上品でおシャレ、でも実力派。ザルにまでこだわりが見えるお蕎麦の隠れた名店、西麻布の「蕎麦たじま」

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西麻布 蕎麦たじま

西麻布といっても広尾に近い西麻布にあるお蕎麦屋さん「蕎麦 たじま」にお邪魔してきました。

西麻布には以前にも紹介した「おそばの甲賀」もありますが、「たじま」も甲賀同様に上品でおしゃれなお蕎麦屋さんです

和モダンなインテリア

▲前述した通り、インテリアのコンセプトも甲賀と同様の和モダンスタイルです。

店内は基調となる木の風合いと行灯風照明の和紙のあたたかみが華美な装飾を削ぎとしたシンプルで上品な空間としてまとまっています。

いかにも西麻布の隠れ家という雰囲気なのですが、決っしてお高くとまっている感じがしないのは、スタッフの方々の誠実な接客の為せる技でしょう。

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平日ランチメニュー

▲初めて訪れるお蕎麦屋さんはやっぱりシンプルなもり蕎麦からでしょう。

というわけでもり蕎麦をオーダー。しかし、それだけでは物足りないので、「天丼ともり蕎麦」のセットをオーダーしてみました。

たじまの天丼ともり蕎麦セット

▲まず最初に運ばれてきたのは天丼です。

セットなので小ぶりな天丼を想像していましたが、エビ2、茄子、ししとう、レンコンと揚げたての天ぷらがどーんとのった見るからに美味しそうな立派な天丼です。

▲味も甘すぎず、辛すぎずの天つゆが程よく沁みていて美味しく頂きました。

▲そうこうするうちにメインのお蕎麦です。

▲写真をよく見ていただくとわかるのですが、蕎麦の太さが均等ではないものが混じっていたりして、手打ち蕎麦ぽさが伝わります。そこがまたお店の自慢の蕎麦のようです。

また、私はわさびが大好きなのでたっぷりわさびも嬉しいです。こちらの味も大変満足いくものでした。

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蕎麦湯だって美味しい

▲あっという間に結構なボリュームの天丼もお蕎麦も頂いたら、最後に蕎麦湯が出てきました。これを飲まないと終わりませんね。

満腹感で満たされながらいただく蕎麦湯は格別です。至福の時間を過ごすことができました。

こちらの店主たじまさんは、創業100年を超え昨年惜しまれつつ閉店してしまった森下の「京金」と「本陣棒」で修業をされたそうです。
更にご実家もお蕎麦屋さんということですから間違いないわけです。納得しました。

ざるがすごい

▲どうでもいいことなのですが、お蕎麦が盛られていたざるは、テーブルに水が漏れることのないすごい機能的なざるでした。

ざるの下に何か受けがあるのかと思っていたけれど、そんなものはなく、しかしながらテーブルに1滴も水が垂れていない!

密度の濃い編み方の蕎麦用ざるなんでしょうね。きっとこのざるも店主のこだわりに違いないと、まじまじと観察してしまいました。

天丼は平日だけ

▲蕎麦たじまは日曜日はお休みですが、土曜日は営業しています。

しかし、私が今回オーダーした天丼とお蕎麦のランチメニューは土曜日はやっていないそうです。こ
のランチメニューが食べたい方は平日に訪ねてみてください。

天丼以外にそぼろ丼、炊き込み御飯とのセットメニューがありますので今度はそちらをチャレンジしてみる予定です。

蕎麦たじまの場所とアクセス

旧テレ朝通りのかなり広尾寄り、しかも外からはそば屋と判別できないような店舗です。まさに隠れ家。

最寄り駅は広尾駅または六本木駅。広尾からの方がちょっと近いかなぁという感じです。

▲東京メトロの広尾駅3番出口から外苑西通りを青山方面に歩き、「笄小学校西」の信号を右折して北条坂を上がります。交番とファミマコンビニのある「愛育病院前」交差点に出たらそこを左折してすぐ左側にあります。

六本木からならヒルズのけやき坂を上まで登ると旧テレ朝通りです。そこを六本木通りとは反対の左に曲がってひたすら真っ直ぐ道なり。10分ほど歩けば愛育病院前の交差点です。

▲とにかくお店があるということがわかりにくいので通りすぎないようにご注意を。店の右側に控えめに店名とメニューが掲示されています。

愛育病院前の交差点を仙台坂方面に少し歩けば現代アーティストの村上隆が主宰する「カイカイキキギャラリー」が、木下坂を10m下れば「有栖川宮記念公園」あるというロケーションでもあるので、ここでお昼をいただいてからアート巡りや公園デートに出かけるのもよいですね。

蕎麦たじま 基本情報

店名 蕎麦たじま
住所 港区西麻布 3-8-6
最寄駅 広尾駅、六本木駅
定休日 日曜日/第2月曜日/最終月曜日
営業時間 11:30 − 14:30 (昼)
17:30 − 21:30 (夜。日曜祝日は20:30まで)
予約 予約可 (電話予約)
喫煙状況 全席禁煙
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