泉屋博古館でスペシャリティコーヒーを。HARIOの直営カフェ「HARIO CAFE」

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HARIO CAFE 泉屋博古館東京店

コーヒードリッパーなどコーヒー器具に定評のある耐熱ガラスのメーカーHARIOが六本木一丁目の泉屋博古館(せんおくはこくこかん)にスペシャリティコーヒーの直営店をオープンしています。

現在休館中の六本木一丁目の泉屋博古館はこれまで”分館” 扱いだったのですが、2022年春にはリニューアルされた「泉屋博古館東京」として生まれ変わります。

そのリニューアル項目の一つが ”カフェの新設” で、2022年春のリニューアル前にHARIOが直営カフェを泉屋博古館にオープンさせたようです。

▲右の重厚なドアが見える部分が泉屋博古館東京。

HARIO CAFEは左の店名が見える部分。

泉屋博古館分館の建物を拡張してカフェにしています

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HARIOでドリップコーヒー

HARIOがHARIOの器具を使ってスペシャリティコーヒーを出すというのが売りですから、オーダーしたコーヒーも当然ドリップコーヒーです。

▲ドリップコーヒーというメニューは一つだけですが好みの豆を選べます。

そしてHARIOのドリッパーで淹れたコーヒーが出てきました。

▲コーヒーはきっちり300ml。カップ2杯分がサーバーで出てきます

▲自分でカップに移していただきます。

2杯分あるのでお喋りしたり泉ガーデンの庭園を眺めたりしてたっぷり時間を使っても大丈夫です。

今回はエチオピアと泉屋博古館限定の「SEN-OKU HAKUKOKANブレンド」。後者はフルーティーなスペシャリティコーヒーでした。

▲泉屋博古館のある場所は住友家の麻布別邸が建っていた場所です。

住友家に婿養子で入った住友友純という人は特に東洋美術のコレクターで、東洋美術では世界一とも言われる住友コレクションの基礎を形作った人。

そんなわけで住友家の東洋美術コレクションを保存・展示する泉屋博古館東京がここに建てられたそうです

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HARIO CAFEのメニュー

メニューはシンプルです。コーヒー、紅茶それとホットサンドとケーキだけ。

▲これがそのメニューです。

「ドリップコーヒー ワールドチャンピオンレシピ」が2,000円というところで目が点になる人も多いんじゃないでしょうか。私たちも絶句しました。

スターバックスリザーブで1,660円のコーヒーが飲めたと喜んでいる場合じゃないですよね。

でも普通のドリップコーヒーなら800円。

それに800円というのは2杯分の量ですし、テイクアウトなら500円(量的にはたぶん1杯分)です。そう考えるワールドチャンピオンレシピ以外はそれほどびっくりする値段じゃないかもしれません。

▲ほぼ同じメニューが店頭にでも出ています。

何も知らないと高く感じるかもしれませんが、実は2杯分ということを知っていればまぁアリだなという値段ですよね。

▲ドリップコーヒーの豆は選べます。右が泉屋博古館限定の「SEN-OKU HAKUKOKANブレンド」、真ん中がエチオピアですね。

バリスタの人と相談しながら決めるのが良いでしょう。

写真手前に写っているのはショコラの実物見本で「クラシックショコラセット」に付いてきます。
ドリップコーヒーとこのショコラで1,500円です。

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HARIO CAFEのカウンター

やっぱりメーカーさんの直営店なので機能的、整理・整頓、清潔感といった部分に気が配られているように感じます。

▲カウンターの様子です。

棚にはカップやドリッパーやサーバーなどが奇麗に並べられていますし、カウンターテーブルの上にはマシンが2台、サイフォン用のヒーター3台、ドリッパーセットが3つこれも奇麗に並んでいます。

ほとんどの器具はHARIO製。これらの器具をフル回転させてオーダーに応えていってました。

▲お湯を沸かしてから温度を調整してコーヒーをドリップ。これを同時に3つこなしながらサイフォンでもコーヒーを落として。バリスタさんも大変ですね。

あと写真にも写っていますがちょっとしたお菓子なども販売しています。

この日はマドレーヌ、フィナンシェそれとりんごジュースを販売していました。あまり整合性もなく世界観も統一しないまま他社製品を扱ってしまうところがやっぱりメーカー直営店だなぁと感じてしまいますね。

▲ドリップコーヒーとサイフォンコーヒーしかないはずなのに、何故か置かれたコーヒーメーカー。

ハンドドリップ同等のコーヒーを淹れられるコーヒーメーカーということなので、もしかしたらテイクアウトはこれで淹れるのかもしれないですね。淹れる時間も早いでしょうし。

▲その手前に置かれた「三角フラスコ」と「ビーカー」です。

化学実験などで本当に20mlのフラスコとか10mlのビーカーを使用するのか分かりませんが、こうして家庭用に流用できますよとう提案なんですね。

こういう使い方も気が利いていて良いですね。

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HARIOの製品

直営店だけにそんなHARIOのガラス製品やコーヒー器具も販売されています。

▲耐熱ガラスを使ったサーバー、ドリッパー、カップにソーサーなど。

▲上の段に並ぶ「V60」というシリーズのドリッパーが有名なんですね。思わず1個購入してしまいました。

その下の段はオープン記念のコーヒー豆。泉屋博古館限定のSEN-OKU HAKKUKOKANブレンドもあります。

オープン記念でHARIOの耐熱グラスもプレゼントしています。2,200円以上買い物したお客さんに10月末までとのことですが、まだたくさん残っているみたいです。在庫が無くなるまでプレゼントを続けるんじゃないでしょうか、分かりませんけど。

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HARIO CAFEの店内

HARIO CAFEの店内を見てみましょう。

▲入口を入って目の前のがレジカウンター。

ここでオーダーしてから席を選びます。

▲カウンターの眼の前は物販コーナー。

その隣から庭園側に向かってカウンター席が並びます。お一人様はたいていこちらの席に通されるみたいです。

▲さらに奥にはこうした木製のテーブル席が並んでいます。

泉屋博古館分館の建物の外側に新しく屋根とガラス窓を増築した形になっているので細長い店内スペースです。そこに2人用のテーブルが並んでいて、人数によって並べ替えていました。

六本木一丁目というか泉ガーデンのこの辺りだと喫茶店で商談や打ち合わせをするニーズもあり、平日だとそういうお客さんも多いのでしょうね。

▲特等席は一番奥。

ローテーブルとソファーの席。3人まで座れます。

▲あとバスルームは泉屋博古館の中になります。

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HARIO CAFEと泉屋博古館

今まで泉屋博古館にはミュージアムカフェがなかったので、HARIO CAFEができてミュージアムカフェとして使えるようになるのは嬉しいですね。

▲たぶん泉屋博古館での展覧会インスパイアなコラボメニューもこれから増えていくのでしょう。来春のリニューアルオープンが楽しみです。

こうしてサイドから見ると以前の泉屋博古館分館にカフェスペースが外付けされた様子がよく分かります。

でもこうして外側に増築してカフェにしたので、鑑賞目的のお客さんとカフェ目的のお客さんを分離できるてそれはそれで良いかもしれません。

▲泉ガーデン側から見ると建物(泉屋博古館)があるのは分かりますが、そこにカフェがあるのは知らないと分かりづらいですね。それが逆に隠れ家っぽくて良いのですが。

またカフェ側からだと泉ガーデンの庭園が眼前に気持ちよく拡がっています。

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六本木一丁目駅からの行き方

泉屋博古館東京、HARIO CAFEの最寄り駅はなんといっても六本木一丁目駅。そこから徒歩3分です。

改札を出てすぐ目の前のこういうエスカレーターでどんどん上に上がってください。

▲間違って泉ガーデンの他のエスカレーターに乗らないように。この写真のような屋外のエスカレーターで脇に「Paul(ポール)」があるのが目印と言えば目印かも。

泉屋博古館でも心配なのか写真入りの丁寧な案内図を公開しています。そちらを参照してもらってもいいですね。(リンクをクリックするとPDFが開きます)▲エスカレーターを上るとこのような赤い案内板のところに出ます。

ここからさらに階段かエスカレーターで上へ。

▲これでやっと泉屋博古館東京と同じレベルのところまで来ました。後は左手に泉屋博古館とHARIO CAFEの建物が緑の庭園の奥に見えているはずです。

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神谷町駅からの行き方

六本木一丁目駅からの他に神谷町駅からも歩くことができますよ。こちらは徒歩10分弱。

神谷町の桜田通り沿いの酒屋/タバコ屋の”たまがわや”の奥にエスカレーターがあるのでそこを上がります。

すると城山ガーデンの中の ”神谷町緑道” になるのでどんどん坂道を上ります。

▲スウェーデン大使館の横を抜けると信号のところに出ます。

この信号を渡ってすぐ右側が泉屋博古館とHARIO CAFEです。

信号を渡って真っ直ぐ行けば泉ガーデンや六本木一丁目の駅になります。

▲霊南坂を登ってアメリカ大使館の方からも来られます。溜池山王の駅から徒歩10分ちょっというところですね。

泉ガーデンの泉屋博古館分館といえばこれまでは東洋美術が好きなある意味マニアックな人が通う美術館でしたが、こうしてミュージアムカフェもできると多様なお客さんが訪問するようになるんでしょうね。

泉屋博古館東京は2022年春にリニューアルオープンですが、その前にまず新しいHARIO CAFEを利用してみましょう。

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オープン記念キャンペーン

HARIOの耐熱グラスのプレゼント、泉屋博古館東京店限定メニューなどHARIO CAFEのオープンキャンペーンも行っています。

▲オープンして1ヶ月しか経っていないので泉ガーデンに勤める人や近所の人くらいにしか認知されていないので、今のうちに訪問しておきたいですね。

週末もオープンしているのがこの辺りでは嬉しいです。

あと本当に丁寧にコーヒーを淹れているので1杯が出てくるまで時間がかかっています。おそらく、人気が出て混むようになるとさらに輪をかけて時間がかかるようになると思います。既にオーダーの順番を待ちきれず諦めて帰ってしまうお客さんも出ているような状況です。

並ばず直ぐに飲めるのは今のうちだけ、都内が紅葉の季節には行列店になっているでしょうからお早めにどうぞ。

HARIO CAFE 泉屋博古館東京店 基本情報

店名 HARIO CAFE 泉屋博古館東京店
住所 港区六本木 1-5-1
最寄駅 六本木一丁目駅、神谷町駅
定休日 なし
営業時間 11:00 − 18:00
禁煙・喫煙 禁煙

 

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