ているのでこれが目印です。
お店のアピールに余念がないのは開店して5年でまだまだ知名度が高くないからでしょう。でも料理の方は絶品の中東料理!
本来なら店名が書かれた看板一つでOKなはずなんですよね。
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ゼノビアの店舗
それでは階段を降りてシリア料理の世界へ!
「ゼノビア」は階段を降りて左側です。
ゼノビアのメニュー
シリア料理と言っても基本的には中近東料理。フムスやファラフェルといった基本的なものはだいたい同じです。
フムスの製法や食感は国や地方によって違うというより、そのお店やシェフの好みで変わるみたいですね。
夜はディナーメニューになって、ベリーダンスショーなどもあるようですがそちらは未体験。
でもランチだけでもその美味しさは十分楽しめます。
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ゼノビアの店内
店内は40席くらい。
基本的に4人掛けのテーブル席がずらっと並んでいます。
これは店内に入って左側。
この写真の向こう側の壁の裏がキッチンでシェフが調理に勤しんでいます。
いかにもイスラム圏といった装飾が施されています。ただし印刷ですが。
このお店もAladdinなど同じで中東アジア方面のお客さんも多いですね。
突き当り奥にはこのような座敷風な部屋があります。個室というよりここで水タバコを嗜んだりするんじゃないでしょうか。
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シリア料理のランチ
好物がずらずら並んでいるプレートランチなので、実はこれしか食べたことがありません。
左から”マッザ” というペースト料理がフムスを筆頭に3種類とオリーブのサラダ(これ美味しいです!)、ファラフェル、コッバ(ひき肉とナッツのコロッケ。黒いの)、サンブーサ(チーズが入った春巻き。三角形の)とシャワルマ(チキンサンド。手前の)。
豚肉は使わないハラルの料理なのでヘルシー(でもローカロリーではなさそう・・)ですし、辛いものはきちんと辛いし、とにかくこの美味しさはオススメです。
甘酸っぱいドレッシングが暑い国の料理なんだなぁと感じさせます。
手前の赤いのは人参ではなくなにか野菜の皮を揚げたもののようです。
膨れ上がっているので大きく見えますが空気を抜けば量的にはたいしたことありません。Aladdinのナンの方が量的にはよほど暴力的です。
当然このナンもお代わり自由なんですが、普通の日本人の食べ方ならお代わりしなくても大丈夫です。
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アラビアらしい甘いデザート
見た感じちょっと味気ないですがこれで二人分。
中東料理らしい甘さたっぷりなデザートですよ。
ランチに着いてくるコーヒーはアラビアらしい味のしっかりしたコーヒー。
紅茶は普通の紅茶なのですが、大きなミントの葉っぱが乗せられ ”ミントティー” になってます。
”シリア料理”と言われてもちょっとピンと来ないかもしれませんが、中東料理のまさに保守本流な料理です。しかもここゼノビア、味については”エスニック”とか”中東”といったジャンル抜きに美味しいのです。
たまにはちょっと変わったランチを食べたい人にはもちろん、中東料理が好きな人にもぜひ訪問してもらいたいお店です。
意外と混むこともあるので特にディナーは予約しておけば確実です。ホットペッパーグルメで予約できます。
ゼノビア 基本情報
店名 | ゼノビア Uber Eats で注文できます |
住所 | 渋谷区広尾 5-2-25 |
最寄駅 | 広尾駅 |
定休日 | なし |
営業時間 | 11:30 − 14:30、 17:00 – 23:00 |
予約 | 予約可能 ( ホットペッパーグルメで予約 ) |