豚そば月や 東京
締めのラーメンとして濃い味のラーメンが食べられる「楽観NISHIAZABU GOLD」を紹介したので、同じ締めのラーメン向きでもクリアな豚骨ラーメンが食べられる「豚そば月や 東京」を紹介します。
2023年4月で閉店しました。
博多から東京に初進出の「豚そば月や」ですが路面店ではなく、去年2020年の夏に広尾駅裏にできた複合型飲食施設「The Restraunt」内の店舗です。
▲The Restrauntの2F中ほどにある月やのスペース。
▲行列していたらまず食券を買ってから並んでくださいという注意書き。カウンター席とテーブル席が用意されています。
月やの店内
The Restrauntという施設自体がうなぎの寝床状で、その中に複数の店舗が配置されているので、お世辞にも広いスペースとは言えません。
「清湯系豚骨」と書かれているのはまさに ”クリアな豚骨” が自慢だからです。
▲カウンターの端に掲げられたアリスのイラスト。胸をはだけていますが、そこには ”CLEAR” の文字が。
しゃれたジョークですね。
ただパーティションはありません。
その代わり消毒ジェルが置かれていました。
豚そば月や 東京のメニュー
基本的に「豚そば」だけ。それとチャーシューを増量した「豚豚そば」。
あとはアラカルトがいくつか。当社比2倍の大きさという黒豚焼売が気になります。
▲それと飲み物。九州ということを意識して鹿児島の芋焼酎と佐賀の日本酒があるようです。
”月やのこだわり” としてこだわりがさりげなく書かれていました。
ラーメンに食べ方もなにもないだろうという意見もありますが、今回はおすすめに従ってみました。
豚そば月やの豚豚そば
今回オーダーしたのは「豚豚そば」
いくらクリアになったいっても豚骨だし、そこにチャーシューだからそれなにクドいラーメンかなと思っていたら想像以上のものでした。
カボスは最後に入れるようですね。
スープにわかるくらいに油が浮いているのが豚骨スープですね。これは相当丁寧に時間をかけてアクを取り覗いているのだと思います。
麺は博多風なので細麺。
小皿にはカボスと刻みネギです。
豚豚そばを思わず替え玉
くさみもないし、味もクリアですっきり食べられるので思わず替え玉してしまいました。
そのくらい食が進むラーメンです。
月や東京の湯呑
湯呑がちょっと変わっていることに気づきました。
米編集盤「Hey Jude」のジャケ写真の時(つまりビートルズとしての最後)のものですかね。
九州だからたぶんどこかの産地でこういうのがあるんでしょう。
▲全部がジョン・レノンという訳ではなく、別のシリーズもあります。
アリスといいジョン・レノンといい、ところどころポップカルチャーなテイストを漂わせているのがいいです。
豚そば月や 東京への行き方
広尾のThe Restrauntの2階です。
広尾の交差点から10m。ブルーボトル広尾カフェの入っているビルです。
というかブルーボトル広尾カフェ自体がThe Restrauntのテナントです。
▲The Restrauntの看板。左へいってブルーボトル、右から入ると他の飲食スペースです。
月やは2階なのでエレベーターか階段で上ります。
基本的に全部キャッシュレスのみだそうです。
広尾で深夜まで営業しているラーメン屋さんと考えれば、締めのラーメンだけなくワンメニューだけどランチにも使えます。あのクリアな豚骨スープは罪悪感なく食べられるのでおすすめです。
The Restraunt
月やなどが入居している「The Restraunt」は野村不動産が仕掛けた飲食コンプレックス。
ただ ”広尾” を意識し過ぎたかなぁ。空間の設計やファシリティが追いついていない感じがします。
”広尾に本店があります” とか ”麻布十番で人気の” というフレーズをマーケ的に使いたいために旗艦店を十番や広尾に出しているところがありますが、そういう企業を野村不動産がまとめてここで面倒見ていくんじゃないですかね。▲ハイエンドな横丁なんだそうです。
オープンから1年近く経ちますがコロナ禍のせいもあるのか週末のランチタイムでも空いていました。今後もそう変わらないと思うので気になるお店があったら行ってみましょう。
豚そば月や 東京
渋谷区広尾 5-4-16
定休日 : 火曜日
営業時間: 11:00 − 23:00