ここ数年、一口サイズのいなり寿司が手土産として人気ですが、その発祥地とも言えるのが「西麻布 呼きつね」。
これまで西麻布の一丁目、六本木西公園の近くと店舗が移転してきて、昨年2020年からミッドタウン前の外苑東通り沿いに店舗を構えるようになっています。
もう噂は聞いていても店の場所がよく分からないなんてこともなくなり、これからさらに人気が高まりそうです。
これまで六本木の「おつな寿司」、呼きつねから独立したらしい南麻布(麻布十番)の「呼じろう」を紹介してきました。勝手に ”麻布の三大いなり” と呼んでいましたがようやく真打ち「呼きつね」の紹介です。
呼きつねのいなり寿司は小ぶりな一口サイズ。
一口サイズになっているのは、女優さんが楽屋で口紅をつけたままつまめるようにとのこと。大きく口を開けずに、パックと食せます。
だそうです。
別に女優さんに限らず、メイクしたまま食べることができるのですね。普通のおやつや手土産としてもぴったりです。
呼きつねの店舗
外苑東通りのミッドタウンの向かい側、札幌ラーメンで有名な「天鳳」やあの「筋肉食堂」が入っているビルの1階です。
(この天鳳、本当に札幌のラーメン横丁にも店舗があるんですね)
定休日が消してあるのは新型コロナの影響で定休日が不定になっているためのようです。
月曜日が定休のはずですがしばらくは無休で営業するようですね。
▲お持ち帰り専門店なので店内はオーダーカウンターと待ち合い用の長椅子があるだけです。
訪問した時に在庫があればすぐ買えますが、なければ15分くらいで作ってもらえます。
狭い店で待つのもなんですし、できれば予約してから訪問した方が良さそうです。
おつな寿司のおいなりさん
お土産用のいなりずしは8個入りから48個入りまで。
- 8個入り ¥1,200〜
- 20個入り ¥3,200〜
- 27個入り ¥4,000〜
- 48個入り(ふろしき包)¥7,500〜
値段に「〜」とあるのは季節モノの具材によって価格が変動するからです。
今回は8個入りを買ってみました。
最も上の2個が金胡麻、次の2個がくるみ。この2種類が定番で、残りは季節によって変わります。
今は桜の季節なので桜をあしらったいなり、後は焼海苔、明太子、干瓢とわさび。
合計6種類8個のいなりが入っていました。
具材が分かるように乾燥防止の透明シールに具材の名前が貼付してあります。ちょっとした心遣いですね。
季節モノの ”いなり”
呼きつねのいなりの特徴は油揚げで包んであるのではなく巻いてあることです。
薄い油揚げで巻いてあるので中の具材が透けて見えます。この上品な感じがいいですね。
くるみの方はくるみの欠片が丁寧に包まれていてくるみの味をそのまま楽しめます。
どれも具材の味がしっかり分かるいなりです。
本当に一口でパクっと食べられる大きさなので、忙しい現場での軽い食事などにもいいですし、手土産にしておしゃべりしながら食べるのにも向いています。
呼きつねの場所
六本木の交差点から外苑東通りを乃木坂方面へ200mくらい。徒歩3分でしょうか。
”東京ミッドタウン前” の信号も過ぎ、次の信号のすぐ先。ポール・スミスの入るビルの隣のビルです。
▲目印はこの看板。他のテナントの看板は豪快なものばかりなので逆にこの上品な看板が目立ちます。
乃木坂方面からだと”東京ミッドタウン西” 交差点からさらに50mほど六本木交差点側に行ったところにあります。
手軽に食べられる一口サイズの”いなり” 。手土産や楽屋見舞いはもちろん、お花見やちょっとピクニックなどいろいろな場面でも重宝すると思います。
呼きつね
港区六本木 7-8-5
定休日:月曜日 (*HPや電話等で要チェックです)
営業時間: 10:30 – 19:00