麻布十番といえば流行りのオシャレなお店と昔からの古いお店が共存しているいかにも都心港区な街ですが、激戦区の焼肉も同じように新旧取り混ぜ多くの焼肉店が営業しています。
近所に韓国大使館があるせいか昔から焼肉店は多かったのですが、最近はオシャレで肉にこだわったお店が増えてきています。
▲今回はそんな焼肉激戦区である麻布十番の「麻布十番 焼肉 BULLS(ブルズ)」を紹介します。
誰もが知る有名店ではないですしお財布がびっくりするような高級店でもなく、でも隠れた人気があるお店です。ビルの3Fという場所なので隠れ家的に使えるちょっと高級な焼肉店という位置付けでしょうか。
BULLS の店内
麻布十番商店街のちょっと六本木寄り。
もっと詳しく言うと鳥居坂と暗闇坂の間の交差点脇の雑居ビルの3F。
麻布十番商店街を歩いていて牛が顔をのぞかせているビルを見かけたことがないでしょうか? その牛がいる場所こそBULLSのお店なのです。
▲お店へはエレベーターで上がります。
エレベータを降りるとアンディ・ウォーホルの「Double Elvis」がお出迎え。
つい先日オークションで60億円弱で落札されたことでも有名な作品ですね。
アメリカンポップ・アートの代表的なアーティストの作品が出迎えるあたり、普通の焼肉屋さんとは雰囲気が違います。
▲ベランダにもテーブル席が用意されています。
ベランダから顔を出している牛さんは商店街から見える牛さんそのものです。
焼肉屋というイメージとちょっと違う店内、さらに個室も用意されているのが人目を避けたいお客さんに人気がある一因だと思います。
BULLSのメニュー
それではメニューを見てましょう。
▲前菜とサラダ。
お値段としてはやはり麻布十番的な価格です。
▲メインの焼肉部分。
名物はたぶん ”赤身肉の味噌たま”
店員さんにオススメを聞くと真っ先に「味噌たま!」と答えが帰ってきます。
ただ今回は ”ブルズ盛り” をオーダーしてみました。
▲さらにカルビにハラミといった焼肉屋さん定番メニューが並びます。
前菜とご飯
焼肉ですがまずは野菜からといういつもの習慣でサラダを、がっつり焼肉を食べるには炭水化物もセットでという栄養バランスの観点からライスをオーダーしました。
一人分を二人でシェアしたので実際はこの2倍のサイズになります。
これがまた美味しいのです。シャキシャキしたジャコの歯応えとエゴマの香り。
BULLSの隠れた名物サラダです。
▲こちらがライス。
左側がMサイズ。右側がSサイズです。
左側は大盛りのように見えますがこれが普通サイズです。
BULLS盛り
サラダを食べながらお喋りしているうちにブルズ盛りが到着です。
▲肉の各部位が2枚づつ。
5部位が盛り合わせで出てきました。
写真上からウワミスジ、ミスジ、モモ芯、トモサンカク、イチボの順番で並んでいます。
今回は二人だったので2枚を仲良く分ければよかったのですが、それ以上の人数の場合は人数分のセットにしてくれます。
▲肉と一緒に各部位の説明と、実際にどの部位が出てきたかひと目で分かるようなペーパーが付いてきました。
これは分かりやすいですね。
▲つけダレは3種類。
左から普通の甘醤油、オニオンだれ、そして右端がレモンだれです。
▲それでも足りなそうだったので ”赤身肉のわさび焼き” も追加。
特製わさびに赤身肉のブロックを漬け込んだBULLSのオリジナルメニューです。
写真左上が醤油。
食べる直前に醤油をスプレーでシュワッとかけて頂きます。
▲ブロックなので焼き方がちょっと難しいですね。
焼きすぎると肉が固くなってしまいますし。
外側が少し焦げたくらいが食べごろのようです。
本当は前菜なのですがお腹と相談したらもう少し食べたいらしかったので追加で。
一貫で一人前です。
BULLS (ブルズ) の場所
麻布十番駅から商店街の通りを六本木方面に歩いていって暗闇坂や鳥居坂と交わる交差点角のビルの3F。
目印はビルのベランダから顔を出している牛さん。
ビルの1Fにはジェラート屋の「マルゲラ」が入っているのでそれを目印にしてもいいですね。
というか、「BULLS」の後に「マルゲラ」でデザートというのはデートコースとしてもイケてるのではないでしょうか。
逆にけやき坂から十番の商店街を歩いていってもすぐです。
麻布十番らしい落ち着いた店内、お肉の質など高級店なのですが適切なお値段ですし十番でもオススメの焼肉店。
騒がしい酔客が間違って入ってくるお店でもないので、ゆっくりした深夜のデートなどにも最適です。
麻布十番 焼肉BULLS
港区 麻布十番 2-5-1
営業時間:11:30 − 14:30、17:00 − 24:00
定休日:なし