恵比寿ガーデンプレイスのカフェスタンド「BLUE NOTE PLACE Stand」 。名物スイーツ「ベニエ」片手にテラスで過ごしたい

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BLUE NOTE PLACE

恵比寿ガーデンプレイスに位置するブルーノートのダイニング「BLUE NOTE PLACE(ブルーノート・プレイス)」。

南青山のジャズ・クラブ「ブルーノート東京」の系列なのですが、南青山の方は音楽がメイン。それに対して恵比寿のブルーノート・プレイスは食事がメインで生演奏も聴けるという違いのようです。

ブルーノート・プレイスではランチやディナーが利用できるのですが、その他にカフェ・スタンド「BLUE NOTE PLACE Stand」、通称BNP Stand が併設されています。ランチやディナーはかなり良いお値段がするのですが、このカフェスタンドは普通のカフェ価格で手軽に利用することができます。

▲BLUE NOTE PLACE が位置するのは恵比寿ガーデンプレイスの一番駅側、アメリカ橋(恵比寿南橋)のたもと。以前は「ビヤステーション恵比寿」があった場所です。

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BLUE NOTE PLACE Stand

カフェスタンドの名称は「BLUE NOTE PLACE Stand」。

ブルーノート・プレイスの正面ではなく、建物横のセンター広場やセンタープラザに向いた面に位置しています。

▲カウンターとメニューが書かれた黒板が目印。

これは営業していない日の様子ですが、営業している日は左右に商品ケースが置かれます

▲BNPは ”Blue Note Place” のロゴで建物や店内のあちこちで使われています。

BNPのカフェスタンドなので “BNP stand” なんですね。

▲スタンドなのでテイクアウトがメインだと思うのですが、ちゃんとテラス席も用意されています。BNP Standのお客さん専用のスペースです。ちなみにペットもOKです。

寒い時期はお客さんも少ないですが、春先の暖かい午前中とか初夏の季節は気持ち良いでしょうね。

ガーデンプレイスの一等地のテラス席ですから、そうした時期はかなり人気な場所になりそうです

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ベニエとコーヒー

今回のオーダーはコーヒーとベニエ(Beignet)。アメリカはニューオーリンズの名物お菓子の一つです。

ブルーノート → ジャズクラブ → ジャズ発祥の地 → ニューオーリンズ ということでニューオーリンズのお菓子があるのでしょう。同じようにニューオーリンズの名物料理「ガンボ(Gumbo)」もレストランの方のメニューに載っています。

▲コーヒーは京都の「北大路焙煎室」のブレンドコーヒー。550円。

いわゆるスペシャリティコーヒーです。

そして袋の中にはベニエ。ニューオーリンズがあるルイジアナ州の ”公式ドーナツ” です。

 

▲日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、早い話が穴が開いていないドーナツです。

ニューオーリンズはフランス文化とカリブ・アフリカ文化とアメリカ文化がごっちゃ混ぜになった場所で、北米ではカナダのケベック州と並んでフランス文化が濃い場所です。そのため、もともとはフランスのお菓子だったベニエがニューオーリンズで発展したのでしょう。

ベニエはルイジアナ州の公式ドーナツと制定されているようですし、ニューオーリンズのフレンチ・クォーターにある名物カフェ「カフェデュモンド(Café du Monde)」もベニエが有名です。
(カフェデュモンドは日本にも進出していた時期があって、ベニエもメニューに載っていました)

▲BNP Standのベニエは1個250円。3個セットで650円。テイクアウト用のBox入り3個セットが750円です。

1個あたり+100円で写真のようなチェリージャム入りベニエにしてもらうことも可能です。3個セットの場合も1個だけジャム入りといったオーダーも可能です。

サイズは本場よりかなり小ぶり。ですが、揚げ菓子なのであまりパクパク食べるのはカロリー的に良くないと感じるので、このサイズがむしろ嬉しいです。

▲昔、ニューオーリンズのカフェデュモンドで食べた時は、たっぷりの砂糖がまぶされたベニエが数個プレートに乗って出てきましたが、さすがに日本でそれはToo Much。

BNP Standではベニエとシュガーを袋に入れ、手で振ってシュガーをまぶしてから出してくれます。袋をシャキシャキするのも楽しいので、渡されてからもう一度よく振ってからいただきます

ガーデンプレイスみたいな場所のテラスで、ブルーノートを背中にベニエとコーヒーで過ごす時間というのはなんとも本場感が出て気分が上がります。

ただ人気メニューなので夕方までに売り切れてしまうこともあるようです。

▲イートインならその場で温めてもらってもいいですし、家で温めて食べてもOKです。

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BLUE NOTE PLACE Standのメニュー

週末と平日また季節によってメニューが変わるようです。

▲これは週末メニュー。平日のランチメニューにはランチボックスやガンボなどもあるみたいです。

共通しているのはドリンクで、コーヒーは京都の北大路焙煎室のコーヒーだけ。ジュースは長野県産のフルーツジュース、他にビールやワインもあります。

上段左からコーヒーのカップ、ベニエ3個セットのBox、ビールのカップです。

▲お菓子はベニエの他にシナモンジンジャーチュロス(写真)とカヌレが用意されています。

開業当時はあったニューオーリンズを意識したクラムチャウダーですが、今はメニューから落ちています。

▲その他の北大路焙煎室オリジナルのBNP向けブレンドやピーカンナッツ、パニーニやマドレーヌも今はもうメニューから落ちています。▲ちょっと気の利いたお菓子があるカフェスタンドという性格がはっきりしてきました。BNPダイニングのテラス席も使えるのでカフェスタンドとはいえ普通にカフェのようにも使えます。VERVEをはじめ恵比寿ガーデンプレイスのカフェは週末ともなると入店待ちの行列ができるほど混雑しますが、BNP Standはたいてい空いているので穴場としてもどうぞ

なおBNP Standの決済はキャッシュレスのみで現金が使えません。クレジットカード、電子マネー、QR決済はだいたい大丈夫のようです。

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BLUE NOTE PLACEダイニング

ブルーノート・プレイスのダイニングの方は出入り口はビヤステーション恵比寿の頃と同じです。

▲外観は以前とあまり変わってない印象です。

▲ニューヨークのグリニッジビレッジのジャズクラブ「ブルーノート(Blue Note)」が本家でその日本でのフランチャイズがブルーノート・ジャパンです。

特に南青山の「ブルーノート東京」は歌謡曲から本場のゴリゴリのジャズまで幅広いラインナップが魅力の本格ジャズ・クラブです。

でもグリニッジビレッジの店がオープンしたのが1980年代初頭。ジャズの黄金期だった50年代60年代からの老舗クラブじゃなくて新興勢力です。そしてBlue Noteと名乗っていますがジャズの名門レーベルのブルーノートとは関係ないみたいです

▲これはガーデンプレイスタワー寄りのテラス席。

一部はBNP Standのお客さんでも利用できます。

ブルーノート・プレイスのライブスケジュールはこちら

ブルーノート東京とラインナップ的にどう違いを出すのかとかいろいろ興味はありますが、東京での2店目のブルーノートということでも注目です。

また恵比寿ガーデンプレイスの新しいカフェなどはこちらの記事を参考に。

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BNP Standの場所とアクセス

2022年11月にリスタートした恵比寿ガーデンプレイス センタープラザ内です。

恵比寿駅の東口改札を出たらすぐ右へ曲がり、その先にある「恵比寿スカイウォーク」という歩く歩道で道なりに進めば恵比寿ガーデンプレイスです。

▲ブルーノート・プレイスみたいなジャズ・クラブは敷居が高いと感じるかもしれませんが、その併設のカフェスタンドはこんなにカジュアルで気持ちよさそうなテラス席付き。

ジャズだけでなくブルース、ニューオーリンズファンク、ザディコからトラディショナルなケイジャンミュージックまで、ルーツミュージックの首都とも言えるニューオーリンズの香りと雰囲気をちょっとだけでも伝えようとしているところも好感が持てます。

ベニエを頬張りながらガーデンプレイスからニューオーリンズを想いながらテラスで時間を過ごしたいですね。

あと、公式サイトには営業時間は17時までと記載されていますが、実際には20時頃まで営業しています。

Blue Note Place Stand 基本情報

店名 Blue Note Place Stand
住所 渋谷区恵比寿 4-20-4
恵比寿ガーデンプレイス
最寄駅 恵比寿駅
定休日 なし
営業時間 11:30 − 20:00
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