Chillmatic(チルマティック)
インバウンド客が居なくなり最近はすっかり寂れていたいた渋谷ブリッジのマスタードホテル(MUSTARD HOTEL)内に、新しくグルメハンバーガーの店「Chillmatic(チルマティック)」がオープンしています。
本当は渋谷と代官山の間は回遊する重要な拠点だったはずの渋谷ブリッジですが、どうも思惑通りに行ってなかったみたいです。でも外国人ツアー客もこれから戻ってくるでしょうし、こうして新しいお店もオープンしてまたすぐに活気が戻るのでしょう。
本当はグルメバーガーの店なのでハンバーガーのレポートをしたいところですが今回は時間などの関係もあってモーニングのレポートです。
ただマスタードホテル渋谷が閉館するのに伴い、チルマティックも2023年9月24日でいったん閉店するそうです。移転準備はしているので近いうちに移転先でまたハンバーガーが食べられるようになると思います。
▲6月9日にオープンしたばかりの新店舗です。ロックの日かぁ。
場所は渋谷ブリッジ。MUSTARD HOTEL SHIBUYA に併設するような形でのオープンです。
ちなみに、MUSTARD Hotelもパンデミック中は一時休業していましたが、2021年秋から再開しています。
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チルマティックのモーニング
今回は朝7時から10時までのモーニングの時間帯に訪問してみました。要するにホテルの朝食時間で、これからインバウンド客が戻ってくれば一番利用しづらくなる時間帯です。
ローストバナナとカカオのフレンチトースト
モーニングメニューは基本的に「FLUFFY FRENCH TOAST」という名のフレンチトースト。日本語にすれば ”ふわふわフレンチトースト” ですね。
ただオーダーがあればハンバーガーにも対応してくれるそうです。
▲これは「ローストバナナとカカオのソース」フレンチトースト。1,200円。
甘さを抑えたカカオのソースが大人なフレンチトーストという感じです。
大きく長いバナナが1本まるごと乗っているのもポイント高いですね。すぐ近くにあるスーパーのライフでこんなバナナを買えば1本300円くらいしますよね、たぶん。
フレンチトーストとバナナという炭水化物なコンビでしっかりお腹いっぱいになります。朝食というよりブランチですね、このボリュームは。
ベーコンとフライドエッグのフレンチトースト
もう一つは肉と卵系でチョイス。
▲正式には「ベーコン・フライドエッグ 自家製マスタードソース」なフレンチトースト。これも1,200円。
あと写真ではコーヒーが付いていますが、これはプラス200円で追加したものです。モーニングの「FLUFFY FRENCH TOAST」にコーヒーは付いていません。
▲ふわふわフレンチトーストにカリカリのベーコン、そしてハードボイルドな玉子焼き。
(嬉しいことにベーコンや玉子焼きの焼き加減もリクエスト可能です)
ホテルの朝食としてこれはパーフェクトですね。人気が出そうです。
また朝9時半までモーニングとしてオーダー可能なので、近所のローカルや出勤途中の人にも便利そうです。
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チルマティックのメニュー
モーニング、ランチそしてディナーとメニューがありますが今回はモーニングメニューを紹介します。
MUSTARD Hotelのカーブした建物の中なので時間によっては陽の当たり方が変化して飽きない空間になっています。
ふわふわフレンチトースト一択です。
一番シンプルなメイプル&バターがドリンクを付けて1,000円なのでこれがボリュームゾーン。たまに贅沢してベーコンにしたりバナナにしたりというところでしょう。
たぶん夜のバータイムも含めて終日オーダー可能なドリンクメニューだと思います。
多くの人が気になるのがランチメニューだと思いますから、それはなるべく早めに訪問してレポートしますね。
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チルマティックの店内
チルマティックの店内ですが、これは休業前のMUSTARD HotelとMeganのままです。
▲MUSTARD Hotelの正面エントランスから入って右手の方が「Chillmatic (チルマティック)」。
以前のMeganの方はもう店舗営業は止めてしまい、オンラインでベーカリーショップをやっているだけみたいです。ベーカリーの工場内ではスタッフがパン作りをしていました。
左の窓際にテーブルがずらっと並んで、右側はバーカウンターやキッチンになっています。
ご存知のように渋谷ブリッジは東横線の線路跡に建っているので、かつての線路に沿って建物がカーブを描いています。それでこのように壁が曲線になっているのですね。
もっと正確に言うと、”線路跡” じゃなくて ”線路上” かもしれません。渋谷ブリッジの地下には今も東横線が走っていますから。
▲平日の午前中なので人は少ないのですが、週末になれば渋谷や代官山へ遊びに来た人たちで混むようになるんじゃないでしょうか。
まだ京都なんかもそうですが、インバウンド客が戻れば平日でも多くのお客さんでいっぱいになるはずです。
このバーカウンターでコーヒーも淹れたりしています。
▲こちらはMUSTARD Hotelのフロント・レセプション。
正直このホテルは完全にインバウンド客狙いのホテルで、そのためパンデミック中は一時休業していたようです。ただパンデミックも落ち着きこれからインバウンド客も戻るでしょうし、「Chillmatic (チルマティック)」みたいなお洒落なショップが増えれば、渋谷ブリッジも含めた一帯がもっと注目を浴びるようになりそうです。
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MUSTARD Hotelと渋谷ブリッジ
渋谷ブリッジ自体は東横線の線路跡というか線路上の施設で、MUSTARD Hotel以外にも様々な施設や企業が入る複合施設です。
最近はカフェ1軒だけでしたが今後さらに店舗が増えそうですね。ちなみにインディレーベルでもあるレコードショップ「ULTRA RECORD」は渋谷ブリッジに隣接はしていますが別施設になります。
▲これは(たぶん)MUSTARD Hotel に据え付けのDJシステム。
Megan時代からありますが、Chillmatic(チルマティック)でも活用していくのかは不明です。
▲アンプはMcIntoshが使われています。(上段の1台と真ん中の台の右側)
中段の左側にはヤマハ製のアンプがあって、ホテルのエントランスやトイレ用のアンプとして利用されています。
また下の段はアイソレータなどDJ用の機材です。
▲このMUSTARD Hotelはパンデミック中は休業していて2021年秋から再開しているのですが、イマイチ存在感が無かったんですよね。
久しぶりに新しい店がオープンしたし、渋谷へ遊びに来た時に少し足を延ばしてハンバーガなど良いんじゃないでしょうか。
本当は渋谷に来た人にはリバーストリートを歩いてもらい、渋谷ブリッジを冷やかしながら代官山へ。あるいはその逆というのをみんな考えているのでしょうけど。
渋谷が一番近いんですけど、恵比寿や代官山も徒歩圏内です。
▲そんな渋谷〜代官山の回遊時に障壁になるのが山手線。その山手線を渡るルートの一つがこの老朽化した跨線橋。でももうじき架替え工事が始まります。
当面は渋谷ブリッジの目の前に代官山へすぐアクセスできる跨線橋が架けられるので、少しだけアクセスが良くなるかもしれません。
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チルマティックの場所とアクセス
渋谷駅からだと徒歩5分ちょっと。渋谷ストリームからリバーストリートに降りて、川沿いに恵比寿方面へ歩きます。並木橋のところで八幡通りを渡り、さらに渋谷川の右側を歩けば自然と渋谷ブリッジのA棟です。
A棟を抜ければMUSTARD HotelやChillmatic(チルマティック)のあるB棟です。
こちら側にはまだChillmatic(チルマティック)の看板はありませんが、そのうち看板も取り付けられるでしょう。
渋谷駅でも新南口からだともう少し近いですね。新南口を出たら右へ進んで八幡通りの下をくぐって左手に清掃工場を見ながら進んで「東一丁目」の信号を左に曲がればMUSTARD Hotelです。でも線路沿いだし歩いて面白いものがある訳でも雰囲気があるわけでもないので、新南口からリバーストリートに出て恵比寿方面へ歩くのがおすすめです。
山手線から明治通り、駒沢通り一帯をカバーする ”渋谷区東” 地区。渋谷と恵比寿と代官山と広尾に囲まれたエリアですが今は下町っぽい雑然さが残る街。ただ少しづつですがセンスのあるお店が増えてきています。渋谷と原宿を結ぶ渋谷キャストみたいな役割を渋谷ブリッジが果たすようになれば、人の流れも含めて相当変わりそうです。
その先駆けかもしれないChillmatic(チルマティック)ですから、これは訪問しておきたいですね。
Chillmatic (チルマティック) 基本情報
店名 | Chillmatic (チルマティック) |
住所 | 渋谷区東 1-29-3 |
最寄駅 | 渋谷駅 |
定休日 | なし |
営業時間 | 7:00 – 10:00 (モーニング) 11:30 – 15:00 (ランチ) 17:00 – 22:00 (ディナー) 22:00 – 24:00 (バー) |