8月1日は「カフェオレの日」。冷たいオ・レ・グラッセや琥珀の女王が美味しいカフェ特集

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レジュ・グルニエ (Cafe Les Jeux Grenier)

まず紹介しないといけないのが南青山(表参道)の老舗カフェ「レジュ・グルニエ(Cafe Les Jeux Grenier)」です。

ここはオ・レ・グラッセ発祥の店と言われています。1976年創業なので、たぶんその頃の日本でこんなソフィスティケートされたドリンクを提供していたのはグルニエくらいだったのでしょう。

パリの蚤の市で買い付けてきたという調度品と照明が落とされ昼でも仄暗い店内。70年代からずっと人気店だっただけに一種の文化を感じます。

▲ミルクとコーヒーが層になっているのが美しいですね。

このまま、2層になっているものをゆっくり飲むのがおすすめです。

ストローなどでかき混ぜちゃう人もいますが・・・。

▲入り口には1976年5月という日付入りのプレートがあって、さりげなく老舗感をアピールしています。

あとグルニエは喫煙可能店です。1人1回の入店で3本までという制限がありますし、コーヒー文化と喫煙文化は切っても切れないというお店側の方針もありますが、タバコがどうしても駄目という人には無理かもしれません。

住所
定休日
営業時間
港区南青山 5-9-5  MAP
なし
11:00 – 23:00 (日祝は12:00 – 20:00)

茶亭羽當(さてい はとう)

渋谷の老舗喫茶店「茶亭 羽當(さてい はとう)」。

ブルーボトルコーヒー創業者のジェームズ・フリーマン氏にインスパイアを与えた、日本の喫茶店文化を体現しているとして、日本中はおろか世界中からコーヒーファンが訪れる喫茶店です。

▲そんな羽當で飲むのもオ・レ・グラッセ。

レジュ・グルニエのオ・レ・グラッセとはコーヒーとミルクの比率など微妙に違っていて、そこが個性ということなのでしょう。

渋谷から駅地下を通って来れば、駅からほとんど外に出ないで行けるので暑い時でも心配ありません。

ブルーボトルが・・という枕詞抜きに素晴らしいコーヒーが飲める喫茶店ですし、サードウェーブ系の原点を確かめるために訪問するのも良いと思います。

住所
定休日
営業時間
渋谷区渋谷 1-15-19  MAP
なし
11:00 – 23:00

カフェ・ド・ラペ (Cafe de laPaix)

乃木坂の隠れ家カフェ「カフェ・ド・ラペ (Cafe de laPaix)」。乃木坂で隠れ家なので芸能人の目撃頻度も高いカフェです。

知らなければそこにカフェがあると分からないほど緑に囲まれているうえに、テラス席まであって居心地はとにかく満点

▲1981年創業ですからグルニエよりちょっと後の時代です。でもたっぷりミルクの上のコーヒーの量など、グルニエと同系統なんですね。

昔は喫煙可でしたが今は全面的に禁煙です。また、パソコン利用禁止なのでドヤリングする野暮な客がいなくて落ち着いて自分の時間が過ごせます。

▲外から店内を覗いたところ。このようなコーヒーとそれを取り囲む時間と空間を提供するカフェです。

カフェ・ド・ラペもこんな緑いっぱいですが乃木坂の駅を出てすぐ。暑い日でも行きやすいカフェです。

住所
定休日
営業時間
港区南青山 1-15-20  MAP
不定
11:00 – 22:00
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Seiji Asakura COFFEE STAND

白金台のプラチナ通り沿いにあるコーヒースタンド「Seiji Asakura COFEE STAND」は水出しコーヒーの専門店。しかもイートインスペースがないテイクアウトの専門店です。

水出しコーヒーのバリエーションのうちおすすめなのが「プラチナカフェ・グラッセ」。つまりオ・レ・グラッセです。

▲テイクアウト専門なのでプラカップでの提供になりますが優雅な見た目は変わりません。

飲み方のインストラクションも付いていて、それに従って飲めばより美味しく飲むことができます。 ▲実はここ、高輪の人気ベーカリー「ブーランジェリー Seiji Asakura」の2号。水出しコーヒーだけでなくパンやサンドイッチも販売しています。

黒くて目立たない小さい外観なので見落とさないように。プラチナ通り散歩の時の良いアクセントになるようなプラチナカフェ・グラッセが飲めます。

住所
定休日
営業時間
港区白金台 4-9-21  MAP
月曜日、火曜日
10:00 – 18:00 (売り切れ次第終了)

ヴォルール・ドゥ・フルール(Voleur de Fleur 花泥棒)

原宿モーツァルト通りの隠れ家カフェ 花泥棒こと「ヴォルール・ドゥ・フルール(Voleur de Fleur)」は1979年創業のこれも老舗カフェ。

”花泥棒は珈琲屋です” というフレーズでも有名ですね。本店は下北沢。以前は渋谷にもありましたが今は下北に何軒かと原宿だけです

▲花泥棒のオ・レ・グラッセは氷が入っています。

またミルクとコーヒーの比率もグルニエとはまた違うようです。

そして、これは飲んでみて分かるのですが、初めからシロップが入っています。

▲モーツァルト通りの端の店舗。またここは全席喫煙可能です。

住所
定休日
営業時間
渋谷区神宮前 1-10-23  MAP
火曜日
12:00 – 19:00 (土は21:30、日は20:00まで)

1975年創業という原宿の老舗喫茶店。原宿といっても千駄ヶ谷ですから落ち着いた雰囲気の住宅街の中の喫茶店です。

原宿が大人の街だった頃からの人気店で、今は逆にレトロ喫茶として注目を浴びています。

▲アンセーニュ・ダングルにも「琥珀の女王」があります。

ランブルよりは大きめのカップ。そしてブランデーで香り付けされているのが特徴です。

冷たいコーヒーにクリームが浮かんでいます。作るのにはそれなりの技術が必要なので、誰でも簡単に真似できるものではないとのこと。今でも緊張しながら作るのだそうです。

▲”角のお店” の看板は赤いポット。

レトロ喫茶が再注目されていますが、原宿のダングルはセンスの良いレトロ喫茶の一番手じゃないでしょうか


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珈琲だけの店 カフェ・ド・ランブル

最後に麻布ガイドのエリアからはちょっと外れてしまいますが銀座8丁目の「珈琲だけの店 カフェ・ド・ランブル」。

伝説的な ”銀座の路地裏の喫茶店” ということもありますが、ここは琥珀の女王ことブラン・エ・ノワール発祥の店なので紹介します。

▲ミルクの上にコーヒーを乗せたオ・レ・グラッセとは逆に、コーヒーの上にミルクを浮かせています。

それをシャンペングラスで飲むのがランブル風です。

もちろんオ・レ・グラッセと同様、このまま静かに飲みます。かき混ぜちゃ駄目です。

▲看板に ”珈琲だけの店” とありますが、ほんとに珈琲しかありません。

以前は海外からのお客さんで本当に賑わっていましたが、今は海外勢がいない間にと訪れる国内からのお客さんで賑わっています。

住所
定休日
営業時間
中央区銀座 8-10-15
なし
11:00 – 20:00 (日祝は19:00まで)

こうして見ると同じ ”琥珀の女王”、”オ・レ・グラッセ” でもお店ごとに。特徴があるのですね。

どれも作るのに技術も必要で、そのため普通のカフェオレより価格が高くなっているようです。せっかく高いコーヒーを飲むなら間違いのないこうした定評のあるカフェで飲みたいものです。

8月1日の「カフェオレの日」。ただアイスカフェオレを飲むのではなく、いつもよりワンランク上の琥珀の女王やオ・レ・グラッセはどうでしょう。

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