虎ノ門の元祖サードウェーブな喫茶店「草枕」

SNSでシェア:

草枕

虎ノ門のスペシャルティコーヒー専門カフェ「COFFEE 葵」を紹介したので、そこからもほど近い元祖サードウェーブな喫茶店「草枕」を紹介します。

「草枕」があるのは外堀通り沿いでビジネスパーソンが行き交う通行量の多いエリアですが、「草枕」の店内は外界とは遮断された静かなもの。

オフィス街なのにコーヒー好きなお客さんが集まっている、そんな喫茶店です。

▲入口は一間ほどの広さ。「草枕」という看板はかかっていますが、和菓子屋さんか何かにしか見せません。知らなければスルーしてもおかしくないですね。

▲”珈琲” と書かれたこの看板でかろうじて喫茶店らしいということが分かります。

場所といい店構え、そしてこの看板。古くからの老舗ぽく見えますが、実際はオープンして十数年という比較的新しい喫茶店です。

PR

ネルドリップコーヒー

草枕のコーヒーは手廻しロースターでの自家焙煎したものをネルフィルターでハンドドリップして淹れています。

▲見た目も味もすっきりしたコーヒー。

ブルーボトルなどで飲めるコーヒーの、オリジナルの形態の一つですね。

▲昔ながらの丁寧な日本の喫茶店のコーヒーです。

またコーヒーは一人一人異なるカップに入って出てきます。

この日はカウンターに席を取ってコーヒーを飲んでいます。カウンターには写真のように文庫本がズラッと並んでいます。これはオーナーの趣味みたいですね。

マイケル・サンデルの著作があるように古典的名作のようなものから最近のものまで幅広いです。
店名が夏目漱石のあの「草枕」ですからね。”「智(ち)に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい” という世界が垣間見えるのかなぁ。

▲コーヒーはその味の濃さによってカップの容量も変える凝りようです。

PR

自家製ケーキ

コーヒーがメインですが自家製ケーキなどのメニューもあります。

▲これは「自家製チーズケーキ」。400円。

▲「自家製チョコケーキ」です。

訪問したのは夏だったの暑さでヘトへロになった身体にチョコケーキはパーフェクトな栄養補給でした。

▲コーヒーの美味しさには定評がある草枕ですが、地味にこの自家製ケーキも注目ですね。

メニュー

メニューはコーヒーとアルコールがメインなシンプルなもの。
▲コーヒーのメニューです。

コーヒーはこい/ふつう/うすいの3種類だけ! それとエスプレッソと本日のコーヒー(シングル)です。

あとは冷たいコーヒーとか牛乳珈琲など。

メニューに営業時刻が書かれていますが、もちろんこれは変更されている可能性もあるので要注意です。

▲裏返すとドリンクメニューの続き。

アルコールというかウィスキーの銘柄が並んでいました。

PR
 

草枕の店舗

入口は一間しかない狭いものですが、うなぎの寝床状態で奥まで続いています。

▲入口付近にはテーブル席。

奥には5席ほどのカウンター席があります。

▲カウンターには文庫本が並んでいます。

またキッチンとの仕切りの上にはレコードプレイヤーとLPジャケットが置かれていますね。

そう、音楽はLPをかけています。ジャンルはジャズとクラシックのようです。クラシックもバロックから現代音楽までジャンルが広いですね。

そんな音楽がこの空間に静かに流れているわけですから、雰囲気だけでもOKという人も多そう。

▲白いワイシャツの背中を見せているのがマスター。今コーヒーを抽出しているところです。

手廻しロースターによる自家焙煎、ネルフィルターでドリップ、しかも一滴一滴お湯を垂らすように抽出。しそしてBGMは静かなジャズ。

つまりここ「草枕」は大坊珈琲店インスパイアな喫茶店なのです。

大坊珈琲インスパイア

今更ですが「大坊珈琲店」は以前表参道の交差点近くにあった伝説的な喫茶店です。手廻しロースター、ネルフィルター、一滴づつのドリップなどがキーワードでしょうか。

その大坊珈琲に影響を受けた喫茶店は今も多いですし、「ブルーボトルコーヒー」などは影響を受けすぎて大坊珈琲店があった場所のすぐ近くに店舗を出していたりします。

▲大坊珈琲に倣って花も生けてあります。

向こうの棚にはLPレコードも並んでいますね。

▲カウンターに並ぶ蔵書は映画関係、グルメや芸術関係など。

これも世界観を近づけるためにも必要ですね。

▲10年ほど前までここに大坊珈琲店がありました。今は金子眼鏡店のビルになっています。

その金子眼鏡の先の路地を入った先には「ブルーボトルコーヒー青山カフェ」があります。

▲また往年の大坊珈琲店の様子はこの「A Film About Coffee」の中に記録されています(54分48秒から)。

ここ「草枕」はこの大坊珈琲店から大きな影響を受けて今のスタイルになっているみたいです。

PR

草枕の場所と行き方

最寄り駅は虎ノ門駅か三田線の内幸町駅です。どちらの駅からも徒歩3分くらいですね。

位置的には外堀通りの虎ノ門交差点と西新橋の交差点のちょうど真ん中くらいです。

▲歩道からは ”珈琲” の看板くらいしか見えません。

やっぱり珈琲好きなお客さんが多い印象ですが、そんなに常連常連したようなお客さん見かけないので、意外と敷居は低いんじゃないでしょうか。一見さんばかりな感じ。

▲虎ノ門の方から外堀通りの南側を歩いて来れば、郵便局の向かい辺りに「草枕」があります。

知らない人はたぶん西新橋の暗くて妙に気取った喫茶店くらいに思っているかもしれませんけど、歴史や背景を知るとこれほど興味深い喫茶店もないですね。

西新橋とか虎ノ門は仕事でもないと行きませんけど、仕事の後はこんな喫茶店でゆっくり心を休めたいですね。

週末も土曜日の午後は営業しているので、近くに行く機会があったら「草枕」まで足を延ばして、伝説の大坊珈琲を思い出したり、草枕オリジナルなポイントを楽しんだりいかがでしょうか。

草枕 基本情報

店名 草枕
住所 港区西新橋 1-10-1
最寄駅 虎ノ門駅、内幸町駅
定休日 日祝
営業時間 10:00 – 23:00
12:00 – 18:00 (土曜)
禁煙・喫煙 禁煙
SNSでシェア:
PR

PR
同じカテゴリーの記事 PR
PR
ギャラリー  青山  原宿  六本木  喫茶店  南青山  美術館  深夜営業  現代美術  ランチ  南麻布  広尾  六本木ヒルズ  乃木坂  東麻布  代官山  西麻布の交差点  白金台  麻布台  西麻布  カフェ  国立新美術館  現代アート  表参道  一の橋交差点  渋谷  恵比寿  コーヒー  麻布十番  外苑前
PR

コメントを残す

PR