久しぶりに大混雑している2022年、表参道イルミネーション。点灯時間や見物ポイントを紹介。

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表参道 フェンディ イルミネーション 2022

2022年も表参道にシャンパンゴールドのイルミネーションが点灯しています。今年はイタリアのファッションブランド「フェンディ(FENDI)」がスポンサードしているので名称も ”表参道 フェンディ イルミネーション 2022” です。

日本を代表するハイセンスなストリートのイルミネーションということで混雑具合もトップクラス。パンデミック前の状態に戻ってきているようです。

六本木ヒルズのイルミネーション東京ミッドタウンのクリスマスに続けて表参道けやき並木のイルミネーションの様子も紹介します。

▲点灯初日に表参道交差点から原宿方面を見たところです。

六本木や丸の内仲通りのイルミネーションと大きく異なるのは、表参道は道幅が広いこと。片側3車線あります。そのためイルミネーションを見たり写真を撮るにはちょっと気を付けないといけません。

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表参道けやき並木

JR原宿駅前の神宮橋交差点から青山通りと交わる表参道交差点までが「表参道」と呼ばれるストリートです。ラフォーレ原宿や東急プラザ、そして表参道ヒルズといった流行の最先端のショップが入る施設があり、通りの左右には世界のスーパーブランドの店舗が並んでいて、世界的にも有名な通りです

この表参道にはけやき(欅)の木が街路樹として植えられています。その本数は約150本。

会期中はこのけやきの街路樹にシャンパンゴールドのイルミネーションが灯ります。期間は12月29日(木)まで。クリスマスまでというイルミネーションが多い中、表参道は年末ぎりぎりまで点灯するのが特長です。

また車道と歩道を分ける植樹帯にもイルミネーションが灯り、これは2023年1月5日(木)まで点灯しています。

2022年のイルミネーション

シャンパンゴールドに点灯している2022年のイルミネーション。さっそく点灯初日に表参道を散策してきました。

▲けやきの落葉とイルミネーション。

けやきの木だけでなく、植樹帯にもイルミネーションが設置されているのが分かります。

▲このようにけやきの街路樹が続いています。

表参道は歩道が広いので、平日はいくら混んでもこの程度です。でも12月の週末は満員電車並みの混雑になることもあります

▲歩道だけでなく車道も広く、通行量も多い上に3車線のうち1車線はパーキングロットとして駐車するクルマが多いです。そのため六本木のけやき坂のようにイルミネーション全体を俯瞰できる場所が少ないのが難点です。

表参道のイルミネーション見物はどうしても歩道からというのがメインになります

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有名店舗・施設とイルミネーション

イルミネーション全体を通して見るのは難しいのですが、表参道には有名なブランドの店舗、世界的に知られる建築などが多いので、そうした施設や店舗とイルミネーションの組み合わせを楽しめます。

▲「表参道ヒルズ」とけやき並木のイルミネーション。

世界的な建築家、安藤忠雄が設計したモダンな表参道ヒルズとイルミネーションというのも味があります。

表参道ヒルズは大きな吹き抜けが特徴的で、毎年クリスマスツリーが展示されます。今年2022年は風船を使ったツリーです。それも見逃せません。

▲ディオールとイルミネーション。

12月21日からは東京都現代美術館で「クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ」という回顧展が始まるなど最近いろいろ話題の多いディオールです。

この建物も世界的な建築家、妹島和世(せじま かずよ)の設計です。昼間も夜も美しい建物です。

▲アップル表参道の前にはイルミネーションが1本しかありませんが、反対側には何本も

▲表参道交差点寄りのONE表参道。

高級ブランドを束ねるLVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)グループのオフィス&ファッションビルでジヴァンシーやセリーヌなどグループブランドの路面店が入っています。

建物の設計はこれも世界的な建築家、隈研吾によるもの。とにかく表参道は有名ブランドに有名建築家という具合の最先端ぶりです。

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イルミネーション見物時は気をつけよう

毎年のことですが表参道のイルミネーション見物には注意しないといけない点があります

▲一番大切なのがこれ。表参道に2つある横断歩道橋は閉鎖されます。

閉鎖されるのは16時20分(日没の10前くらい)から消灯の22時まで。

これはラルフ・ローレンとGYRE(ジャイル)の間の歩道橋ですけど、案内には近くの横断歩道まで300mとか400mとか嘘が書いてあります。実際には表参道ヒルズ前の横断歩道まで100m、神宮前交差点まで150mです。

▲歩道の上からはこのように表参道の通りが見渡せるので、これでイルミネーションが点いていれば最高のポイントなんですけどね。

閉鎖しないと大混雑して危険なのでしょうがないです。

また表参道にいくつかある横断歩道で立ち止まっての撮影、横断歩道以外での無理な横断、車道上での撮影も行わないよう地元商店街からもお願いが出ています。マナーと安全を守ってイルミネーションを楽しんでください。

▲イルミネーションの期間中の夜に表参道を歩いていると、このような黄色いFENDIのバスが通りかかるかと思います

オープントップバスで約30分間、表参道のイルミネーションを巡るのだそうです。たぶん表参道のイルミネーションを撮影する最高のポイントだと思います。

ただ残念なことに完全予約制。12月25日まで運行するそうですが、すでに全席予約済で空席は残っていないようです。

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イルミネーション以外の表参道

イルミネーションと併せて楽しみたいポイントをいくつか紹介します。

表参道ヒルズのクリスマスツリー

まず表参道ヒルズ。

ここは森ビルの運営する施設なのでクリスマスツリーもアート感覚に溢れています。

参道ヒルズの今年2022年のクリスマスイルミネーションはアーティスト集団「DAISY BALLOON」が手掛けるバルーンを使ったクリスマスツリーとイルミネーションです。

名付けて「浮遊する光のバルーンツリー」。約14,000個のバルーンを使用しているそうです。

そして毎日、11:20以降、20分ごとに特別演出として約2分半にわたって色が変わりフラッシュが閃く演出がサウンド付きで展開されます。これも見逃さないようにしたいですね。

カルティエ座ポップアップ

カルティエが ”LOVE IS ALL” をテーマにしたポップアップ「カルティエ座」を展開しています。

場所は表参道交差点の角。

▲大きく目立つクリスマスツリーがあるのですぐ分かります。

ツリーとポップアップは六本木ヒルズにもオープンしていて、表参道と連動した企画になっています。

▲レコードショップをイメージした「カルティエ座」。

藤井フミヤや藤原ヒロシなどがキュレーションしたプレイリストがレコードになって置かれています。

茶酒 金田中

アート感覚でいえば茶酒 金田中も。

▲表参道のイルミネーションを後に金田中へ。このオブジェは現代美術家、杉本博司の作品「究竟頂(くっきょうちょう)」。永遠に交わらない2つの曲線がテーマです。作品は床にも続いているのでお見逃しなく。

また金田中の店舗空間自体も杉本博司による、いわば芸術の空間です。イルミネーションと杉本博司の凛とした空間の対比も面白いと思います。

それ以外にも表参道沿いには気になる施設や店舗がいっぱいです。

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表参道へのアクセス

表参道へは、電車、自動車どれでも簡単にアクセス可能です。

電車で

JR山手線の原宿駅を下車。東口を出て神宮橋交差点から先が表参道です。

地下鉄は千代田線と副都心線が止まる「明治神宮前駅」、銀座線/半蔵門線/千代田線が止まる「表参道駅」が最寄りです。

どの駅も案内通りに地上に出れば迷うこともありません。

バスで

意外と知られていないのですが港区のコミュニティバス「ちぃバス」を利用すると六本木ヒルズとの間を簡単に移動することができます。

青山通りのちぃバスの「表参道駅」バス停で青山ルート六本木ヒルズ駅に乗れば15分ほどで六本木ヒルズです。夜21時までバスが動いているので、表参道イルミネーションを見てから六本木のけやき坂を、あるいはその逆を。フレキシブルに予定を立てられるのでとても便利です。しかも運賃は100円です。

六本木ヒルズのイルミネーションはこちらの記事が詳しいです。

表参道 フェンディ イルミネーション 2022

名称 表参道 フェンディ イルミネーション 2022
期間 2022年12月1日(木) 〜 12月29日(木)
低木は 2023年1月5日(木)まで
点灯 日没 〜 22:00
場所 神宮橋交差点から表参道交差点まで
料金 無料

浮遊する光のバルーンツリー

会場 表参道ヒルズ
期間 2022年11月16日(水) 〜 12月25日(日)
点灯 11:00 〜 23:00
演出 毎日11:20以降、20分ごと
料金 無料
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