以前、西麻布のちょっと意外な隠れ家的洋食屋さんとして「笄軒(こうがいけん)」を紹介しました。
その記事でも触れた同じ西麻布の「麻布食堂」を紹介しようと思います。
笄軒は比較的最近できたお店ですが、麻布食堂の方はこの地で20年以上経つ老舗の洋食屋さんです。
西麻布 牛坂の麻布食堂
▲西麻布から牛坂をてくてく登り、若葉会幼稚園を過ぎて2つ目の小さな四つ角の辺りに、このように麻布食堂の看板が目に入ります。
ちょっと古めかしい書体の木の看板。
”麻布食堂” という高級なのか本当に食堂なのかよくわからない店名。
でも何となく高級そうなお店の外観。
知らない人は入店をちょっと躊躇してしまうかもしれません。
▲マンションの地下がお店。
西麻布のマンションの地下の食堂。そう思うだけでワクワクしちゃいます。
▲階段を下りるとモダンなエントランスが目に入ります。
何はともあれオムライス
▲20年以上続くお店の名物はやはりなんと言ってもオムライスです。
ソースはケチャップ、デミグラス、ホワイトソースの3種類から選べます。
定番中の定番はケチャップなのですが、今回はデミグラスソースで。
▲中にはご飯がたっぷりないわゆるチキンライス。
鶏肉とタマネギとピーマンが炒めて入っているのですが、ピーマンもタマネギも細かく刻まれているのでピーマンが苦手な人もピーマンが嫌いなお子様でも気にならずに食べられます。
ハンバーグ
洋食屋さんらしいハンバーグも絶品です。
▲ジューシーなハンバーグに濃厚なチーズとソース。
オールドスクールと言ってしまえばそうなのですが、もはや日本の伝統の味ですね。
PR麻布食堂のメニュー
▲店頭の黒板にチョークで書かれたディナータイムのメニュー。以前よりちょっと値上がりし営業時間も短くなっています。
なんとなく懐かしい感じですね。何でもあるタイプの洋食屋さんではなく、自信のある厳選メニューで勝負というタイプ。
実際、行く度に違うメニューを頼むのではなく、好きなメニューが決まったら毎回同じものを食べたくなってしまいます。
▲味のある表紙のメニューを開いてみます。
外のメニューと書かれている内容は変わりません。
洋食セットの詳細や大盛りの値段が書かれているくらいです。
(メニュー、価格は取材時のものです)
麻布食堂の店内
▲6人用の大きなテーブルが一つ。
家族やグループでの食事にぴったりですね。
▲あとは4人用のテーブルが数席とキッチン前のカウンター席が5席です。
ほとんどが近所の方か近くに勤める人なので、騒ぎ立てるようなお客さんもおらず、静かに優雅にでも気取らずに洋食をいただけるお店です。
▲店内の調度品も昭和な高級品という感じで落ち着いています。
そもそも開店して二十数年なので古すぎず新しすぎず、ちょうど良い感じで時間が流れてきたお店です。
こうしたお店の雰囲気とあのオムライスが人気の秘密なのですね。
▲この麻布食堂、知名度も人気もあるのですが、やはりどこか知る人ぞ知るという面があります。
PR麻布食堂の場所とアクセス
雑誌や各種メディアでは ”広尾の” と紹介されることが多いのですが、ここは紛れもなく西麻布。
▲最初の方にも書きましたが牛坂をほぼ登りきった辺りです。そのまま真っすぐ進めば日赤通りに突き当たります。
広尾駅からはちょっと遠いですね。「ブレッド&タパス 沢村」や「笄軒」や「パネッテリア カワムラ」のさらに先の坂の上ですから。
でも麻布食堂まで来て名物のオムライスでランチをいただいたら「麻布昇月堂」でお菓子といったディープ麻布ツアーなどいいかもしれませんね。
麻布食堂 基本情報
店名 | 麻布食堂 |
住所 | 港区西麻布 4-18-1 |
最寄駅 | 広尾駅、六本木駅 |
定休日 | 日月祝 |
営業時間 | 11:30 − 14:00 (ランチ)、17:30 – 21:00 (ディナー) |