南青山の新生堂ギャラリー

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誰でしょう?

いきなりですが、この顔に見覚えはありませんか?

奈良県のキャラクターせんとくんに似てますね。

何を隠そう、このせんとくんのそっくりさんは、せんとくんの生みの親である彫刻家籔内佐斗司さん作のギャラリー入り口扉の取手なのです。


新生堂ギャラリー

この取手のあるギャラリーは南青山にある新生堂ギャラリーです。

このギャラリーの扉には外側、内側全部に籔内佐斗司作品が取り付けてあります。

扉だけではありません。

なんか視線を感じるなと思って見上げると、上から誰かが飛び出して、じっと見つめているではありませんか。こちらも籔内作品ですね。

新生堂ギャラリーは1981年銀座にて設立。

1994年に南青山に移転して来ました。

取り扱い作家は籔内佐斗司、千住博、中島千波など日本画、彫刻などが中心です。


展覧会

現在は、内林武史 ー星の街ー という展覧会を12/6-12/22開催しています。

会場は1FとB1Fの2会場になります。まずは1Fの様子です。

自然光の中、主に小品が展示されています。

地下へはエレベータで直通です。

外階段からは入れないので注意してください。

エレベーターを降りるとそこには展覧会タイトル通り「星の街」が広がっていました。

暗闇に浮かぶ「星の街」です。

「わー」とつい声に出してしまうくらい幻想的ですごく綺麗ですね。

クリスマスの時期らしい展示です。

この作品群、お家1個1個バラ売りされているようです。

もちろんまとめて購入も可能でしょうけれど、現在はすでにほぼ完売状態でした。

星の街は3つの家が連なるgalaxyと単体の家cosmosと2種類あります。

前者は白く光り、後者は黄色ぽい昼光色の光です。よく見ると光の色が違うのがわかります。

作品そのものも美しいのですが、そこから発生する影も綺麗です。

自宅にこんな素敵な作品があったらいいですね。




ギャラリーの場所

骨董通りを六本木通り方面へ直進し、小原流会館を通過し、ドトールを過ぎたら次の角で左折です。

骨董通り沿いに下のような看板が出ているので左折ポイントはわかりやすいです。

左折したら左側です。せんとくんのような飛び出す彫刻が目印です。

近所には、スパイラル岡本太郎記念館もありますので、アート散歩に立ち寄って見るのもいいですね。

新生堂ギャラリー

港区南青山5丁目4番30号
11:00−19:00 日・祝休

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