Jack’s Wife Freda
ずっと前から工事中だったり開店準備中だった六本木ヒルズ ノースタワーの「Jack’s Wife Freda(ジャックス・ワイフ・フリーダ)」がオープンしました。
ニューヨークで話題のイスラエルと南アフリカの料理をアメリカ風にアレンジした料理を提供するレストランですが、どんな料理なのかメニューに何があるのか情報が少ないので訪問してみました。イスラエル料理とか南アフリカ料理と聞くとそれは気になりますものね。
▲日本では六本木ヒルズの六本木店など2店を同時オープン。これが海外初進出だそうです。
ニューヨークではSoHo(ソーホー)に本店があり、ウェスト・ヴィレッジやチェルシーなど4店舗あるみたいで、アメリカでは ”朝食が美味しいレストラン” のニューヨーク代表にも選ばれるなどニューヨークの名物店になりつつあるようです。
”ジャックの奥さんのフリーダ” という珍しい店名ですが、本店のオーナーはイスラエル出身のマヤさんと南アフリカ出身のディーンさんの夫婦。そのディーンさんの南アフリカに住むお祖父ちゃんがジャックでその奥さんがフリーダ。その二人の名前を取って Jack’s Wife Freda という店名にしたそうです。
ジャックとフリーダが出会ったのは1930年代の南アフリカのヨハネスブルグ。フリーダは東欧から移民してきたユダヤ人(いわゆるアシュケナージ)。そして時代が下ってマヤとディーンがソーホーでレストランを開いたのが2011年。
イスラエルの料理とフリーダのレシピとが合わさって、南アフリカ風イスラエル風なアメリカ料理というユニークなメニューができたようです。
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Jack’s Wife Fredaの店舗
六本木ヒルズ ノースタワーの1Fです。以前はタリーズがあったりした場所です。
また少し前までバターサンドのベイユヴェールが入っていた場所ではJack’s Wife Fredaのテイクアウト部門がオープンする予定です。
昔から六本木で遊んでいた人には ”東日ビルのミカド珈琲” のところと言えば分かりやすいですね。
店内の構造などは当時と全く変わっていません!
▲こっちはその裏側、ハリウッドのビルの向かい、こないだまでベイユヴェールがあった場所。
テイクアウトはこちらになる予定ですが7月末時点ではComing Soonになっています。
Jack’s Wife Fredaの店内
店内は1階のキッチンとカウンター席、2Fにも客席があります。
テイクアウトの方がオープンするまでは、こちらでテイクアウトに対応しているそうです。
▲これはプレオープン中の様子ですが、正式オープン後もほとんど変わっていません。
カウンター席とテーブル席があります。
木製の簡単なスツールですが、2F席にはソファーのボックス席があるので2人以上なら2Fへどうぞ。
▲カウンターにはニューヨークと同じメニューが敷かれ、フォークとナイフがセットされています。
Jack’s Wife Fredaの2階席
カウンター右手の狭い階段から2階へ上がります。これは昔のミカド珈琲やタリーズの頃と同じです。
▲白いテーブルと黒いチェアで統一されているスタイリッシュな店内。
窓際と奥はソファ席になっています。お一人様から4人くらいのグループまで対応しています。
窓際の席からは六本木通りを見下ろすこともできます。
壁にはアート作品がいくつも無造作に掲げられていて、ソーホーならこうかも? と思わせます。
ニューヨークの感度の高いエリアのレストランという雰囲気がよく出ています。
床も含めて内装もマンハッタンぽいのがいいですね。
簡単な調理は2階だけでも行えるようですね。
▲壁に並ぶのはJack’s Wife Fredaのレシピ本です。
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メニュー
Jack’s Wife Fredaのメニューを紹介します。日本では珍しい料理も多いのでじっくり読んでくださいね。
▲各テーブルにはメニュー、カトラリー、ペーパーナプキン、ソルト&ペッパー、シュガーそれと花瓶がセットされています、
値段も内容も多様なメニューが並んでいます。
ニューヨークのお店とほとんど同じメニューのようです。
また価格も1ドル100円換算するとほぼ同じになりますが、ただマンハッタンは物価が高いんですよね。サンフランシスコやニューヨークの食事代って日本の1.5倍くらいな感覚値ですからね。
▲Jack’s Wife FredaのCookbook。レシピ本です。
著者はマヤさんとディーンさん。フリーダおばあちゃんの著作ではないです。
今のところ英語版だけで、お店の他にAmazonで購入することもできます。
地中海ブレックファースト
今回は地中海ブレックファーストとドリップコーヒーで朝食にしてみました。
▲左から時計回りに、ピタ、スクランブルエッグ、アボカド、ギリシャヨーグルト。真ん中はチョップサラダです。
ピタとチョップサラダがイスラエルというか地中海料理風、ギリシャヨーグルトも地中海と言えば地中海ですね。
ピタも小ぶりで朝食にはピッタリな量ですが、男性には物足りないかも。やっぱり女子向けブレックファストです。
ライトブルーのカップがおしゃれです。
▲シュガースティックは4色のカラフルな袋入り。それぞれに洒落たメッセージが書かれています。
You Are My SunhineとかSugar for My Honeyとか、朝から和んでしまうメッセージが可愛い。
Jack’s Wife Fredaの営業時間など情報
営業時間などの情報もまだ少ないですね。
今のところ営業時間は朝8時から夜8時までです。緊急事態宣言が緩和されれば夜は平日で23時まで、金土は24時までになるはずです。
▲ブレックファストとランチは午後3時まで、またディナーは午後5時からです。
また定休日はありません。
▲ちょっとコーヒーでひと休みするにもいいし、珍しいニューヨーク風な地中海料理もいただける、しかもパンデミックが収束すれば深夜まで営業。
六本木ヒルズの新しい名物店になりそうです。
▲この日は天気が良くなかったのですが。天気が良ければ店舗の前の人工芝のエリアにもテーブルが並べられるようになります。
テラスもいいですし、2階から昔のミカド時代のように六本木通りを見下ろしながら時間を過ごすのもいいですね。
Jack’s Wife Freda (ジャックス・ワイフ・フリーダ)
港区 六本木 6-10-1 六本木ヒルズ ノースタワー
定休日:なし
営業時間:8:00 – 20:00