六本木の喫茶店 紗絵羅
六本木の駅のすぐ近くなのに隠れ家風なレトロカフェ「紗絵羅(さえら)」。
1978年から既に40年以上この場所で営業している老舗喫茶店です。
駅至近なのに行ったことがある人が意外と少ないようなので紹介します。
*) 2021年で紗絵羅は閉店しました。
今は新型コロナ対策でドアを開放しているので中までよく見えます。
木のドアのかすれ具合や黒光りする店内の床が歴史を感じさせます。
▲夜の紗絵羅。コロナがなければ夜23:15まで、つまりここが閉まったら日比谷線の終電です。
ただ土曜の夜だけは早めに閉めちゃいます。遅くまで開けていてもたちの悪い客しか来ないんでしょうね。
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紗絵羅のメニュー
ではメニューを見てみましょう。
手作りケーキ、サンドウィッチと珈琲。さらにチキンカレーとそのセットも書かれています。
レトロ喫茶のメニューですね。
軽食は上からトースト、サンドウィッチ、ホットプレスサンドです。
またモーニングがあるのは平日だけです。土曜日はお昼から営業なので。
要するにドリンクと軽食の組み合わせをどうするか一覧にしてあります。
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紗絵羅のケーキ
自家製手作りケーキが自慢なのでケーキも。
ケーキだけの販売もしています。
ガトーショコラ、アップルパイ、バナナタルト。
「よくばりチーズケーキ」というのはベイクドチーズケーキの上にレアチーズが乗っていて両方味わえるの”よくばり”チーズケーキです。
▲これは夜に撮ったので上の棚のレアチーズやガトーショコラが売り切れています。
その下の棚にはアプリコットタルト、バナナパイ、リンゴタルト、チョコカスタードタルト、もものタルトそれといちごのショートケーキが並んでいます。
六本木で糖分と炭水化物を補給した時、交差点の斜向かいのアマンドか紗絵羅か迷いますね。
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紗絵羅の店内
レトロ喫茶で気になるのはやはり店内の様子。
紗絵羅もレトロモダンな雰囲気でいっぱいです。
サイホン状に見えるは「水出しコーヒー」用の器具。
決して珍しいものではありませんが年季の入り方が違いますね。
実際には9時間かけてドリップするそうです。
昔はここはボックス席だったような記憶があるのですが、もしかしたら改装したのかもしれません。
この隅のテーブルだけ椅子も新しいのでやっぱり改装したのでしょうね。
そして「SAERA」と店名が書かれています。
▲場所柄ビジネスパーソンの利用が多い紗絵羅。とうぜん喫煙も可能ですが今は専用の喫煙スペースが設けられてこのスペース以外では禁煙です。
バブルの頃は怪しそうなビジネス紳士がタバコの煙を燻らせながら怪しそうな商談をしていたものですが、今はそんな雰囲気は残っておらず普通のレトロ喫茶です。
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紗絵羅のコーヒー
今回は紗絵羅ブレンド550円をオーダー。
サイホンで淹れたしっかりした味です。
▲この黒々としたコーヒーの色が喫茶店!という感じでいいですね。
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紗絵羅(さえら)の場所
六本木の交差点からミッドタウン方面へ歩いて最初の角を右に入ってすぐ先です、
ラーメンの一風堂の少し手前になります。
常連さんが多いのかいつも混んでいますね。
夜の六本木で小路に入るのは勇気がいるって人もいますが、この辺りは駅も近くすぐ裏には交番もあるし、普通の繁華街の普通の場所と変わりません。
六本木でちょっと時間が空いた時、コーヒーとタバコを求める喫煙者、レトロ喫茶の雰囲気が好きな人、いろんな人のいろんなシチュエーションに対応できる六本木のレトロ喫茶です。
紗絵羅
港区 六本木 4-9-11
定休日 : 日曜日
営業時間 : 10:00 – 23:15、12:00 – 21:00 (土祝)