ドイツの自動車メーカーAudiが南青山にブランドストア「House of Progress Tokyo」を2021年の年明けからオープンしています。オープニング企画としてアウディとカメラメーカーのライカ、それと写真家の柏木龍馬氏がコラボした作品展写真展「Hyper Monochrome RS exposition Audi | Leica」が開催されているので紹介します。
去年からアウディが何か建ててるなぁと気が付いていて、作品展開幕早々に訪問したのですがレポートを紹介するのを忘れていました。
ブランドストアは世界展開するようですが、日本でのここは2021年5月末までの期間限定、柏木龍馬の作品展は3月末までです。作品展の期間が延長され4月5日までになりました。
その後5月5日までは雑誌VOGUEとのコラボ企画「Futuristic Exhibition」です。
▲ブランドの先進性をアピールする場として機能するストアなので特に商談する場ではないそうです。
基本的には最新モデルの展示、試乗それと地下のギャラリーでのイベント開催がメインです。
▲オープニングのイベントが柏木龍馬の作品展。今は自動車、特にレースを中心に作品を撮っている写真家だそうです。
写真展「Hyper Monochrome RS exposition Audi | Leica」
ブランドストア地下のギャラリーで開催しています。
ブランドストアの1FにはAudiの自動車が置かれているのでこれを目にする人は多いと思いますが、地下がギャラリーとは気づかないかもしれません。
レーシングカーの各部のアップなので、工業製品として自動車に関心がある人には興味深いと思います。
また、光っているのは写真を焼き付けた素材を活かした部分です。
この写真、レーシングカーのアウターパネルに使われるアルミ素材に焼き付けられているのです。
▲アルミ素材だけでなくカーボン素材に焼き付けた作品もあります。
▲横から見ると複数のパネルが重なり合っているのが分かります。こうして重ねたパネルを正面から見るとまた別の一つの作品として見えるようになっています。
▲これは日本人の元F1レーサー 中野信治がモデルになっています。
作品数は多くはないですが写真愛好家だけでなく金属フェチ、機械マニアにも興味深い作品です。
▲AudiもLeicaもいちおうお仕事なのでそれ風の展示も。
画面に写っているのはAudiのコンセプトビデオ、手前の円筒の台には撮影に使われたライカの機材が展示されています。
2Fからずっと繋がった1枚の作品だそうです。
House of Progressの2階
地下のギャラリーからエレベーターで2階まで上がってみます。
▲これが地下のギャラリーと繋がっている作品。たしかに2階まで連続していました。
たしかにAudiです。
▲2Fはラウンジになっていてドリンクを飲んだり試乗予約をしたりすることができます。
ディーラーではないので営業マンがいるわけでもないですし、見積もりどうですかなんてこともありません。
▲下の根津美術館へ向かうみゆき通りを眺めたところ。
隣のヨックモックの看板もちらっと見えますね。
煉瓦の建物の向こうの金色に見える建物はLexusの「INTERSECT BY LEXUS」です。
これはぶどうジュース。Audiのロゴ入りでかっこいいですね。
チョコレートとキャラメルもいただきました。
Audi House of Progress Tokyoの場所
表参道の交差点から根津美術館へ向かう途中です。
表参道の交差点から歩いて数分。四角いガラス張りの建物ですぐ分かると思います。
Lexusのブランドストア「INTERSECT BY LEXUS」は根津美術館側に30mほど。
AudiとLexusという新興ブランドメーカーのストアがこの辺りに並ぶことは興味深いです。
写真展は3月末、ブランドストアも5月末という短い期間ですが、クルマやAudiに特に興味がなくても表参道のついでに訪問してはどうでしょうか。
Audi House of Progress Tokyo
港区 南青山 5-3-2
定休日 : なし。2021年5月末までの期間限定
営業時間 : 11:00 – 20:00 (土日祝は10:00から)