リトル・イングランド
広尾と西麻布の間の外苑西通りから少し入ったところに ”東京のリトル・イングランド” こと英国料理の「キャプテン・クック」があります。
外苑西通りから脇道を覗くとお店の入口を守る赤い近衛兵の人形が見えたらそれが目印です。
まだ新しい外装からも分かるようにオープンして2年ちょっとの比較的新しいお店です。
そのためまだ知名度も低いのか、週末でも混雑すること無くゆったり過ごせます。
キャプテン・クックの店内
近衛兵に迎え入れられ店内に入るとまずはレジとキッチン。
英国のパブ風のカウンターですね。
ジェリービーンズが目を引きますが、植民地の食べ物なのでまぁいいか。
このお店ではドリンク類のテイクアウト(イギリス流では Take Away)も可能です。
ちなみに紅茶は全てトワイニング製です。
ボードにはおススメのメニューも書かれていますが曜日や時間帯によってメニューの内容が異なるので、まずはメニューをいただいて確認です。
これはブレイクファーストのメニュー。
平日でも14時半、週末は15時半までいただけるのが嬉しいですね。どれもコーヒーまたは紅茶付き。しかもおかわりも2杯まで可能という太っ腹です。
店外にはテラスに4卓。
店内は窓際に大きなテーブル席があり、内側には2人席が数卓並び、1階には全部で20席くらいでしょうか。
2階へは、1階からエレベーターで上がります。
(ちなみにトイレも2階です)
2階はテーブル席が並んでいるので大人数の時やディナーの時はこちらになります。
また貸し切りにも対応してくれるので、パーティーなどに使えば料理も雰囲気も英国! という感じになるかもしれません。
シェイクスピアズ・グローブ
この日は週末のブランチで ”シェイクスピアズ・グローブ” をいただいてみました。
卵をアボカドで巻いてさらにカリカリのベーコンで巻くという手の込んだお料理です。
カリカリに巻かれたをベーコンを切ってみると、アボカドが。さらにナイフを進めると卵が出てきます。
要するにアボカドの種を抜いた部分に卵を入れているようです。
シェフズプレート(デイリープレート)
これはブレイクファーストメニューの ”シェフズプレート(デイリープレート)” です。
デイリーでキッシュやデザートの種類が変わります。
メインはやはりキッシュですね。
ちょっと小ぶりなのでお腹いっぱいにはなりませんが、週末や余裕のある時の平日の朝食にはピッタリな量かもしれません。
サラダとキッシュにデザート、それと小さなサンドイッチが2種類。
イングランドな朝食なので当然紅茶です。
お店の雰囲気
店内はウッドとレンガとレザーが効果的に使われて良い雰囲気を出しています。
この時はたまたまモッズコートの外国人がユニオンジャックの前に座っていて英国な雰囲気がさらに出ていましたね。
2階には英王室関係からポップカルチャーまで、英国絡みの品々が並んでいます。
キャプテン・クックへの行き方
キャプテン・クックへの行き方はある意味簡単。
日比谷線広尾駅の3番出口を出たら右に西麻布方面へ歩いてファミマの先の路地の奥です。
1番出口からなら2つ目のファミマの先の路地になります。
路地の奥にこの赤い近衛兵が見えたらキャプテン・クックです。
人形の裏にはこのようなアドレスプレートがレンガの壁にかかっています。
とってもイギリス風で芸が細かいですね。
この人形と写真を撮って #captaincooktokyo というハッシュタグを付けてSNSにアップすると特別なプレゼント(たしかワインが1杯だったかな?)がもらえますよ。
正直ブランチやブレイクファーストの量は男性にはちょっと物足りないかもしれませんが、でもこの雰囲気は捨てがたいお店です。
「笄軒」でしっかりランチをいただいて、キャプテン・クックでおやつを食べて、「カワムラ」で夜のパンを買って帰るという西麻布グルメツアーなんかも良いですね。
あ、写真の「Emonフォトギャリー」も近いなので合わせて訪問もおススメです。
*) 2020年3月でキャプテン・クックは閉店しました
キャプテン・クック
港区南麻布 5-2-37
定休日:月曜日
営業時間:9:00 – 22:00 (ディナータイムは 17:30から)
平日ランチ:11:30 – 14:30、アフタヌーン・ティー:14:30 – 17:30
週末ブランチ:9:30 – 15:30