おつな寿司の「いなりずし」

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六本木交差点の近くで150年近い歴史ある老舗の寿司屋「おつな寿司」。裏返した油揚げのいなりずしで有名です。

入居していたホテルアイビスの閉館とビルの建て替えのため近くで仮店舗営業していましたが、建て替え工事も終わり以前の場所に戻ってきました。
ホテルアイビスの中にいた頃と比べ気軽に入りやすい雰囲気になったのはいいですね。




普通のお寿司屋さんとしてももちろん美味しいのですが、やはりおつな寿司といえばいなり寿司。
楽屋見舞いや手土産として重宝されていますね。

おつな寿司の店舗

おつな寿司の店舗は六本木の交差点からミッドタウン方面へ歩いて100m。
新しくできた六本木Xeビルの1階です。

特に待つこともなく買えると思いますが、午後遅い時間だと売り切れていることもあるようです。

パーティーのお土産などで数が多い場合や確実に手に入れたい場合は、事前に予約しておくのが良いと思います。

考えてみればこの辺りで手土産のおいなりさんというと、おつな寿司以外にも「呼きつね」や「呼じろう」という勢力もありますね。呼きつね、呼じろうが上品なおいなりさんニューウェイブなら、おつな寿司は昔ながらのがっつりしたおいなりさん。

手土産を持参する相手によって、持っていくお寿司さんを選べるのがいいですね。

おつな寿司のいなりずし

お土産用のいなりずしは8個で960円。
巻きずしといなりずしの詰め合わせや、詰め合わせセットなども選べます。

▲昔から変わらぬ包装。
今回は穴子と胡瓜の押し寿司が入った「穴子風味巻いなり」、1080円也を買ってみました。

▲包装紙を取るとこれまた昔からの折り箱。

”麻布総本店” とありますが、おつな寿司さんは昔からここだけですね。
でも六本木も広い意味では麻布なので特に気にしません。

いなり寿司

油揚げが裏返っているのが判りますね。
酢飯には柚子の皮が混ぜ込んであって醤油と良く合います。サイズは呼じろうなどと比べるとやや大きめ。ただご飯の量はどちらも変わらない気がします。

今日は穴子と胡瓜の太巻きも一緒にいただきました。
穴子の味がご飯によく混ざってこれも美味しいお寿司でした。

六本木の繁華街のど真ん中ということで意外と敬遠されがちだったおつな寿司。
でも近くにお呼ばれされた時などの手土産としてはもちろん、自宅での食事に食べてもボリューム的にぴったりで、いろいろなシチュエーションで使ってみたいですね。

おつな寿司

港区六本木 7-14-4
定休日:なし (日曜日は持ち帰りのみ)
持ち帰り営業時間:10:00 – 21:00 (土曜 – 20:30、日曜 – 13:00)
営業時間: 11:30 – 14:00、17:00 – 22:00 (土曜 – 21:00)

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