レトロな喫茶店「西琲亜(せぴあ)」
最近盛り上がりを感じている「レトロ喫茶」。単に古いだけでなく昭和でのモダン感覚が逆に新しく感じるとうものです。
麻布十番にはいっぱいあるなぁと思うので、まず「西琲亜(せぴあ)」を紹介します。
90年代には既にあったらしいので40年とかもしかしたらそれ以上の老舗喫茶店です。
また植栽が植わっていたり鉢植えが置いてあったりも70年代80年代な雰囲気です。
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西琲亜(せぴあ)の店舗
店舗の外観と店内をみてみます。
▲よーく見ないと気づかない「営業中」の看板。
それと「挽き立てのコーヒーと自家製チーズケーキ」という看板も見えます。創業当時でチーズケーキですから当時は相当にモダンだったはずです。
でも地下鉄が通るよりずっと前の麻布十番ですからこの辺りの雰囲気も今とは全然違っていたと思います。ちょっとオシャレな街の喫茶店だったんじゃないでしょうか。
▲店内に入ったところ。
片隅には週刊誌が入ったマガジンラック、その上にはピンク電話。
ダイヤル式のピンク電話ですが見たところ今も現役みたいです。
▲カウンター。ここでマスターがコーヒーを淹れてくれるんですね。
カウンターには椅子がずらりと並んでいます。常連さんがここに座って毎朝町内のゴシップ話で盛り上がる・・・そんな情景を想像しちゃいます。
▲フライパンの裏が時計で、ハンドメイドジュエリーらしきものの委託販売? てジャイアンツの応援ステッカー?
所狭しと並べられた小物たちが単に古いだけの”レトロ喫茶”でないと主張しています。
▲”麻布十番の” ”老舗の” 喫茶店だけにいろいろなお客さんが訪問したようで、壁には多くのサイン入り色紙が飾られています。
この色紙は神田川と赤ちょうちんとか書かれているのでたぶん作詞家の喜多條忠氏ですね。昔は作詞家でも一般の人にサインを頼まれるくらいに顔が知られていたんですね。
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西琲亜(せぴあ)のメニュー
純喫茶なのでドリンクの他には軽食とデザートだけです。
▲自家製チーズケーキとそのセットは別メニューになっています。
ドリンクとセットで750円。
▲カウンターに座っても目の前にはチーズケーキセットのメニューが。
コーヒーを淹れているイラストはマスターの似顔絵です。
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西琲亜(せぴあ)のコーヒーセット
この日はジャムトーストとミックスサンドをオーダーです。
▲大きなトーストとイチゴジャム。それと付け合せのポテトチップ。
お供はブレンドコーヒー。
こういうトーストにレトロを感じるセンスってよく分かりますね。
▲ミックスサンドはハムサンドとたまごサンドの組み合わせです。
西琲亜(せぴあ)のチーズケーキ
デザートはもちろん自家製チーズケーキです。
これはレアの方で厚くスライスされたレモンが乗っています。このレモンとの組み合わせが美味しいんですね。
淹れ方にこだわる喫茶店文化の本流なコーヒーです。
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西琲亜(せぴあ)の場所とアクセス
麻布十番の「川上庵」向かいです。本当は ”「西琲亜」の向かいにできた川上庵” が正しいんですけど。
麻布十番の一の橋の交差点から徒歩3分ほど。
▲ただ麻布十番駅の1番出口から出れば距離50m弱、1分もかかりません。
昭和的なオシャレ感覚を今もそのまま保っている西琲亜。喫茶店としてコーヒーとその雰囲気を味わえますし、地下鉄が通る前、バブル前の麻布十番の風情も想像して楽しめます。
西琲亜(せぴあ) 基本情報
店名 | 西琲亜(せぴあ) |
住所 | 港区麻布十番 3-2-6 |
最寄駅 | 麻布十番駅 |
定休日 | 日曜 |
営業時間 | 10:00 – 20:00 |
予約 | 予約不要 |
営業時間変わったんですね!
情報ありがとうございます!
現在の営業時間は 月~土が10:00~20:00 日曜は定休日です