東京タワーの真下にありながら看板も何もなく、知らなければそこがレストランだとも気づかれないいかにも隠れ家然としたフレンチレストランのタワシタ。
以前は住所も予約の電話番号も非公開の、紹介制のレストランだったのですが、今は住所も電話番号も公開されているので、誰でも訪れることができるようになりました。
(住所は紹介しますが予約の電話番号はタワシタのホームページで確認してください)
東京タワーの下だからタワシタという安直なネーミングは一種のユーモアで、味の方は本格的なフレンチ。だからみんな大切な人と大切な時間を過ごせる大切なお店として大事にしてきたのでしょう。
予約をする時は窓際をリクエストしてみましょう。
平日なら特に混むこともないのですんなり予約できると思います。
目の前にはライトアップされた東京タワー。眺めながらのワインも料理もまた格別です。
逆に窓際以外は東京タワーはあまり見えないので、料理や会話に集中したい時はそちらの方が良いかもしれません。
前菜やメインはその季節、その日に入る食材でお薦めが変わりますが、凝ったデザートには特に注目です。
コースはまずスープから。ジュースのように見えますがこれはキャロットスープです。
ニンジンの甘さが美味しいです。
続いてサラダ。
どれも凝った料理が続きます。
メインはお肉。
〆はカレー。
これはタワシタの名物。フレンチなのになぜカレー? 疑問を感じたらお店の人に尋ねてみましょう。
きっと丁寧に教えてくれるはずです。
そして最後にデザートです。
正統派フレンチとは違ったモダンでオリジナルないかにも麻布なスタイルのフレンチです。
昼間はこのように何の変哲もない雑居ビル。東麻布でよく見かけるようなオフィスビルです。
閉まっているシャッター右隣が入口でこの中を覗いてみると・・・
タワシタの店名が。昔はこれすらなく意味ありげなロゴが描かれていただけ。
お店にはエレベーターで2階に上がります。
そして、夜になって営業が始まるとこのように雰囲気が一変。
2階がタワシタです。向かって右側のテーブルが店内の他のテーブルとはちょっと離れていて、さらに東京タワーも近く見えるベストポジションです。
1階にも何やら雰囲気良さげなバー? レストラン? が見えますが、これはまた別の機会に。昼間はシャッターで閉じられていたお店ですね。ここは夜から深夜3時まで営業している隠れた有名店なのですが。
美味しいフレンチとワイン、雰囲気最高な眺望でデートにもぴったりなタワシタ。
赤羽橋から桜田通りを飯倉方面を400mくらい。スーパーマルエツの先の角、東麻布歩道橋の手前を右へ入った裏手にあります。
また東京タワー側から駐車場の裏口を出て、東京タワースタジオ横の坂道を下っていけば目の前にタワシタのビルが現れます。東京タワーデートの後のディナーにも最適な場所です。
港区東麻布1-9-3
定休日:日・祝
営業時間:18:00〜23:00