LINA STORES リナストアズ表参道
ロンドンのソーホー(Soho)にある1944年創業の老舗「LINA STORES(リナストアズ)」が日本に進出し、2021年7月末から表参道にLINA STORES表参道として店舗をオープンしています。
ロンドンのLINA STORESと同じピスタチオグリーンで外観から内装そして食器なども統一されたオシャレなレストランとして、表参道でも人気になっています。
でもまだホームーページも制作中な感じなので、店舗の様子や実際のメニューを紹介しますね。
▲これがリナストアズ表参道。紹介する順番が後先になってしまいましたが向かいは10月にオープンした「アマムダコタン表参道」です。
今はアマムダコタンの行列が目立ちますが週末にはリナストアズの入店待ちのお客さんと合わせてこの辺りは本当にごった返しています。
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リナストアズの店舗
表参道のビルの1階部分がリナストアズのレストランとデリカテッセンです。
▲これは平日の開店直後の店舗の様子です。平日ならもうあまり混むこともないはずです。
店名の色とフォントはソーホーのものとまったく同じ。ただ店舗としてはたぶん表参道の方が広そうです。
また今でこそロンドンのソーホーはオシャレな街ですけど、1944年当時のソーホーは日本でいったら新宿歌舞伎町みたいなところですからね。
もともとそんなにオシャレなお店ではなく、ウェストエンドのイタリア人コミュニティーの中での有名店だったのではないでしょうか。
これは平日の夜です。空いています。
週末は夜までずっとこんな感じのようです。
なお利用時間は90分までとか制限されています。
入口の脇にウェイティング用の椅子が並んでいますが、実際には座りきれないくらいの入店待ちの人が発生してお店の周辺で時間を待っています。
ただ平日ならそんなに混むようなことはまずありません。
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手作り生パスタ!
リナストアズのこだわりは手作りの生パスタ。
日本のそば屋で職人さんがそばを打っているのと同じように、リナストアズでも店内でパスタを作っている姿を見ることができます。
▲今回のオーダーは「カルボナーラ マファルディーネ」(右下)と「ロンドン人気No.1 フレッシュトリュフとパルメジャーノ タリオリーニ」(上)です。
それと「ローズマリーのフォカッチャ」(左)です。
そこにトリュフがたっぷり乗っています。
リナストアズのパスタはそれぞれ最適な麺がチョイスされていて、イタリア人のパスタへのこだわりを感じさせます。
写真からは小ぶりなパスタのように見えますが、密度の濃いパスタなのでけっこうお腹いっぱいになります。
これは濃厚な卵にパルメジャーノ。そしてカリカリのベーコン。
もう一つの特徴は幅が2cmあるパスタ、マファルディーネ。
うまく絡み合うようパスタにフリル状のひらひらが付いて手伝っているんです。
濃厚なソースによく合います。
▲店内奥のパスタ打ちの部屋。職人さんの手もとを見ているだけでも楽しいです。
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フォカッチャとコーヒー
パスタの量が少ないだろうなと思ってフォカッチャを追加しておきました。
こんなに大きなものが出てくるとは思いませんでしたね。パスタを食べて、フォカッチャを2人で半分に分けてちょうど満腹という感じ。
麻布・青山エリアで一番美味しいと思う「パネッテリア・カワムラ」の次に美味しいです。好みによると思いますが向かいのパン屋さんより全然美味しかったです。
イタリアンなお店なのでマシンプレスのアメリカーノです。
▲カップに入る「LINA STORES」のロゴもピスタチオグリーン。ソファ席のソファの色もピスタチオグリーン。
徹底的にこだわっているんですね。
デリで買えるパスタキットのパンフも一緒に渡されました。
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ピスタチオグリーンの店内
店内を見渡すとピスタチオグリーンがこれでもかと使われていました。
椅子やソファの色もピスタチオグリーンです。
記念撮影するならこのボックス席を使いたいですね。
▲店内は窓際のソファ席、中央のテーブル席、壁際のボックス席さらにキッチン前のカウンター席それと個室が用意されています。
テーブル席の椅子の色も当然ピスタチオグリーンです。
▲テーブルの上にはフードとドリンクメニューのシートが置かれています。
その上に立っているのはドリンクメニュー。このストライプの色もピスタチオグリーンです。
詳しいメニューはこちらから。なぜかリナストアズのホームページからはリンクされていません。
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リナストアズの外観と入店方法
もちろん外側もピスタチオグリーンです。
▲足元のタイルには ”EST 1944″ 創業1944年。第2次世界大戦中ですから昭和19年。
“Continental Produce Importers” という文字が見えるので、ヨーロッパの食材(具体的にはパスタ?)を扱う店として出発したのでしょうか。
予約の有無にかかわらず、こちらの入口から入ってスタッフさんに声をかけます。
リナストアズのシンボルなのでしょうか。
色はピスタチオグリーンではありませんが、この縦縞のモチーフも店内あちこちで使われていますね。
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デリカテッセン
ロンドンのLINA STORESはレストランとデリカテッセンの2店舗体制ですが表参道は1店舗の中にレストランとデリが同居しています。
左に見えるのがパスタ打ちの部屋。手作りパスタを作っている様子が見られます。
▲デリカテッセンといってもお惣菜だけ売っているのではなく、ソーホーの本店と同様にヨーロッパ大陸の食材を扱っています。ゆっくり見てみると楽しいかも。
一番上はチーズやオリーブ、真ん中の棚はチーズやソーセージ。下の段はチョコレートなどお菓子缶です。
真ん中の棚はパネトーネ(パネットーネ)です。クリスマスシーズンだからかな。
▲上の段の左はブラウニー、右はクロスタータ、イタリアですね!
真ん中の段はテイクアウト用のパニーノ。
週末は分かりませんが平日のデリは特に混んでいる様子もないので、こうしたパニーノをテイクアウトしてお家で食べたり、パスタキットを買って帰って家で作ってみるのも楽しいかも。
ワインも並んでいますね。
またクッキーなどのお菓子やパスタなどもありました。
”デリカテッセン” と言っていますがイタリアの食材もかなり豊富な感じです。
イタリアの食材をイギリスのセンスでフィルターして日本に紹介するという屈折したやり方ですが、日本人とイギリス人の方が感性が近いのこれはこれで良いのかもしれません。
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リナストアズのメニュー
最後にリナストアズ表参道のメニューを紹介します。
▲店頭に置かれているメニュー。これは店内のテーブルに置かれているものと同じです。
右下にQRコードがあってそれを読み取ると写真付きのメニューが表示されます。
このリンクからもメニューを表示することができますよ。
▲サラミとチーズ。
ひとつひとつ麺の種類が違うのが凄いですね。
フレッシュトリュフのパスタがロンドンで人気ということでオススメだそうです。確かに美味しいですがカルボナーラなど定番的なパスタも十分美味しいです。
セコンドは飛ばしてドルチェでしょう。どれも気になります。
▲パスタは1944年の創業以来ずっと手作りしてきたそうです。
ここ日本の表参道店でも実際に手作りしています。
たぶん個室を貸し切ることもできそうなので、なにか特別なパーティやお誕生日会などにいいかもしれません。
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ドリンク
ワインリストがあるのでドリンクメニューの方が充実しています。
日本の飲食店では席に座ると水が無料でいただけますが、リナストアズではさらに炭酸入りか普通のミネラルウォーターかを選べます。
お茶や炭酸飲料よりもコーヒーが安いというのがコーヒー大国イタリアらしいですね。
さらにこのあとワインのリストが延々と続くのですが私たちはアルコールがよく分からないのでカットです。
リナストアズの提供するメニューはこちらです。店舗へ行っても結局このメニューを見てくださいと言われちゃうので、事前にゆっくり目を通しておくのも良いでしょう。
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リナストアズの場所
表参道駅のB4など表参道の交差点付近の出口から青山通りに出て渋谷方面へ歩き、100mほど行った「エクセルコダイヤモンド」の角を右に入ります。
たいていアマムダコタンの入店待ち行列があるのですぐ分かります。
▲青山通りから50mほど入ると右側にアマムダコタンが、そして左がLINA STORES リナストアズ表参道です。
週末は予約必須ですが平日ならランチタイムでもほぼ待たずに入れると思います。
▲またパスタキットやパニーニなどテイクアウトするのもいいですね。
イギリスで長く親しまれてきたイタリアン料理を表参道で。ピスタチオグリーンの店舗や内装も可愛いですし、今後は表参道のイタリアンの定番店となるんじゃないでしょうか。
また平日ならアマムダコタンに並んだ後にリナストアズでランチや休憩を取るという利用もできると思います。
リナストアズ表参道 基本情報
店名 | LINA STORES リナストアズ表参道 |
住所 | 港区北青山 3-10-5 |
最寄駅 | 表参道駅 |
定休日 | なし |
営業時間 | 11:00 – 23:00 (デリは22:00まで) |
予約 | 食べログで予約 |
禁煙・喫煙 | 禁煙 |