屋根なしバスで港区観光 スカイホップバス

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都内で屋根のない赤い観光バスが大勢の観光客を乗せて走っているのを目にしたことがあると思います。

決まったコースを巡るタイプもあるのですが、運行ルート内なら乗り降り自由な「スカイホップバス」という、港区内の主な観光スポットをぐるっと廻ることができる便利な観光バスがあります。

予約不要で発着場で24時間有効のチケットを買って乗り込むので、親戚が急に上京したとか、週末にプチ旅行デートを楽しみたい時など便利だと思います。

いくつか3つコースがあり発着場も重複しているので、例えばミッドタウンから出発してお台場で遊んで、最後にスカイツリーまで行って帰ってくる・・・そんなルート設定も可能です。

東京ミッドタウンから出発!

どこから乗り始めるかは自由なのですが週末のプチ旅行を想定して、六本木・お台場コースの東京ミッドタウン発着場から乗ってみましょう。

夏の間、このコースは午前、午後、夜各1本と便が少なくなるので、時間に間に合うようミッドタウンの発着場へ。なお発着場はミッドタウン・ガーデンと檜町公園の間です。
ここで待っているとほぼ時間通りに赤い観光バスが到着します。到着したら係員から24時間有効の一日券(3,500円/大人)を買って乗り込みます。席は2階部分のみ。座席指定も無いので好きな席に座ります。
また屋根がなく天気の影響を受け易いので服装には気を配りましょう。

ミッドタウンを出発して次に行先は六本木ヒルズ。

普段見慣れた六本木の街ですが2階の高い位置から眺める光景はまたいつもと違って新鮮ですね。

まずこの辺りでインバウンドの観光客の人達がざわざわしてきます。
バスは森タワー1階の発着場に止まり次の目的地へ。

次は東京タワー!

東京タワーの真下が発着場なので見上げるとウワッとなります。
またこの発着場から多くの観光客が乗り込んできます。午前中に東京タワー見物した観光客がどっと乗り込んでくるからです。なのでミッドタウンか六本木ヒルズから乗って好きな席を確保しておきたいですね。

東京タワーを出発したらぐるっと日比谷通りを周ってお台場を目指します。

首都高速に入るまでは東京タワーが左に見えたり右に見えたり忙しいです。また人通りも多いので歩行者の視線も感じるあたりです。

お台場へ!

首都高速には芝公園のランプから入ります。

首都高を走る時はこんな感じ。普段首都高を使う時は防音壁に景色が遮られますが、2階からだと首都高脇のビルまでしっかり見えて、これもいつもと違う光景。

高速ではそれなりの速度で走るので風で帽子や荷物が飛ばないよう気をつけたいです。

浜崎橋のジャンクションを過ぎたらいよいよレインボーブリッジです。

左右が海、左手にはスカイツリー、振り返れば東京タワー、しかもオープントップで遮るもののない景色。

このコースの白眉ですね。このためだけにスカイホップバスに乗った価値があるというものです。

このコースのルートはこの後フジテレビ前、ダイバーシティ、ヴィーナスフォート、有明のワシントンホテルといったお台場の各所に停まりながら、ららぽーと豊洲、歌舞伎座前を周って終点の丸の内三菱ビルに戻ります。


六本木・お台場コースでそのまま乗り続けることもできますがせっかくなのでお台場で下りて、「お台場コース」に乗り換えてみます。
こちらのコースは「六本木・お台場コース」より便数が多いので、お台場でランチをして乗り換える乗り継ぎがオススメです。

「お台場コース」も後半は「六本木・お台場コース」と同じなので、お台場から先は港区から出て新しい豊洲市場などを通って次は歌舞伎座へ。

歌舞伎座の次はそのまま晴海通りを進んで三越前。

最後は丸の内、終点です。

ここでもう一度「六本木・お台場」コースに乗ればミッドタウンや六本木ヒルズに戻れますし、時間があれば「浅草・スカイツリー」コースに乗り換えて浅草やスカイツリーを目指すことも可能です。

スカイツリーコースはスカイツリー発の最終が18:30くらいなので、丸の内発17時のスカイツリー行きに乗れば問題なく戻ってこられます。

真夏や真冬の気候が厳しい時期はちょっと躊躇してしまいますが、春秋の天候が良い時期は屋根のない2階建てバスというのは本当に気分が良い体験です。

価格がちょっとという気もしますが、都内をいつもと違った景色で小旅行もなかなか良いものです。

 

スカイホップバス
運行日:毎日

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